昨日2025年3月2日の栽培記録(2メートル以上に成長したモンステラシエラナ、剪定前の記録)でご紹介したモンステラシエラナに引き続き、斑入りのモンステラ(モンステラボルシギアナセブブルーミント)も2メートル50センチのマンションの天井まで到達してしまいましたので、剪定前の記録写真を掲載しておきます。本株は2023年4月29日(過去の栽培記録はこちら)より栽培を開始し、約1年10ヶ月で2メートル50センチの天井に到達しました。こちらのモンステラもいよいよカット(剪定)となります。
目次
2m50cmの天井に届いた巨大な斑入りのモンステラ、剪定前の記録(2025年3月3日の様子)
一つの株に緑斑と白斑が入る貴重な斑入りのモンステラなのですが、写真をご覧いただくと分かる通り、緑斑は成熟すると共にほとんど分からなくなってしまいます。新しい葉が開いた時の緑斑はとても鮮やかで美しいのですが、成熟した大株に成長すると緑斑は目立たなくなります。

天井のシーリングファンの羽を超えてしまいました。これにて本株につきましても栽培の限界に到達しました。

新しい観葉植物を迎え入れたいので、スペース確保の為、既存の観葉植物を売りますという個人販売を行う方々をよく見かけますが、大きく成長しすぎてこれ以上の栽培は無理なので、株分け販売しますという人が増えてくれると、育てている人も育てられている植物も幸せになれるんじゃないかなと思います。
成熟したモンステラはとても立派で、成熟させてあげないと本当の草姿が見えてきません。私は大きく成熟したモンステラのみを株分け販売していきたいなと思っています。一般人が生産者さんや園芸店さんと同じ様に株を仕入れて販売なんてしていたら、家中未熟で元気の無い株で溢れ返り、多頭栽培崩壊してしまうのではないでしょうか?とよく思います。フリマサービス等に陳列する植物の表情を見ていると、どの様な栽培環境でどの様な人に扱われてきたのか?不思議と育てている人自身の姿もよく見えてきます。子を見れば育ての親の姿が見えるのと同じ感じです。
白斑部分。写真では白斑に見えてしまうんですけれど、間近で確認するととても鮮やかなミント斑をしています。


トップの気根です。まだまだ上に登りたい気持ちが伝わってくるのですが、このままの状態でこれ以上の栽培は無理なので、いよいよカット(剪定)です。この株も育て切りました。

モンステラを大きく育てる為には、当然の事ですが小さい株のうちにカット(剪定)してしまっては大きく育てる事はできません。カット(剪定)は一瞬ですが、大きく育てる為にはとても長い年月が必要です。また成熟するまで育ててあげないと、その株本来の葉姿が見えてきません。私がモンステラを大きく成長させる為に気にしているポイントについては、以下のページでまとめております。
この株はどうカット(剪定)しようかなと検討中です。次回の栽培記録ではカット(剪定)の様子をモンステラボルシギアナセブブルーミントの栽培記録ページでご紹介致します。
モンステラボルシギアナセブブルーミントの栽培記録
Plant Cultivation Record
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラボルシギアナの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
モンステラボルシギアナの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラセブブルーミント
Monstera Borsigiana Cebublue Mint

Types of Monstera
モンステラの種類
私が現在栽培しているモンステラの種類は、一般的な人気の種類(モンステラデリシオーサ、モンステラボルシギアナ)と、その他の種類(sp. ペルー、アカコヤグエンシス、アクミナータ、アダンソニー(マドカズラ)、エスケレート、オブリクア、サブピンナータ、シルテペカナ、スタンデリアナ、スプルセアナ、ドゥビア、ピナッティパルティタ、レクレリアナ)です。それぞれの詳細については、以下のページでまとめています。