モンステラ ホワイトタイガー(アルボ)
Monstera Albo White Tiger
目次
概要
Overview
ホワイトタイガーは、モンステラボルシギアナで見かける霜降りの様な細かい斑が入るモンステラです。ハーフムーンの株も見かける事があります。海外ではアルボの名称で呼ばれているのを見かける事があります。上品な印象を受ける斑入りのモンステラの為、女性ファンが多いモンステラに感じます。綺麗な斑入りであるほど価格が高くなる傾向がありますが、ホワイトタイガーの白斑はとても傷みやすく枯れやすいです。生産者が育てる様な環境に変化が生じ辛い温室で地植えにて育てれば綺麗に大きく成長すると思いますが、日本の四季の変化をダイレクトに受け、冷暖房等による環境が変動しやすい一般家庭での栽培においては、綺麗に大きく年単位で長期栽培する事は難しいと感じるモンステラの種類です。一時期、白勝ちとの呼び名で白斑が強いホワイトタイガーが販売されているのをよく見かけましたが、白斑が強く出る株ほど年単位で綺麗な葉姿を維持しながら育てる事はとても困難です。ホワイトタイガーの白斑は、いずれ傷んでしまう認識の為、現在は全ての株を地植えにて栽培しています。以下のページでは、私が栽培するモンステラボルシギアナのホワイトタイガー個体をご紹介しています。
特徴
Features
モンステラ ホワイトタイガー(アルボ)の主な特徴をご紹介致します。
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いずれ葉が傷む
モンステラホワイトタイガー(アルボ)はとても美しいのですが、長い期間栽培を行っていると必ず白斑が傷んできてしまいます。白斑が傷んでしまうタイミングは、私の経験上、屋外栽培から屋内栽培へと栽培環境を切り替えた際や、冬場に葉水によるストレスを与えたタイミング等です。どんなに気を使っても必ずといっていいほど、白斑部分は私の栽培環境ですと傷んでしまいます。どうしてもモンステラホワイトタイガー(アルボ)を栽培したい場合は、白斑が緑が多い株を選んだ方が、葉が傷む事なく綺麗に育てやすいです。
黄斑のオーレアも斑入りの面積が広く、斑が鮮やかな株であればあるほど同様の現象が発生する事を過去の栽培経験上確認しています。オーレアについては、以下のページでまとめています。
FQA
モンステラ ホワイトタイガー(アルボ)について寄せられた質問と回答
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葉の白斑が傷んでしまったモンステラ ホワイトタイガー(アルボ)を復活させる方法はありますか?
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葉の白斑が茶色く傷んでしまったモンステラ ホワイトタイガー(アルボ)を復活させる方法があるとしたら、カット(剪定)してトップカットを水挿しにしたり、ミドルカットを茎伏せにしてリセットさせるしか方法は無いと思います。一度茶色く傷んでしまった株は、茶色い傷みが進行していきます。私はモンステラ ホワイトタイガー(アルボ)の白斑は必ず傷むものという認識があるので、屋内環境では栽培せず、屋外で通年を通じて地植え栽培しています。地植えであれば、観葉重視というよりも大きくたくましく育って欲しい育成重視となる為、葉が茶色く傷んでも立派に育ってもらえれば問題無いという気持ちの方が強くなります。
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モンステラ ホワイトタイガー(アルボ)の栽培環境を教えていただく事はできますか?
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私はモンステラ ホワイトタイガー(アルボ)をごく一般的なマンションで育てています。栽培環境については、モンステラの栽培環境のページをご確認ください。
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モンステラ ホワイトタイガー(アルボ)を育てるのに必要な機材・用品等はありますか?
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特にモンステラ ホワイトタイガー(アルボ)の栽培だからと言って特別な機材や用品は使っていません。私は全てネット通販で購入できる栽培用品しか使っていません。特別な肥料や土等を使わなくても、モンステラは立派に大きく成長します。私が普段モンステラを育てる際に使っている栽培用品については、栽培用品のページをご確認ください。
栽培難易度
モンステラ ホワイトタイガー(アルボ)を実際に栽培して感じた栽培難易度
モンステラ ホワイトタイガー(アルボ)は入手しやすい斑入りのモンステラです。緑が強めの株は育てやすいですが、白斑が強い株は、白斑箇所がいずれ傷んでしまいます。初めて斑入りのモンステラを購入される方が、2万~3万円の白斑の斑入りのモンステラに手を出すと、後々葉が傷み、後悔する事となります。もし長期で育てたい場合は、白斑があまり入らない緑多めの株がおすすめです。
入手難易度
販売価格
観葉度
育てやすさ
初心者へのオススメ度
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栽培記録
Growth Record
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