モンステラにおすすめの用土

モンステラにおすすめの用土を説明するにあたり、分かりやすく「鉢植えで使っている土(用土)」、「支柱で使っている土(用土)」、「地植えで使っている土(用土)」の3部構成でまとめてみたいと思います。以下をご確認いただけると分かりますが、私はモンステラ栽培において、「モンステラ栽培に適している用土はこれだ!」と力説するほど、用土にこだわった事がありません。しかし、栽培記録をご確認いただければ把握できる様に、モンステラたちが早く美しく大きく育て上げた実績があります。

鉢植えで使っている用土

モンステラを早く美しく大きく育てるのに致命的な行為となってくる事は、栽培環境を大きく変えてしまう事です。頻繁に植え替えを行う、植え替えの度に用土の配合が違う、様々な用土に切り替えてしまうといった行いはモンステラ栽培の大きな妨げになってしまいます。モンステラを早く美しく大きく成長させる為には、地に根を大きく張り巡らせる必要があります。その為に必要となってくるのは自然界に近い有機質の土となります。私はモンステラの栽培において、Amazonで購入できる観葉植物の土しか使った事がありません。この土がモンステラ栽培において最高の用土なのか?は分かりません。しかし、この用土を使って1年でモンステラを2メートルまで育てた実績があります。私がモンステラを栽培している環境では、Amazonで購入できる観葉植物の土が適している事は、成長したモンステラを見る限り間違いありません。また繰り返しになりますがこの用土は、私の栽培環境下でとても適した用土です。ぜひ皆様においても、自らの栽培環境下において、モンステラ栽培に実績が出る用土を見つけてくださいませ。

支柱で使っている用土

モンステラを早く美しく大きく育てたいのであれば、用土を使って元気で健康な根を作る事です。モンステラの根は、鉢植えであれば植木鉢の中だけに伸びるのではありません。モンステラが根を伸ばせる支柱を立ててあげれば、植木鉢に根を張り巡らせる必要が無い為、とても小さな植木鉢でもモンステラは育てる事ができます。また、どんなに優れた用土を準備しても、根腐れしてしまったらモンステラを早く美しく大きく育てる事は不可能です。そこでモンステラを育てる支柱に、根腐れし難く、肥料も備蓄できる用土を使えば、モンステラを短期間で大きくさせる事ができます。早く美しく大きく育つモンステラは、イモムシの脚の様に支柱の中へ隙間なく気根を伸ばし、支柱の中に元気で健康な根を生やします。私が支柱の中に入れて使っている用土は、ココチップ(ヤシガラ・ハスクチップ):赤玉土(中粒):軽石:鹿沼土が、3:2:2:1ぐらいの割合になるようにブレンドして利用しています。詳しくは以下ページの支柱の中の用土に関しての見出し部分でまとめています。

地植えで使っている用土

モンステラに限らずどの植物も同じですが、根をシッカリ、ガッチリと地中に生やす事によって元気で上部な幹を育む事ができます。なので必然的に鉢植えよりも地植えの方がモンステラは大きく育つ事になります。私は湘南エリアのマンションでモンステラを育てています。地植えのモンステラたちが使っている用土は、マンション新築時の廃材が混ざる用土です。モンステラを地植えで育てるのに、庭の土を掘り返すと、巨大な岩、針金、軍手、ビニールテープなどありとあらゆる廃材がわんさかと出てきます。しかしモンステラたちは早く美しく立派に大きく成長します。また、地植え栽培では支柱を使っていません。地植え栽培のモンステラたちは壁やフェンスを登って巨大化しています。

温室で巨大に成長したモンステラデリシオーサ(葉にあく穴の数が多い)

用土はこれがいいと決めつける物でも無く、これでなくてはならないと決めつける物でも無く、自らの栽培環境に合った用土を見つけ、それを長く使い続ける事がモンステラの立場になるとよい事なのではないでしょうか。

有機質、無機質どっち?モンステラ栽培で使う観葉植物の用土

私はモンステラをより自然界に近い状態で、早く美しく大きく育てたいと思っています。なので鉢植え栽培で使う用土は、自然界に近づける為に有機質の用土を使っています。また、モンステラを早く美しく大きく育てるのにとっても役立つのが支柱になります。私はモンステラ栽培の支柱に透水管(ネトロンパイプ)のみを使っています。この支柱の中に入れている用土は、無機質寄りです。自然界の環境を意識して育てるのであれば、用土は無機質では無く有機質では?と思う方もいらっしゃるかもしれません。有機質の用土で厄介なのが根腐れです。植木鉢であれば根詰まり、根腐れが発生したら植え替えで済みますが、支柱の中で根詰まり、根腐れが発生してしまうと、モンステラを支柱から外さないとならない為、手間のかかる作業になるのと、モンステラにもストレスを与えてしまう事になってしまいます。なのでモンステラ栽培での支柱に使う用土は、無機質寄りとなっています。モンステラ栽培における用土の有機質、無機質の考え方について、以下に整理致します。

モンステラを大きくしたい!1年で早く美しく大きく育てた実績とポイント

モンステラを早く美しく大きく育てる方法についてご紹介いたします。モンステラを大きく育てたいとお問合せいただく方々の中には、フリマやオークションサービスで、誰よりも早く美しく大きく育てたモンステラを販売したいという人もいらっしゃいます。しかし、販売を目的に大きく育てたいという人と、命を大切にしながら栽培を目的にモンステラを大きく育てたいという人では、不思議と後者の方の方がモンステラを美しく大きく育てる事ができています。モンステラを大きく成長させる方法は、SNS、Youtube、ホームページなど、国内外の情報を眺めていると、とても様々な情報が出てきます。それらの方法でもモンステラを大きくできるのかも?しれませんが、自然界で生息しているモンステラは、人の手によってカット(剪定)されたりする事なく大きなに成長しています。また、モンステラを大きくする方法について解説している動画やページでは、力説ばかり目立ちますが、立派な温室では無く、実際に一般の家庭環境で大きく育ったモンステラの栽培実績が出て来ないのも説得力がありません。自然界と一般家庭であれば、当然自然界の方が生育環境としては勝るとおっしゃる方々も大勢いらっしゃいますが、私は湘南エリアのマンションで、モンステラデリシオーサであれば、一枚ののサイズが1メートルを超えるまで、モンステラボルシギアナであれば、一枚ののサイズが70センチを超えるまで実際に現在も育て上げています。モンステラボルシギアナについては、2年以内に小さな苗から、全長が2メートルを超えるまで育てた栽培実績もあります。これらの栽培の記録は全てモンステラの栽培記録に時系列に分かりやすく、ありのままの事実が把握できる様にまとめています。本ページでは、モンステラを早く美しく大きく育てるポイントについて、実際に早く美しく大きく育ったモンステラの栽培実績紹介と合わせまして分かりやすくご紹介いたします。