屋外で地植え栽培で育てているモンステラスケルトンです。温室で過保護に育てるのでは無く、冬の風雨、時には雪も降る屋外環境下にてたくましく育てています。この葉が開くまでは、モンステラマクロコズムよりも穴があく、モンステラレースプリズマティックモーフ(正式名称不明)が個人的には最も観葉価値があるモンステラだと思っていたのですが、この葉が開いた瞬間、価値観が変わりました。モンステラスケルトンの中でも特に繊細な葉を持つ貴重な株です。一枚の葉の長辺が既に1メートルあります。モンステラは沖縄などの南国でなくても、湘南エリアの屋外でも大きく立派に育てる事ができます。
2025年7月31日、湘南エリアのマンションの庭で斑入りモンステラが開花しました。仏炎苞にも斑が入っているのが確認できます。モンステラに花芽(蕾)をつけるのは非常に難しいとされていますが、これまでにモンステラスケルトンなどの希少種を含む、さまざまなモンステラの開花に成功しています。現在は、それらを交配させて新しい品種のモンステラを作り出すことに挑戦中です。屋外で越冬させたモンステラはとても丈夫で、南国や温室では作り出せない耐寒性の高いモンステラの育種にも取り組んでいます。
































