冬のモンステラの室内栽培で必要となってくるのが湿度、風、光、そして温度です。夏の屋外栽培と異なり、冬の室内栽培は、モンステラ等観葉植物の成長に必要な湿度、風、光、温度が不足しがちです。そこで私が冬の室内栽培で行っている湿度、風、光、温度の対策についてご紹介させていただきます。以下でご紹介する内容は、私の栽培環境下の対策となります。同じ対策が皆様の栽培環境下でも有効となるとは限りませんので参考情報としてご確認いただけたらと思います。
目次
冬の室内栽培環境の問題点と対策
私の冬の室内環境下における成長期との問題点と対策は以下の通りとなります。
冬の栽培環境における主な問題点
- 湿度が低い
- 風が無い
- 光が足りない
- 温度が低い
問題に対する対策
- 加湿器で湿度を上げる
- シーリングファンで24時間室内の空気を動かす
- 植物育成ライトと併用して窓用フィルムシートを使って、室内を明るくし日差しを取り込む事で温度を上げる
冬の室内栽培環境の問題点に対する具体的な対策
冬の室内栽培環境の問題点に対する私が実践している具体的な対策についてご紹介させていただきます。
対策
01
乾燥した冬の室内環境の湿度を加湿器で高めて観葉植物に潤いを与える
モンステラ等の観葉植物を栽培する冬の室内環境はとても乾燥します。私がモンステラを栽培している鎌倉方面の成長期(5月、6月、7月、8月、9月、10月)の湿度は70%以上あります。これに対して冬の停滞期は、加湿器を設置しない状態だと50%前後までに落ち込んでしまいます。そこで、24時間加湿器を使って室内の湿度を60%~70%に保つ様に心がけています。また暖房は乾燥を促進してしまうのと、私がモンステラ等の観葉植物を育てている部屋は、冬場暖房無しでも15度以下には下がらない為、暖房は一切使いません。暖房を使う事で急激な寒暖差や湿度の高低は、モンステラ等の観葉植物にはストレスだと思う為、暖房の使用を避ける様にしています。
対策
02
冬の観葉植物の室内環境はファンで停滞しがちな空気を動かす
モンステラ等の観葉植物を栽培する冬場の室内は、空気が停滞しがちです。私は植物の専門家では無いので、風が植物に与える影響については詳しくしりませんが、淀んだ空気よりも葉が揺れるか揺れない程度の空気の流れがあった方がモンステラ等の観葉植物はよく育つ気がします。サーキュレーターを使って風が植物に直撃してしまうとそれはストレスになってしまうと思うので、天井にシーリングファンを取り付けて、24時間部屋全体の空気が動く環境を整えています。
対策
03
植物育成ライトだけでは観葉植物の光は足りない!窓用フィルムで室内の光量アップ
モンステラ等の観葉植物を栽培する冬場の室内は、育成に必要な光が不足しがちです。不足した光を補うために植物育成ライトを使う方が多いと思いますが、私は植物育成ライトと合わせて窓用のフィルムシートを併用する様にしています。レースのカーテンだとどうしても光量が少なくなってしまいますが、窓用のフィルムシートだと外からプライバシーを確保しながら、部屋に沢山の太陽光を取り込む事ができます。冬でも暖かい太陽光を取り込む事ができている為、我が家のモンステラは成長がとても早いのかもしれません。また、窓用のフィルムシートは太陽光を部屋によく取り込める為、明るいというメリットと合わせて、晴れた日には部屋の温度もとても上がります。曇りやお天気が悪く寒い日が続く雪国では、窓用フィルムシートの威力は発揮できないかもしれませんが、私がモンステラを栽培している鎌倉方面ではとても威力を発揮してくれます。