
モンステラ オーレア
Monstera Borsigiana Yellow Variegata "AUREA"
目次
モンステラオーレアとは
ABOUT
モンステラ・オーレア(Monstera Aurea)は、モンステラ・ボルシギアナ(Monstera deliciosa var. borsigiana)に黄色い斑(オーレア斑)が入ったモンステラです。同じ黄斑タイプでも、モンステラ・デリシオーサ(Monstera deliciosa)に黄斑が入った品種は「イエローマリリン」と呼ばれ、両者は見た目の印象が似ていますが、茎の太さや葉の切れ込みなどで区別されます。
私自身、湘南方面のマンションの庭でモンステラ・オーレアの開花および交配を実施しています。開花直前の株では、非常に鮮やかな斑入りの葉を展開する傾向が確認できました。これはオーレアに限らず、成熟したモンステラ全般に見られる特徴で、成熟株ほど斑の発色が強く、葉形も複雑で立体的になる傾向があります。生理的な成熟に伴って、葉の分化パターンが顕著に変化する点は非常に興味深い観察結果です。
黄斑が鮮やかで広く入る個体ほど観賞価値が高く価格も上がる傾向にありますが、その一方で、斑の面積が広い葉ほど光合成能力が低下しやすく、葉焼けや枯れ込みを起こしやすいというデメリットもあります。特に直射日光下や乾湿差が激しい環境では、黄斑部分が痛みやすい印象があります。
したがって、鉢植えで長期的に大株へと育てたい場合は、黄斑が強すぎる株よりも緑の部分が多めのオーレアを選ぶのが無難です。緑斑がしっかり残っている株の方が光合成バランスが安定し、成長スピードも速く、環境変化にも強いと感じます。
なお、この「鮮やかな斑入り株ほど育てにくい」という特徴は、モンステラ・アルボ(ホワイトタイガー)にも共通しています。どちらも美しい斑を保ちながら育てるには、明るい間接光・安定した湿度・過度な乾燥を避ける管理が重要です。最近では組織培養(TC株)によるオーレアも流通していますが、斑の出方や葉の模様は個体差が大きく、栽培を通じてその変化を観察するのも楽しみの一つです。
栽培記録に基づく信頼性
本ページでご紹介している内容は、2021年12月1日および2023年5月3日より実際にモンステラオーレアを栽培し続けてきた記録に基づき、実体験を反映した信頼性の高い情報としてまとめています。以下の動画は、私が育てているモンステラオーレアです。湘南方面のマンションの庭で、開花・交配を行っています。
品種紹介
モンステラ・オーレアは、モンステラ・ボルシギアナ(Monstera deliciosa var. borsigiana)に黄色い斑(オーレア斑)が入った品種で、光を受けると金色に輝くような葉色が特徴です。黄斑の入り方は個体によって大きく異なり、葉脈に沿ってストライプ状に入るタイプや、斑がまだら状に広がるタイプなど、非常に多様な表情を見せます。中には、葉全体が淡いライムグリーンに近くなる個体も存在し、一般的な白斑(アルボ)とは異なる柔らかく温かみのある印象を与えます。
黄色い部分は光合成能力が低く、直射日光や乾燥によって葉焼けや枯れ込みを起こしやすいため、美しい斑を保ちながら育てるには、明るい日陰や安定した湿度環境を保つことが重要です。
私が湘南方面のマンションの庭で育てているモンステラ・オーレアでは、開花直前の株が非常に鮮やかな斑入り葉を展開することを確認しています。また、成熟株になるにつれて、葉の形状がより深く切れ込み、立体的で力強い姿へと変化していく点も印象的です。こうした変化はオーレアに限らず、成熟したモンステラ全般に見られる生理的特徴のひとつです。
一方で、園芸関係者の中には「緑の割合が多いオーレアの方が丈夫で育てやすい」と語る方もいます。実際に私の環境でも、緑の面積が多い株は成長が安定し、環境変化に強い傾向が見られます。美しい黄斑を長く楽しむためには、強い光を避けつつ、株の健康を最優先に考えた育成が求められます。
このように、モンステラ・オーレアは斑の出方・色味・成長スピードに個体差が大きく、同じ名前でも一株ごとに異なる表情を楽しめる魅力的な品種です。
基本情報
モンステラ・オーレア(Monstera Aurea)は、モンステラ・ボルシギアナ(Monstera deliciosa var. borsigiana)に黄色い斑が入る系統で、観葉植物としても非常に人気の高い斑入りモンステラです。一般的なボルシギアナに比べて生育がやや緩やかで、葉の展開スピードやサイズが一定しにくい傾向があります。斑の入り方には個体差が大きく、ストライプ状・散斑状・部分的な黄斑など、株ごとにまったく異なる模様を見せる点が最大の魅力です。黄斑部分は光合成能力が低いため、株の体力維持には緑の部分が重要な役割を果たします。
