モンステラ マクロコズムは、モンステラデリシオーサの変異個体と記載された日本国内のページをよく見かけます。フリマサービス、オークションサイト等では、「に穴が多く開いたデリシオーサ=マクロコズム」、「が太いモンステラ=マクロコズム」や、沖縄や八丈島等に自生する穴の数が多いモンステラデリシオーサをマクロコズムとは明示せず「マクロコズム風なモンステラ」と掲載され販売されているモンステラを見かける事もあります。モンステラマクロコズムは、に穴が多く開いたモンステラデリシオーサではあるものの、販売されているマクロコズムの中には、ただ単にモンステラデリシオーサが大きく成長して穴が数多くあいた個体が販売されていたり、成熟した太いが付いていない状態でマクロコズムとして販売されていたりもします。私自身もモンステラマクロコズムの名で販売されている様々なモンステラを購入してきたのですが、購入してきた中でもこれぞマクロコズムと感じたとてもかっこいいを持ったモンステラを以下でご紹介致します。

これぞマクロコズムと感じるモンステラ

以下は名の知れた有名な園芸店さんで、マクロコズムとして販売されていたモンステラです。こちらはトップカット苗から育てている株となります。成熟したモンステラデリシオーサは、にあく穴の数が増えますが、マクロコズムは写真のの通り数多くの穴があくだけでなく、がレース状に繊細に変化していきます。花宇宙さんが出品されているオークションサイトのマクロコズムの出品株の成熟時の参考写真を見ると、単ににあく穴の数が多いだけでなく、レース状に穴のあいた複雑で繊細なを確認する事ができます。

トップカットのモンステラマクロコズム(撮影日:2022年11月10日)
トップカットのモンステラマクロコズム(撮影日:2022年11月10日)

本株の栽培を開始した際にまとめたモンステラデリシオーサマクロコズム栽培記録は、以下のページにまとめています。

関連記事:トップカットのモンステラマクロコズムを購入

モンステラマクロコズムの繊細な葉

以下はマクロコズムの繊細なが開いた際に、の裏側から撮影した写真です。にあく穴の数が多いだけでなく、レース状に繊細な穴のあき方をしているのが確認できます。

激しく沢山穴のあいたモンステラの葉
激しく沢山穴のあいたモンステラの葉(撮影日:2022年8月18日)

本当にマクロコズムなのか?判断が付きにくい株

以下も名の知れた園芸店さんでマクロコズムとして販売されていたモンステラです。トップで開くの穴の数が増え、レース状のに変化してきそうなのですが、まだマクロコズムとして判断しきれていません。もしかしたらモンステラコンパクタかも?と思っています。実際にマクロコズムとコンパクタは似ていて、成熟したコンパクタにあく穴の数は、通常のモンステラデリシオーサと比較すると多いそうです。ただし、マクロコズムの様に繊細なレース状になるまでの穴はあかないそうです。

マクロコズムなのかコンパクタなのか判断が付きにくい株
マクロコズムなのかコンパクタなのか判断が付きにくい株(撮影日:2022年9月26日)
マクロコズムなのかコンパクタなのか判断が付きにくい株
マクロコズムなのかコンパクタなのか判断が付きにくい株(撮影日:2022年9月26日)

マクロコズムでは無いと思われるモンステラ

以下もマクロコズムの名で販売されていたモンステラなのですが、にあく穴の数は多くても実際のところ単ににあく穴の数が多いモンステラデリシオーサでした。大きく成長したモンステラデリシオーサは、にあく穴の数が多くなりますし、沖縄や八丈島に自生しているモンステラは、穴の数が多いモンステラデリシオーサであって、マクロコズムの様にレース状の繊細な穴があいたには育てていて変化する事はありませんでした。マクロコズムと販売名を付ければ、モンステラがよく売れるとの事から、穴の数が多いモンステラデリシオーサが販売されている事がよくあります。

