
タイコンステレーション
Monstera Deliciosa Thai Constellation
概要
Overview
モンステラタイコンステレーションは、モンステラデリシオーサの仲間です。斑入りのモンステラの中では、最も斑が安定していて、安価でとても育てやすいです。斑入りのモンステラを栽培する初心者の方の入門編的なモンステラです。海外の記事を読んでいると、タイコンステレーションは、組織培養を通じて遺伝継承しやすいように生産された斑入りモンステラの為、常に安定して葉に斑が入るとの記載があります。タイコンステレーションの仲間といえば、イエローモンスター( Monstera deliciousa Yellow Monster )が一般的ですが、ホワイトスノー( Monstera Thai Constellation White Snow )、グリーンスノー( Monstera Thai Constellation Green Snow )、レガシー( Monstera Thai Constellation Legacy )、クリームブリュレ( Monstera Thai Constellation Creme brulee )、メデューサ( Monstera Thai Constellation Medusa )、エレクトロライト( Monstera Thai Constellation Electrolyte )等、様々な品種のタイコンステレーションがあります。私が栽培しているタイコンステレーションには、とても肉厚な葉にミント色をした特異な散り斑が入るダークフォームの変異株があります。実生の株で一度もカットされた跡が無い事から、本株を育てているのは世界で私だけの完全オリジナルなタイコンステレーションになります。今では地植えでとても巨大化しています。コンステレーション( constellation )とは星座を意味します。葉に入る散り斑を星空に見立てて付けられた名前だと思われます。モンステラの種類には、大宇宙を意味するマクロコズム( macrocosm )と名付けられたモンステラもあり、ネーミングがとてもお洒落です。
現在栽培しているタイコンステレーション
現在、私が栽培しているモンステラタイコンステレーションについてご紹介致します。
解体され捨てられる様に販売されていたタイコンステレーション
(2021年11月21日に撮影)
こちらのタイコンステレーションは、オークションサイトでバラバラに解体されて販売されていた為、葉がありません。茎と気根のバランスがとても気に入り、美しく仕立て直してあげようと思い落札したモンステラです。落札時は、鉢底から傷んだ根っ子が伸び、元気が無い状態だったのですが、土を綺麗にしてあげて仕立て上げ直してあげたところ徐々に新しい葉の芽が伸び始めてきました。

見違える様に美しく成長したタイコンステレーション
(2023年6月12日に撮影)
オークションサイトでバラバラに解体され、茎だけの状態で販売されていたタイコンステレーションの約一年半後の姿です。タイコンステレーションらしい散り斑が美しい株に成長しました。タイコンステレーションは、デリシオーサの仲間で葉が肉厚なのと、斑が安定している為、とても育てやすい美しいモンステラです。

タイコンステレーション散り斑変異株
(2021年11月3日に撮影)
肉厚な葉と繊細な散斑が美しいモンステラタイコンステレーションです。タイコンステレーションの変異株という名称で販売されていました。一見地味なタイコンステレーションなのですが、写真では確認できない程繊細な散り斑が入っているのと、散り斑もミント色をした変わった株です。他ではなかなか見かける事が無い株だと思い栽培しています。

イエローモンスター
タイコンステレーションの代表格といえばイエローモンスターです。葉に入るクリーム色をした斑の面積が多い株がイエローモンスターと呼ばれている様です。イエローモンスターから更に鮮やかな散り斑になったタイコンステレーションは、クリームブリュレと呼ばれています。更にクリーム色が強い株は、レガシーと呼ばれておりとても高価です。これに対してイエローモンスターは、比較的安価に手に入るのと、斑も安定していてとても育てやすいです。初心者が斑入りのモンステラを育てるのであれば、イエローモンスターがとてもおすすめです。

