モンステラがすす病になると葉柄が点々と黒く変色し、成長が遅くなるなど生育に影響が出てしまいます。すす病とは、すす病菌と呼ばれるカビの仲間で、カイガラムシ等の害虫の排泄物や分泌物をエサにして増殖します。なのでカイガラムシの被害を受けているモンステラのカイガラムシを駆除しないでいると次第にすす病が発症してきます。私はカイガラムシが付着したモンステラデリシオーサで、すす病を実際に確認しました。

モンステラの葉が点々と黒ずむ病気(すす病)

葉柄部分にすす病が発生しているモンステラデリシオーサ
葉柄部分にすす病が発生しているモンステラデリシオーサ
葉柄部分にすす病が発生しているモンステラデリシオーサ
葉柄部分にすす病が発生しているモンステラデリシオーサ

すす病の原因

すす病の原因は、カイガラムシ等の害虫から出る排泄物や分泌物です。すす病菌は、害虫の排泄物や分泌物をエサにして増殖します。その為、すす病が発生しているモンステラには必ずカイガラムシ等の害虫が付着しています。以下の写真は、上記でご紹介したすす病が発生している葉柄に付着したカイガラムシです。付着しているカイガラムシは、住友化学園芸 殺虫剤 オルトランDX粒剤で既に駆除済みの為、茶色く変色しています。

すす病が発生したモンステラデリシオーサの葉柄に付着するカイガラムシ
すす病が発生したモンステラデリシオーサの葉柄に付着するカイガラムシ
すす病が発生したモンステラデリシオーサの葉柄に付着するカイガラムシ
すす病が発生したモンステラデリシオーサの葉柄に付着するカイガラムシ

すす病の対策

すす病菌の症状が軽い時は、黒くなった箇所を綿棒やティッシュで擦ると拭き取れます。しかし、モンステラからカイガラムシ等の害虫を駆除できていないと再発する為、カイガラムシによるモンステラの被害ページに記載している以下のカイガラムシ駆除剤を使って駆除する必要があります。

住友化学園芸 殺虫剤 カイガラムシエアゾールについては、過去使用していて葉焼けの様にモンステラが薬害で黒ずんだ事があるので現在は使用していません。

モンステラの病気・薬害・被害

モンステラ栽培をしていて、過去、実際に経験した事があるモンステラの病気・薬害・被害についてまとめています。掲載されている写真は、全て現在の栽培環境下で発生した時に撮影しました。モンステラの成長が遅い、モンステラに元気が無い場合は、モンステラが病気になっている可能性があります。もし、モンステラの栽培中、同事象に遭遇された際のお役に立てればと思っています。ただし私は植物の専門家等ではありません。モンステラを栽培している単なる愛好家ですので、記載されている情報は鵜呑みにせず、あくまで参考情報としてご確認下さい。

モンステラの病気・薬害・被害