ホワイトタイガーは、モンステラボルシギアナで見かける霜降りの様な細かい斑が入る個体です。海外では、ネット上でアルボと呼ばれているのを見かける事があります。フルムーン個体よりも葉に緑が入る為、光合成による成長性が促進され栽培し易い個体です。上品な印象を受ける斑のモンステラの為、女性ファンが多いモンステラに感じます。以下のページでは、私が栽培するモンステラボルシギアナのホワイトタイガー個体をご紹介しています。
目次
ホワイトタイガー(アルボ)の特長
以下の写真は、私が栽培しているホワイトタイガー(アルボ)です。白斑が多い方が人気が高い様に感じるのですが、緑が多い株の方が光合成によって大きく育つ可能性があるのと、葉焼けし難い傾向にあるので、なるべく緑の方が多く斑のバランスが良い株を購入する様にしています。
以下のホワイトタイガーは、トップカットで購入した苗を1年間育てた株です。

1年間でかなり成長しました。どれぐらい成長したのか?については、以下のページにまとめています。
以下もトップカットのホワイトタイガーです。1枚の葉のサイズが約40cmあります。

成熟したモンステラボルシギアナの節間は、モンステラデリシオーサの様に狭くなります。ただし、モンステラデリシオーサの様に1メートル近い葉のサイズにはなりません。

モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについては、以下のページでまとめています。
関連記事:モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについて
ホワイトタイガー(アルボ)の特徴をまとめると以下の通りとなります。
ホワイトタイガー(アルボ)の栽培記録
以下は私が栽培しているホワイトタイガー(アルボ)の栽培記録です。

モンステラボルシギアナの葉を大きく成長させる方法
モンステラボルシギアナの葉を大きく成長させる方法は、モンステラデリシオーサの葉を大きく成長させる方法と変わりありません。栽培しているモンステラの茎を観察していると、葉が小さく切れ目も少ない頃の茎は細く、葉が大きく切れ目と […]

葉の先が真っ黒だったモンステラの葉が開く
2022年11月22日(過去の栽培記録はこちら)にご紹介した先が真っ黒な新葉が出てきたモンステラの葉が開きました。 葉の先が真っ黒なモンステラの葉(2022年12月14日の様子) 先が真っ黒に枯れていたので、先の部分が無 […]

斑入りモンステラが枯れる原因
斑入りモンステラを栽培していると斑の部分が必ず枯れます。斑の部分が枯れるのは仕方ない事と割り切っているのですが、念の為、枯れが発生する前後において、どのような環境の変化があったのか?を記録しておきます。 斑が枯れる前の状 […]

モンステラの葉の先が真っ黒
トップカットのホワイトタイガーから新しい葉が出て来たのですが、出て来た瞬間から先端が真っ黒でした。 モンステラの葉の先が真っ黒(2022年11月22日の様子) この現象は2022年4月29日(過去の栽培記録はこちら)に記 […]
ホワイトタイガーの栽培記録を全て確認する
ホワイトタイガー(アルボ)の栽培環境
ホワイトタイガー(モンステラボルシギアナ)を状態良く栽培する為には、成長期となる春・夏・秋に屋外環境で育て、冬の間は屋内環境でしっかりと休眠させる事が大切です。住んでる場所の気候によって、モンステラボルシギアナの栽培に適した環境作りは異なります。以下では、私が住んでいるエリアで、モンステラボルシギアナを栽培する際の環境についてご紹介しています。
ホワイトタイガー(アルボ)の栽培用品
ホワイトタイガー(モンステラボルシギアナ)は、モンステラデリシオーサと異なり、栽培初期の段階から上へ上へと成長していきます。上に成長する程、茎が太くなり、葉のサイズが大きくなっていきます。その為、モンステラボルシギアナを栽培する際には支柱を使うと状態よく栽培する事ができます。また成長期となる春・夏・秋には肥料を与えます。斑入りモンステラボルシギアナを春・夏・秋に、屋外で栽培する際には、葉焼け防止用に遮光ネットが必須です。私がモンステラボルシギアナを栽培する際に利用しているモンステラの栽培用品については以下のページでご紹介しています。
斑入りモンステラ
斑入りモンステラは、モンステラデリシオーサ、モンステラボルシギアナ、アダンソニー(マドカズラ)、sp. ペルーといったモンステラの種類で見かける事があります。斑の色は、白斑、黄緑斑、黄斑、ミント色などがあります。また葉への斑の入り方によって、ハーフムーン、フルムーン、ホワイトタイガー、オーレア、散斑などの呼び名があります。それぞれの内容について、以下のページでまとめています。
斑入りモンステラ