そのため、斑が強く出すぎた株では光量の調整や水管理に注意が必要です。特に黄斑が広く入るタイプでは、強い直射日光によって葉焼けを起こすこともあるため、明るい日陰やレース越しの光環境が理想的です。また、オーレアは黄斑の発色が環境によって変化しやすい特徴もあります。日照・温度・湿度・肥料バランスなどの条件によって、斑が鮮やかになったり、緑が多めになったりするため、長期的な観察が楽しめる品種です。
近年では、メリクロン株(組織培養株)によるオーレアの流通も増えており、比較的入手しやすくなっています。ただし、メリクロン由来の株でも斑の出方や形状は完全には固定されておらず、一株ごとに異なる表情を見せるのがこの品種の醍醐味です。モンステラ・オーレアは、美しさと繊細さが共存する黄斑モンステラの代表格であり、育成環境のわずかな違いが葉色に反映されるため、栽培者の技量や環境がそのまま株姿に現れる奥深い品種といえます。いです。
名前の由来
「モンステラ・オーレア(Monstera Aurea)」という名称は、学名の一部ではなく、園芸市場で便宜的に用いられている流通名(トレードネーム)です。ラテン語で “Aurea(オーレア)” は「黄金の」「金色の」という意味を持ち、黄色い斑(オーレア斑)を特徴とするモンステラ・ボルシギアナに対して付けられた呼称と考えられます。つまり、モンステラ・オーレアとは「金色の斑をもつボルシギアナ」を指す一般的な園芸名です。
この呼称は、特定の育種家や産地を示すものではなく、遺伝的な系統を厳密に区別する正式な学名ではありません。そのため、同じ「オーレア」と呼ばれる株であっても、斑の入り方・濃淡・葉の形状には個体差が大きく、必ずしも同一の系統株とは限りません。特に、ストライプ状に斑が入るタイプと、斑がまだら状に広がるタイプでは印象が大きく異なります。
また、近年では組織培養(TC株)によって「オーレア」とラベル付けされた株が多数流通しており、“Aurea” という言葉自体が一つの表現的カテゴリーとして使われている面もあります。私は実際に複数のオーレアを育てていますが、同じラベル名でも葉色や斑の出方がそれぞれ異なり、最終的には育てて観察し、自分が美しいと感じる株を見極めることが何より重要だと感じています。
モンステラオーレアの特徴
FEATURES
モンステラ・オーレアの最大の特徴は、葉に現れる黄色〜金色の斑(オーレア斑)です。白斑をもつアルボ系(ホワイトタイガーなど)に比べて、柔らかく温かみのある黄緑〜黄金色の模様を展開し、光の角度によって葉が輝くように見えることもあります。斑の入り方は個体によって大きく異なり、ストライプ状・マーブル状・部分的なブロッチ状など、株ごとに独自のパターンを示すのが魅力です。
また、オーレア斑は環境変化に影響を受けやすく、同じ株でも季節や光量によって色味や模様の出方が変化します。安定して黄斑を出し続ける個体もあれば、一時的に緑葉が続く株もあり、その不安定さ自体がコレクターを惹きつける要素となっています。成熟が進むと、葉の切れ込みや穴の入り方がより深くなり、株全体が立体的でダイナミックな印象へと変化していきます。
一方で、黄斑部分は光合成能力が低く、葉焼けや枯れ込みを起こしやすい点には注意が必要です。特に強光下では黄斑が痛みやすいため、明るい日陰やレース越しの光が適した環境といえます。緑の部分が多い株のほうが成長が安定しやすく、長期栽培向きです。
モンステラ・オーレアは、美しい見た目と繊細な生理特性を併せ持つ黄斑モンステラの代表格です。株によって斑の入り方・成長スピード・葉形が異なるため、**“同じ名前でもひとつとして同じ姿がない”**という点が、他のモンステラ品種にはない個性となっています。
Features
01
黄色のオーレア斑が魅せる多彩な表情
モンステラ・オーレアの最大の特徴は、黄緑から黄金色にかけて変化する「オーレア斑」です。同じ株でも葉ごとに色味が微妙に異なり、鮮やかな金色のストライプが出ることもあれば、淡いライムグリーン調の斑が入ることもあります。光の当たり方によって葉が輝くように見えるため、白斑系のモンステラとはまた違った温かみを感じられます。こうした環境や季節によって変化する色彩のゆらぎが、オーレア特有の魅力といえます。

