2024年9月14日、私のモンステラの写真がメルカリで勝手にモンステラの販売用に不正利用されました。しかも私の写真を勝手に使い販売されていたモンステラが販売済みとなってしまいました。自ら育てたモンステラでは無い他人のモンステラの写真を使いモンステラを販売し収入を得るなんて極めて悪質な著作権違反です。メルカリで商品販売するのであれば(インスタ等、SNSでの情報発信もそうですが)、全ての写真は出品者自らのオリジナルであるべきであり、参考写真として掲載するのであれば自ら育てたモンステラの写真を掲載するべきなのではないでしょうか?他人の写真を利用するのであれば、当然該当写真を保有する本人の使用許諾は必須であり、購入者に誤解を招かぬよう出品株とは別物である点を強調すると共に、写真の引用元を掲載するのが一般的な考え方ではないでしょうか。今回の問題について、仕事の合間に時間をかけて文書にしたり、弁護士さんへの照会も面倒でいちいちしたくなかったのですが、他人の写真を勝手に不正加工利用し、その写真をメルカリで不正利用し収入を得るとんでもない著作権違反をする出品者がいる事を皆様に知っていただくと同時に、同じ過ちが二度と発生しないよう再発防止の為にも本ページをまとめさせていただきました。なお今回の出品者は、著作権違反だけでなく氏名権の侵害、商標権または商号の不正使用、信用毀損や名誉毀損にも該当する可能性があるとの事です。詳しくは以下内容をご確認ください。

著作権違反とは?どんな罪?

著作権違反とは、例えば他人の写真を本人の許可なく無断で利用する事です。著作権違反は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金がある重たい罪です。今回発生した悪質な著作権違反について以下にまとめています。

今回発生した著作権違反について

今回発生した著作権違反を行っている出品者は、他人(私)のモンステラの写真のクレジットを見えない様に意図的に加工し、その写真をメルカリ上で使って出品者自身が所有するモンステラの販売を行い収入を得ていました。今回発生した著作権違反は、私の写真を勝手に使うだけでなく、その写真を利用してメルカリ上でモンステラを販売し収入を得るという極めて悪質な著作権違反です。

参考写真でも他人の写真を使うのは著作権違反です

「参考写真であれば他人の写真を許可なく使っても大丈夫なのでは?」という考えは間違いです。ましてやメルカリでモンステラの販売を行うのであれば、親写真、参考写真等含めて、全て自ら育てたモンステラの写真を使うべきです。自らの所有物では無い他人の写真を使い商品を販売し、購入者が他人の写真が決めてとなって商品を購入してしまった場合、詐欺被害にあったとみなされる可能性もあります。

メルカリで発生した著作権違反の経緯

今回発生したメルカリ上での著作権違反発覚からその後の経緯について以下にまとめさせていただきます。赤い(ピンク)背景の網掛け箇所は、私の写真がメルカリ上で勝手に不正利用されモンステラが販売されていた間の期間。青い(水色)網掛け箇所は、私の写真が勝手に使われ出品されていたモンステラを購入してしまった購入者さんか、私がXで投稿した著作権違反の被害報告内容を見て”詐欺被害にあってしまったのではないか?”と不安になりながら著作権違反を行った出品者との間でやりとりが発生していた期間の記録です。

2024年9月14日(土曜日)夕方

著作権違反の通報

本サイトの問い合わせフォームおよびXのDMに、「私のモンステラシエラナの写真が不正利用されているのでは?」というメッセージが複数届きました。メルカリ出品時のURLは既に著作権違反者によって削除されてしまい存在しないのですが、皆様からいただきました不正出品されていたメルカリ上のURLを当時のエビデンスとして記載させていただきます( https://jp.mercari.com/item/m81177258111 )。

上記写真は著作権違反された写真のオリジナルとなります。私の写真である事を証明する為、写真の右下にクレジットを入れているのですが、以下の私の写真が不正利用された出品写真からは意図的にクレジットが削除されている事が確認できます。

またクレジットだけでは私の写真である事を証明するのには弱いと思い、私が撮影する多くのモンステラの写真には一枚板を入れる様にしています。モンステラが写る写真になぜ一枚板も一緒に入れているのか?一枚板の木目は唯一無二であり、同じ模様は世界に二つとして存在しないため、モンステラと一緒に一枚板を入れる事でたとえクレジットが削除されたとしても、私の写真であると断定できます。また写真に写っている一枚板は、神代楡と呼ばれる樹種です。ここまで幅広で杢目がのった神代楡の一枚板はとても貴重な為、以下の通りじゅん散歩というテレビ番組にも出演した程です。世界中探しても保有しているのは私だけです。