葉にあく穴の数が多いモンステラデリシオーサ
葉にあく穴の数が多いモンステラデリシオーサ(撮影日:2021年6月27日)
”沖縄、八丈島等で自生している茎が太く穴の数が多いモンステラデリシオーサ
沖縄、八丈島等で自生している茎が太く穴の数が多いモンステラデリシオーサ(撮影日:2022年3月27日)

また以下の写真の様に太いだけがモンステラマクロコズムとして販売されている事もありました。これらの太いモンステラは、主に沖縄や八丈島など南よりの地域で現地に自生している穴の多いモンステラデリシオーサの様です。穴の数や切れ目の数は多いが開くのですが、モンステラらしい穴が繊細なレース状となったが現れる事はありませんでした。

”マクロコズム風”の名で販売されていたモンステラの茎を挿し木にしてみた
沖縄、八丈島等で自生している茎が太く穴の数が多いモンステラデリシオーサ(撮影日:2021年10月14日)

本物のマクロコズムなのか判断できない株を購入する際には、販売元に株分した実際の親株の写真を見せてもらってから購入する方が安心です。親株の写真では無く参考株の写真が掲載されている株は手を出さない方が無難です。モンステラは丈夫で増やしやすい観葉植物です。いつかこれぞ明らかにマクロコズムと一目できる株が目の前に現れるはずなので、名前だけにつられて高値のモンステラを購入しないようにするのがおすすめです。私も過去、マクロコズムの名で販売されていたので購入したけれど、普通のモンステラデリシオーサであった事が数多くあります。モンステラは本物か偽物かの判断で、少しでも迷いがある株であれば買わない様にしています。安い偽物を沢山購入してしまうよりも、買いたい衝動を抑え、これぞマクロコズムという株を信頼できる販売元から納得して購入できるように、お金を貯めておいた方が気持ち良い買い物ができます。

穴の数が多いモンステラデリシオーサ(穴が多いイエローモンスター)

以下の写真はポコポコ葉に無数の穴が開いたイエローモンスターハーフムーンです。大きなの半分にイエローモンスターらしいが綺麗に入っています。イエローモンスターは、モンステラデリシオーサの仲間ですが、モンステラデリシオーサは、大きなに成長すると、にあく穴の数が多くなります。しかしマクロコズムほど繊細で多くの穴はあきません。なので、フリマやオークションサービスでマクロコズムとして販売されているモンステラの中には、単に穴の数が多いモンステラデリシオーサが含まれている場合があるようです。正規なマクロコズムを入手する際には、信頼できる園芸店さんからそれなりの価格で購入した方が確実です。

葉に無数の穴が開くマクロコズムの様なイエローモンスター
葉に無数の穴が開くマクロコズムの様なイエローモンスター(ハーフムーン)(撮影日:2022年7月11日)

私が栽培しているイエローモンスターの詳細は以下のページでまとめています。

関連記事:イエローモンスター

モンステラデリシオーサ、マクロコズム、コンパクタを比較

モンステラデリシオーサ、マクロコズム、コンパクタを比較
モンステラデリシオーサ、マクロコズム、コンパクタを比較(撮影日:2022年5月23日)

モンステラデリシオーサ、マクロコズム、コンパクタとして販売されていたモンステラを並べて写真を撮影してみました。こうして比較してみると、モンステラマクロコズムは、モンステラデリシオーサと比較して、のサイズが小さい時から既にに開く繊細な穴の数が多い点や、モンステラコンパクタは、モンステラデリシオーサと比較して、のサイズがかなり小さいにも関わらず、既に切れ込みが入っている事が確認できます。詳細は以下のページにアップしました。

関連記事:モンステラデリシオーサ、マクロコズム、コンパクタを比較

モンステラマクロコズムの様に個性的なモンステラスケルトン

以下の写真は、マクロコズムの様ににあく穴の数は多く無いのですが、にあく穴と深い切れ込みと細いが特長のモンステラスケルトンです。マクロコズムと同じモンステラデリシオーサの仲間です。マクロコズムも個性的なモンステラですが、スケルトンもとても個性的なモンステラです。マクロコズムもそうですが、モンステラスケルトンもリビングにあるととても映える特徴的なモンステラです。