特徴
Features
モンステラタイコンステレーションの主な特徴をご紹介致します。
01
葉に星空の様な細かい散り斑が入るモンステラ
タイコンステレーションの仲間といえば、イエローモンスター( Monstera deliciousa Yellow Monster )が一般的ですが、ホワイトスノー( Monstera Thai Constellation White Snow )、グリーンスノー( Monstera Thai Constellation Green Snow )、レガシー( Monstera Thai Constellation Legacy )、クリームブリュレ( Monstera Thai Constellation Creme brulee )、メデューサ( Monstera Thai Constellation Medusa )、エレクトロライト( Monstera Thai Constellation Electrolyte )等、様々な品種のタイコンステレーションがあります。
02
入手しやすく育てやすい斑入りのモンステラ
タイコンステレーションの中でもイエローモンスターは、とても入手しやすく初心者でも育てやすい斑入りのモンステラです。斑入りのモンステラとしてよく見かける種類に、ホワイトタイガー(アルボ)がありますが、ホワイトタイガー(アルボ)は、モンステラボルシギアナであるのに対して、タイコンステレーション(イエローモンスター)は、モンステラデリシオーサなので葉が肉厚で丈夫な為、初心者の方でも育てやすいです。
03
斑入りのモンステラの代表種
斑入りのモンステラの代表種といえば、ホワイトタイガー(アルボ)かタイコンステレーション(イエローモンスター)です。価格も比較的安価で入手し易いです。
FAQ
モンステラタイコンステレーションについて寄せられた質問と回答
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タイコンステレーションの栽培は簡単ですか?
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モンステラデリシオーサの仲間は、モンステラボルシギアナと比較すると丈夫で栽培し易いです。なので斑入りのモンステラの中では、タイコンステレーションは栽培し易いです。ただし、斑が鮮やかで多く入る株は、緑が多めの個体と比較すると環境の変化に敏感です。斑が痛みやすく枯れやすいので、初心者の方は緑の面積がなるべく多い株を選ぶのがおすすめです。
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タイコンステレーションの栽培環境を教えていただく事はできますか?
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私はタイコンステレーションをごく一般的なマンションで育てています。栽培環境については、モンステラの栽培環境のページをご確認ください。
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タイコンステレーションを育てるのに必要な機材・用品等はありますか?
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特にタイコンステレーションの栽培だからと言って特別な機材や用品は使っていません。私は全てネット通販で購入できる栽培用品しか使っていません。特別な肥料や土等を使わなくても、モンステラは立派に大きく成長します。私が普段モンステラを育てる際に使っている栽培用品については、栽培用品のページをご確認ください。
栽培難易度
タイコンステレーションを実際に栽培して感じた栽培難易度
モンステラタイコンステレーションの中でも、特にイエローモンスター、クリームブリュレ、レガシーといった株は、成長の過程で斑が消えにくく斑入りを楽しみたい人にとってはおすすめのモンステラです。ただし、斑が鮮やかで斑の面積が多い株になると、育てやすいモンステラデリシオーサの仲間といえども痛みやすくデリケートな株が多いです。販売価格は、イエローモンスターであれば比較的安価に購入できますし、初心者にもおすすめのモンステラとなります。逆にホワイトモンスター、クリームブリュレ、レガシーは価格も高く、斑が鮮やかだと綺麗な状態を維持させながら大きく成長させるには経験が必要だと感じますので初心者の方にはおすすめしません。
斑の安定度
販売価格
観葉度
育てやすさ
初心者へのオススメ度
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栽培記録
Growth Record
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※偽物の購入にはご注意ください。

Types of Monstera
モンステラの種類
私が現在栽培しているモンステラの種類は、一般的な人気の種類(モンステラデリシオーサ、モンステラボルシギアナ)と、その他の種類(sp. ペルー、アカコヤグエンシス、アクミナータ、アダンソニー(マドカズラ)、エスケレート、オブリクア、サブピンナータ、シルテペカナ、スタンデリアナ、スプルセアナ、ドゥビア、ピナッティパルティタ、レクレリアナ)です。それぞれの詳細については、以下のページでまとめています。