この様に万が一著作権違反の被害にあっても、写真に唯一無二な情報をあらかじめ意図的に仕込んでおく事により、確実に100%私の写真である事が証明できる様にしていました。

2024年9月14日(土曜日)夜

著作権違反発生の注意喚起

あまりネガティブなネタを投稿したく無かったのですが、他人の写真を使ってメルカリで自らの商品を販売する行為があまりにも悪質であると感じた事と、複数の方々から私の写真が不正利用されているという通報が入った為、Xに著作権違反が発生している事を投稿しました。他人の写真を使ってメルカリで自らの商品を販売する行為は、満場一致で許されるべきで無いとの反応が以下の通り得られています。

アイコンとニックネームをコロコロと変える出品者であることと、該当商品は削除されてしまっている為、記載されているURLからも著作権違反を行った出品者本人は、Xの投稿内容からは特定できなくなってしまっています。

2024年9月15日(日曜日)早朝

著作権違反が行われていたメルカリ上の商品がSOLD OUT

私のモンステラの写真が勝手に利用され販売されていたモンステラが売切れとなってしまいました。売切れとなった途端、本サイトの問い合わせフォームおよびDMから再び皆様から沢山のメッセージや画面キャプチャをいただき販売済みとなってしまった事に気が付きました。著作権違反発覚時もそうですが、皆様本当によくチェックされていらっしゃるなと驚きです。今回著作権違反を行った出品者は、皆に目を付けられる程信用できない取引を今まで行ってきているのかもしれません。以下の写真は、私の写真が不正利用され販売されていたモンステラが売切れとなってしまった際に撮られた画面キャプチャとなります。通報にご協力くださいました皆様、大変ありがとうございました。

2024年9月18日(水曜日)午前中

購入者さんからの詐欺被害の連絡

著作権違反が発生していたモンステラを購入してしまった購入者さんから、2024年9月14日(土曜日)に投稿したXの内容に気が付き、著作権違反が発生しているモンステラをメルカリで購入してしまった事で詐欺被害にあったのではないか?と不安になり本サイトの問い合わせフォーム経由で連絡が入りました。著作権違反者である出品者本人と不正利用され販売されていたモンステラを購入してしまった購入者さんとの間で繰り広げられたメッセージも全てエビデンスとしていただきました。アイコンと出品者名を頻繁に変更している出品者なので伏せなくてもよいかも?とも思いましたが、念の為、出品者および購入者のアイコンとニックネームは伏せさせていただいております。

案の定、出品者は逃げる様に本商品を出品リストから2週間後に削除してしまった為、出品者と購入者の間で繰り広げられたメッセージのやりとりも削除されてしまったそうなのですが、やりとりの内容は購入者さんによって全てシッカリと記録されています。詳しい全てのやりとりの内容は、画面キャプチャにて私の手元に購入者さんより届いているのですが、本内容は私の著作権違反の問題とは別で、出品者と購入者のやりとりとなりますのでこの場でのメッセージ全文の公開は控えさせていただきます。

メッセージ内容を確認すると出品者自ら著作権違反を認めているのにも関わらず商品を売り切ってしまう出品者に驚きです。外部から著作権違反を指摘されたのなら売る以前に出品者自ら出品を取り下げ、取引をキャンセルするべきではないでしょうか。

2024年9月19日(木曜日)

商品の到着と「残念だった」評価の投稿

著作権違反され販売されていたモンステラが購入者さんの元に届き、出品者に対してクレームを入れメルカリ上での「残念だった」評価の投稿を行ったそうです。ここでの著作権違反を行った出品者とその商品を購入してしまった購入者さんとのメッセージのやりとりが残っているのですが、著作権違反を行った出品者は、商品発送時から商品到着時の2日間の間にアイコンやニックネームが頻繁に変更されとても怪しいと感じていたのと、著作権違反を行った出品者から、”評価を行う前に一報が欲しい”とのメッセージが入った事にも不安を感じ、購入者さんは不審な出品者から偽物のモンステラシエラナを購入してしまったのではないか?ととても不安になられてしまったそうです。

そして著作権違反を行った出品者からは評価の返事が無いまま2週間が経過する事となってしまったそうです。

2024年10月3日(木曜日)

「残念だった」評価の取り下げと出品者によって逃げる様に削除された商品情報

購入者からメルカリ事務局へ連絡したところやりとりが終了となり出品者側に「残念だった」評価が付いたそうですが、その後すぐに出品者からメルカリ事務局へ連絡が行き「残念だった」評価が取り下げられると同時に、購入した商品情報も削除されてしまった為、やりとりしたメッセージがメルカリ上から全て削除されてしまったそうです。

メルカリ上の規約には、以下の通りメルカリサイト外に記載された文章や画像を無断で使用する事はNGと記載があるのにも関わらず、「残念だった」評価がメルカリ事務局によって取り下げられた理由が不明です。今後もメルカリは、今回と同じ様に他人の写真を勝手に使われた商品が販売済みとなり、残念だった評価が付いてもメルカリ事務局によって削除されるのでしょうか?