マクロコズムの様に個性的なモンステラスケルトン
マクロコズムの様に個性的なモンステラスケルトン(撮影日:2022年10月20日)

私が栽培しているモンステラスケルトンの詳細は以下のページでまとめています。

関連記事:モンステラスケルトン

マクロコズムの特長

マクロコズムの特長をまとめると以下の内容になります。

モンステラデリシオーサモンステラボルシギアナの違いについては、以下のページでまとめています。

関連記事:モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについて

モンステラマクロコズムの栽培記録

以下は私が栽培しているモンステラマクロコズムの栽培記録です。

最新の記事

葉に穴の数が増えてきたモンステラマクロコズム
葉に穴の数が増えてきたモンステラマクロコズム

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いよいよモンステラマクロコズムっぽい葉に変化してきた

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モンステラマクロコズムの葉が9月の陽射で葉焼け

モンステラマクロコズムの葉が9月の陽射で葉焼けしてしまいました。普段、遮光率50%の遮光ネットを利用していて、7月、8月は葉焼けしなかったのですが9月に葉焼けしてしまいました。原因は太陽の角度です。7月、8月は遮光ネット […]

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”マクロコズム風”の名で販売されていたモンステラが夏に成長
”マクロコズム風”の名で販売されていたモンステラが夏に成長

2021年10月13日(過去記事はこちら)に購入した”マクロコズム風”のモンステラですが、夏にだいぶ成長しました。 マクロコズム風モンステラが夏に成長(2022年8月27日の様子) 去年の10月14日時点では、根も葉も無 […]

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これはモンステラマクロコズム?それともコンパクタ?
これはモンステラマクロコズム?それともコンパクタ?

モンステラマクロコズムとして購入したモンステラに新しい葉が開いてきました。このモンステラに前回新しい葉が開いたのは2022年7月8日(過去記事はこちら)だったので、約一ヶ月ぶりに新しい葉が開きました。 モンステラマクロコ […]

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激しく沢山穴のあいたモンステラの葉
激しく沢山穴のあいたモンステラの葉

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関連記事:モンステラマクロコズム栽培記録を全て確認する

モンステラマクロコズムの栽培環境

マクロコズムを状態良く栽培する為には、成長期となる屋外環境で育て、の間は屋内環境でしっかりと休眠させる事が大切です。住んでる場所の気候によって、マクロコズムの栽培に適した環境作りは異なります。以下では、私が住んでいるエリアで、マクロコズムを栽培する際の環境についてご紹介しています。

関連記事:モンステラの栽培環境

モンステラマクロコズムの栽培用品

マクロコズムは、モンステラボルシギアナの栽培時に使う支柱は利用せず、幹上げで仕立てた方が盆栽の様にかっこよく栽培する事ができます。また成長期となるには肥料を与えます。マクロコズムをに、屋外栽培する際には、葉焼け防止用に遮光ネットが必須です。私がマクロコズムを栽培する際に利用している栽培用品については以下のページでご紹介しています。

関連記事:モンステラの栽培用品

モンステラデリシオーサマクロコズムのご紹介は以上です。続いてモンステラデリシオーサスケルトンについてご紹介致します。その他のモンステラデリシオーサの種類については、以下のページでご紹介しています。

モンステラデリシオーサ

モンステラデリシオーサのデリシオーサは、英語で「おいしい」を意味する"delicious"に由来しているとされています。これはモンステラになる実が「おいしい」という理由からです。一般に観葉植物として市場に流通しているモンステラは、モンステラデリシオーサとモンステラボルシギアナの2種類があります。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。モンステラデリシオーサは、ボルシギアナと比較して大きなを持ち、自然界では1メートル以上の巨大なを持つ場合もあります。モンステラデリシオーサには、実生株コンパクタイエローマリリンイエローモンスタータイコンステレーションマクロコズムスケルトン福助ナローリーフ奇形株羅紗葉変異株斑入りなどの種類があり、奇形をした変異株もボルシギアナよりも多く見かけます。私が実際に栽培しているモンステラデリシオーサについて、以下のページでご紹介いたします。

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