モンステラの屋外栽培は、モンステラを状態よく育てる為にとても大切です。モンステラは温暖な屋外で、温度、湿度、風を感じる事で成長が促されます。私の栽培環境では、春(5月)、夏(6月、7月、8月)、秋(9月、10月)に屋外栽培を行っています。最低気温が10℃前後となるタイミングで屋内栽培へ切り替えている為、状況によっては10月下旬に屋内栽培へと切り替える場合もあります。気温が低下する停滞期のモンステラと、気温が上昇する成長期のモンステラを比較すると、成長の違いは一目瞭然で、温暖な気候の方がとてもよく育ちます。モンステラを屋外栽培している期間、モンステラは水、肥料共にとてもよく吸収します。栽培しているモンステラの状態をよく確認しながら、たっぷりの葉水と水やり、肥料を適量与える事で、モンステラは更に成長します。また、屋外栽培においてモンステラの病気は付きものです。病気にさせない為の殺虫殺菌によるメンテナンス、病気になってしまった際のケアはとても大切です。屋外栽培は葉焼けし易い期間でもある事から、日当たりが良い場所での遮光ネットは必須です。モンステラの状態をよく観察しながら、温暖な成長期に適切なケアを行ってあげる事でモンステラは状態よく成長します。
目次
モンステラの屋外栽培環境
以下は遮光ネットを利用してマンションのテラスで栽培しているモンステラです。
葉焼け防止の為にも春、夏、秋のモンステラ栽培において遮光ネットは必須の用品です。私が実際に利用している遮光ネットは以下のページでまとめています。
モンステラの屋外栽培の際、斑入りモンステラの葉焼けを心配される方がいると思うのですが、遮光ネットを利用する事で葉焼けを防止させながら、斑入りモンステラを大きく成長させる事ができます。以下の写真は私が実際にマンションのテラスで栽培している斑入りモンステラです。
私が現在栽培している斑入りモンステラについては、以下のページで詳しくまとめています。
屋外栽培の注意点
私がモンステラを屋外栽培する際に注意している主な点は以下になります。
- 夏場は葉焼けを防ぐ為、風通しの良い日影でモンステラを栽培する。
- 葉焼け防止の為、日なたで栽培する際には遮光ネットを利用する。
- 屋外栽培できる暖かい夏場はモンステラの成長期の為、水やりの頻度を高める(植木鉢の土が乾いたらたっぷりと鉢底から水が流れるまで与える)。
- 屋外栽培期間中はモンステラの成長期の為、肥料を与える。
- 害虫対策の為、葉水をする頻度を上げる。
- 害虫対策の為、木酢液や殺虫殺菌剤を常備しておく。
- 最低気温が10度前後の日が発生する10月、11月下旬ぐらいを目途に屋外から屋内へと移動する。
モンステラを屋外で栽培していると、葉焼け、葉先の変色、薬害、風・当たり傷等から、カイガラムシによる被害、すす病、虫に葉が食べられるといった被害にあう確率が高まります。私が屋外栽培をしていて遭遇したモンステラの病気・薬害・被害については、以下のページでまとめています。
屋外栽培のメリット
私が住む鎌倉方面の知り合いで、一年中モンステラを屋外栽培されている方がいるのですが、その方は「モンステラは雪や霜に注意すれば一年中屋外栽培ができる」と言います。地植えされ一年中屋外で栽培されるモンステラは、とても大きく成長し実も成っています。屋外栽培で実が成るまで大きく育ったモンステラを眺めていると、大きく元気なモンステラを育てる為には、やはり屋外の方が適していると感じます。
屋外栽培を行う季節
モンステラは寒さに強い観葉植物ですが、私が住む鎌倉方面では、最低気温が10度前後となってくる11月下旬を目途に室内へ移動するようにしています。ただし、毎年気温の変化は変わるので、その時の状況によって室内へ取り込む時期を早めたり、遅めたりしています。主にモンステラを屋外栽培している春(5月)、夏(6月、7月、8月)、秋(9月、10月、11月)の様子を以下のページでまとめています。
屋外栽培にあると便利な栽培用品
以下はモンステラを屋外で栽培(春・夏・秋)する際にあると便利だと感じた用品です。
上記以外でモンステラを栽培する際にあると便利な用品については、以下のページで詳しくまとめています。
モンステラの屋外栽培のご紹介は以上です。続いてモンステラの屋内・室内栽培についてご紹介致します。
モンステラの栽培環境
私がモンステラを栽培しているマンションの栽培環境について以下のページでご紹介しています。
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