メルカリではトラブルの原因となるため他会員の画像やメルカリ外の文章/画像などを無断で使用することを禁止としています。

事務局が禁止行為に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。

しかし、他人の写真を利用してまでもモンステラの販売を行うとても残念な出品者である事は明らかであり、出品者が著作権違反をしてまでもメルカリ上で収入を得ていた全てのエビデンスが私の手元には揃っています。

著作権違反で販売されていたモンステラの現在

私の写真が勝手に不正利用され販売されていたモンステラですが、本モンステラを購入された購入者さんとコンタクトが取れた為、私の方で栽培させていただこうと思い購入者さんから譲り受けました。本モンステラはシエラナとして私のシエラナの写真が勝手に不正利用され販売されていたのですが、果たして本当に本物のシエラナなのか?私の方で立派に育て上げ確認したいと思います。

購入者さんから譲り受けたモンステラシエラナ

私のモンステラの写真を不正利用しメルカリ上でモンステラを販売していた出品者から届いたモンステラシエラナです。ポストに届いたそうなのですが、メルカリでモンステラを購入するとポストに届く?事があるんですね。私はメルカリもヤフオクもまったく行わないので、こんな状態でモンステラが販売されている事を初めて知りました。

切断されわずかに残る根元の気根には、水苔とラップが巻かれ、葉や葉柄部には綿が置かれていたそうです。長時間狭い箱の中に閉じ込められていたので元気が無い事は分かるのですが、めちゃくちゃ苗が細く、めちゃくちゃ徒長しています。きっと購入当初からメルカリで販売される事を目的に狭く暗い場所で育てらてきたんだろうなという事がとてもよく伝わってきます。ちなみにこの出品者が出品している他のモンステラを見ても徒長気味の苗がとても多いです。

ちなみに購入者さんが私の写真を勝手に不正利用していた出品者へ、何年前に購入したシエラナなのか?と質問したところ2年半前との回答があったそうです。2年半前に購入された本物かどうか分からない著作権違反までされて販売されていたシエラナと、約1年前の2023年11月15日に購入し栽培している私のシエラナの株を並べて撮影してみました。

向かって左側(左下の水耕栽培中の苗)が2年半前に購入されたとされる著作権違反を行いながら販売されていた出品者のモンステラ、向かって右側が約1年前に購入した私が育てているモンステラシエラナです。出品者が私の写真を勝手に利用しメルカリ上で販売していた理由が、「以前購入したシエラナが私の株に似ていたから」とメルカリ上で著作権違反を行いモンステラの販売を行っていた出品者自らが述べています。手にした初期の段階から販売目的で育てられたモンステラとはここまで発育に差がでるのかと、とても驚きです。

上記写真を撮影したのが2024年10月6日なのですが、下葉はあっという間に枯れてしまいました。トップの葉は弱々しく開いたものの根は一向に生えてくる気配がありません。ここまで弱ったモンステラを復活させた事は今まで無いので、果たしてこの先上手く成長させる事ができるのか不安です。人間の欲望に汚染され、著作権違反されてまで販売されていたモンステラですが、大切に育てながら救済してあげたいと思います。

私のモンステラの写真を勝手に不正利用しメルカリ上でモンステラを販売していた出品者は、「よいモンステラを安く販売しています」ともメッセージを残しています。また本人は「お金の為にモンステラを販売していない」ともメッセージを残していますが、今はメルカリ上からほぼ削除されてしまっていますが、小さく刻まれ販売されてきたモンステラがあなた自身やあなたのご家族だったらどう思います?と問いたくなるほど、雑で可哀想に扱われながら販売されてきたモンステラたちがとても気の毒です。

上記の私の写真が不正利用されメルカリ販売されていたモンステラシエラナですが、今後の成長の様子は以下のモンステラシエラナページの最下部でご紹介していきます。

氏名権の侵害、商標権または商号の不正使用、信用毀損や名誉毀損

今回、私のモンステラの写真を勝手に不正利用しメルカリ上でモンステラを販売していた出品者ですが、実は著作権違反だけでは終わりません。弁護士さんに相談したところ氏名権の侵害、商標権または商号の不正使用、信用毀損や名誉毀損にも該当する可能性があるとの事です。問題の画面キャプチャが以下となります。

