モンステラの屋内栽培は、モンステラを寒さから守る為にとても大切です。私の栽培環境では、秋(11月)、冬(12月、1月、2月)、春(3月、4月)に屋内栽培を行なっています。屋外栽培から屋内栽培へと切り替える目安は、気温が15℃を下回りそうなタイミングを目安としています。15℃を下回ったら屋内栽培へと切り替えるというよりは、気温が15℃を下回りそうだというタイミングで、屋内栽培へと切り替える為、10月下旬ぐらいに屋内栽培へと切り替える場合もあります。屋内栽培の際に厄介なのが、屋外から持ち込んでしまった病原菌やコバエです。屋内栽培へと移行する2~3週間前を目処に、モンステラの害虫防除を行なってから室内へ取り込む様にしています。また冬の期間は空気が乾燥する為、湿度がものすごい低下します。その為、モンステラを栽培している室内には、加湿器を設置し昼夜24時間、湿度が常に70%前後となる様に調整しています。株が害虫防除済みである事、また室内の湿度を高めに維持している為、葉(特に斑入りの葉)のダメージを防ぐ為、葉水は行わない様にしています。水やりは葉が少し丸まる寸前まで与えない様にしています。特に1月、2月は一年を通じて最も寒くなる季節となりますので、モンステラの成長がほとんど止まります。停滞している期間に水やりを行うと、株が水を吸えず根腐れになる可能性が高まります。冬の寒い期間は、肥料は与えず、葉水も与えず、水やりもほぼ行わず、お世話し過ぎず過保護にならない環境を作ってあげた方がモンステラは良い状態を維持できます。良い状態を維持した状態で屋外栽培へと移行した方が、モンステラの育ちが良くなります。
目次
モンステラの屋内・室内栽培環境
以下はモンステラの屋内栽培を行っているマンションの一室です。モンステラは暖かい環境を好みます。その為、寒い冬場でも太陽の長い陽射が入る西側(できれば南西)の方角がモンステラの栽培には適していると感じます。
室内でもモンステラの成長を促進させたい場合は、植物育成ライトを利用します。私が利用している植物育成ライトについては、以下のページでまとめています。
私が住んでいるマンションの室内でモンステラを栽培栽培する際のポイントについて以下に記載いたします。
屋内・室内栽培のポイント
- 室内は光が不十分になりがちなので植物育成ライトを設置し、モンステラが成長しやすい場所の照度の変化を照度計で確認。
- 室内栽培を行う冬の時期は、とても乾燥する季節なので加湿器で室内の湿度が70%前後となるように調整する。
- 温湿度計を利用してモンステラの栽培に最適な湿度と温度を計測しながら観察する。
- 屋外栽培から室内へ取り込む2~3週間前にオルトランで害虫防除済みである事と栽培環境の湿度が加湿器で常時70%前後を維持している為、葉(特に斑入りの葉)にストレスを与えないように葉水は行わない。
- 冬場、成長が停滞しているモンステラに水やりを行うと水が吸えず植木鉢に溜まった水分が原因で根腐れをおこしてしまう為、葉が少し丸まる寸前ぐらいまで水やりは控える。
- 植木鉢用の台を利用してモンステラが状態よく成長してくれる適切な方角の場所に配置する。
室内・屋内栽培を行う季節
私が住む鎌倉方面では、11月下旬ぐらいになると外の最低気温が10度前後となってきます。これぐらいの時期を見計らいモンステラを屋外栽培からマンション室内での屋内栽培へと切り替えています。ただし、毎年気温の変化は変わるので、その時の状況によって室内へ取り込む時期を早めたり、遅めたりしています。主にモンステラを屋内栽培している秋(10月、11月)、冬(12月、1月、2月)、春(3月、4月、5月)の様子を以下のページでまとめています。
屋内・室内栽培にあると便利な栽培用品
以下はモンステラを屋内・室内栽培で栽培(秋・冬・春)する際にあると便利だと感じた用品です。
上記以外でモンステラを栽培する際にあると便利な用品については、以下のページで詳しくまとめています。
モンステラの屋内・室内栽培のご紹介は以上です。続いてモンステラ栽培環境の方角についてご紹介致します。
モンステラの栽培環境
私がモンステラを栽培しているマンションの栽培環境について以下のページでご紹介しています。
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