自ら販売しているシエラナを本物と伝えたいがあまりに、私のシエラナの写真を不正利用している事は画面キャプチャから一目瞭然ですが、商品説明部分で園芸店さんのお名前と氏名が記載されている事が確認できます。アーバンジャングルの北山さんに直接確認したところ、本出品者に対するメルカリ販売において店名、氏名を使ってもよい使用許諾は一切していないそうです。北山さんからは以下の通りごもっともなご意見をいただいております。

私見なのですがこちら私の名前や植物の名前を販売する際の許可に関してなのですが植物が流通する際には必ずブリーダーであったりプランツハンターが関わり必ず植物にはストーリーがあります。そう言った事を制限する事は園芸という楽しみを制限する事なのではないかという考えから(本当に私から入手したのであれば) 特に問題ないかと思います。 ただ今回のケースでは無断転載であり植物の真贋が不明である点からするとこういった際に私の名前を使われる事は許可出来ません。

現在相談している弁護士さんによると、今回本出品者による著作権違反は明らかですが、氏名権の侵害、商標権または商号の不正使用にも該当している可能性があるとの事です。他人の写真を勝手に使い、園芸店の名前も勝手に使い、トラブルに発展するメルカリ販売を行っている出品者に対しては、園芸店側からすると出品者に対する信用毀損や名誉毀損の被害の訴えにもつながる可能性があるとの事です。別の考えを持つ弁護士さんもいるかもしれませんが、以下は本事案に対して弁護士さんからいただいたご意見の内容となります。

  1. 氏名権の侵害
    氏名権とは、個人が自分の名前を勝手に使われない権利です。他人が園芸店やそこに所属する個人名を許可なく利用している場合、それが園芸店の信用や評判を傷つける形で行われているとすれば、氏名権の侵害に該当する可能性があります。
  2. 商標権または商号の不正使用
    園芸店の名前が事業の一環として商号や商標として使用されている場合、無断でそれを利用されることは、不正競争防止法に基づく不正使用となる可能性があります。これは特に、店名が顧客に知られているブランドや信用に基づいている場合、出品者がその店名を利用して商品の販売を行うことで、園芸店のビジネスに悪影響を及ぼす場合に該当します。
  3. 信用毀損や名誉毀損
    園芸店の名前や個人名が不正に使用され、誤解を招き、園芸店の評判や信用が損なわれるような場合、信用毀損や名誉毀損として問題視されることもあります。例えば、低品質もしくは偽物の商品が園芸店の名前や個人名のもとで販売されていると、消費者がその商品を園芸店のビジネスと結びつけ、信用を失う可能性があるためです。

モンステラシエラナが本物だという事を伝えたいがあまり他人の写真を勝手に使い、園芸店さんのお名前も勝手に使って販売していた事が現在大きな問題へと発展してきています。過剰な欲望はいつしか他人や植物を傷つけ、いずれ自らの首を締め付ける事につながるのです。

著作権違反までして命ある植物を販売してお金を得たいのですか?

実は私のモンステラの写真がメルカリ上で不正利用されたのは今回が初めてでは無く、過去にはモンステラスケルトンの写真も不正利用されており当時のエビデンスもシッカリと隅々まで保存しています。写真を不正利用してまでもメルカリ販売していた人々は、きっと元の写真の保有者である本人から、何も連絡が無いから大丈夫だろうと安心しているかもしれませんが、私は絶対に許しませんし、周囲にいるモンステラ愛好家の方々は不正行為を行う出品者を現在もなお厳しくチェックしてくれています。

フリマやオークションサービスで、植物を販売する事は決して悪い事では無いと思っています。しかしネット販売したりSNS、ホームページを通じて情報発信するのであれば、自らの写真や自らの栽培経験から得られた事実にもとづく内容で説明を行うべきではないでしょうか。写真だけでなく本サイトの掲載内容も著作権違反されている記事も多々見かけます。私は然るべき時の為に備え、その都度著作権違反の記録を保存しています。

メルカリでモンステラを販売している出品者の方の中にはめちゃくちゃ信頼できる方々も大勢います。自ら保有する情報のみで商品説明を行う事はもちろんの事、購入者から事前に親株の写真を求められても、写真を保有していなければ、保有していない事実をちゃんと購入者にコメントで伝えて商品販売している素晴らしい出品者の方々もみかけます。

今回とても驚いたのが他人の写真を勝手に不正利用してまで、平気でメルカリ上で商品販売して収入に変えてしまう出品者であるという点です。今回の記事では、著作権違反を行っていた出品者を特定できる情報はあえて記載せずにまとめています。本件についてここから更に進捗する場合は、改めて詳細をまとめていきます。

他人の写真を勝手に不正利用してまで、平気でメルカリ上で命ある植物を販売して収入に変えてしまう出品者の著作権違反行為につきまして、ご意見等ございましたら以下よりコメントを受付しております。

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