Features
02
葉ごとに異なる斑の入り方と成長リズム
オーレアは固定品種ではないため、斑の入り方が葉ごとに安定しないことがよくあります。ある葉では明確なマーブル模様が出ても、次の葉では緑一色になることもあり、株の成長段階や光量によって印象が大きく変わります。黄斑が強く出た葉は観賞価値が高い一方で、光合成能力が低いため、斑の出方と生育バランスを見ながら管理する繊細さが求められます。

Features
03
成熟株で見られるダイナミックな葉形の変化
オーレアは成熟が進むと、葉の切れ込みや穴がより深く、立体的に発達していく傾向があります。特に環境が整った株では、葉の展開が大きくなり、一般的なボルシギアナよりも存在感が増します。開花に近づく頃には鮮やかな斑入り葉を出す個体も多く、生理的成熟と美観が連動する点は観葉植物として非常に興味深い特徴です。

Features
04
個体ごとに異なる表情と市場での多様性
モンステラ・オーレアは、「オーレア」という名前で流通していても、遺伝的な系統が統一されていないのが実情です。流通経路や生産ロットによって斑の入り方・色味・成長傾向が異なり、同じ名前でもまったく違う表情を見せる株が多く存在します。そのため、「固定された姿」よりも「個体差を楽しむ植物」としての価値が高く、同じオーレアでも唯一無二の株を育てる面白さがあります。

Features
05
仏炎苞にも黄斑が現れる希少性
モンステラ・オーレアの中には、葉だけでなく開花時の仏炎苞(花を包む苞)にも黄斑が現れる個体があります。通常、仏炎苞は白や薄緑色を呈しますが、オーレアでは葉と同様に遺伝的な黄斑傾向が花の器官にも現れ、淡い金色の筋やマーブル状の模様が入ることがあります。これは斑入りモンステラの中でも極めて珍しく、葉と花の双方に同調した斑が出る株は非常に限られています。こうした現象は、環境条件や株の成熟度によっても左右され、必ずしも毎回の開花で再現されるわけではありません。そのため、仏炎苞に黄斑が出た株は遺伝的にも貴重な表現型といえます。観賞的な美しさに加え、斑の発現が葉以外の器官にも及ぶ点は、オーレアという品種の多様性と奥深さを象徴しています。

モンステラオーレアの仕立て方
NURTURE
モンステラの仕立て方には、幹立ち(幹上がり)、根立ち(根上がり)、そして支柱仕立ての3つのスタイルがあります。中でもモンステラオーレアは、支柱を用いた仕立て方が最も適しているといえます。
モンステラオーレアは成長力が非常に強く、登攀を続けるうちに支柱を曲げてしまうほどの力を発揮します。そのため、大型株に仕立てたい場合は、できるだけ丈夫で安定性のある支柱を使用することが重要です。

モンステラの仕立て方については、以下のページで詳しくまとめています。
モンステラオーレアの育て方(水やり・光・肥料)
CULTIVATION METHOD
モンステラの光(日当たり・置き場所)
モンステラは明るい室内の間接光を好みます。直射日光に当たると葉焼けを起こすため、カーテン越しの柔らかい光が理想です。日光が不足すると斑の入りが薄くなることがあるため、十分な明るさを確保しましょう。
一般的にはこのように紹介されている事が多いですが、私の栽培環境では以下のようにしています。
- 5月~10月(成長期):屋外で栽培し、遮光率50%の遮光ネットを使用。かなり明るい環境で育てています。遮光ネットの設置方法は、以下のページで詳しくご紹介しています。
- 11月~4月(室内栽培):カーテンや植物育成ライトだけでは暗いため、張って剥がせる窓用フィルムを利用。室内に十分な太陽光を取り込み、明るさを確保しています。窓用フィルムの具体的内容は、以下のページで詳しくご紹介しています。
モンステラの水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。過湿は根腐れの原因になるため、鉢底の排水性が良い用土を使用することが重要です。冬場は生育が緩やかになるため、水やりを控えめにします。
一般的にはこのように紹介されることが多いですが、私の栽培環境では以下のようにしています。
- 5月~10月(成長期)
屋外で栽培し、5月・6月・10月は植木鉢の乾き具合を確認しながら、シャワーで株全体に水やりをしています。7月~9月の夏の盛りは、毎朝早朝にシャワーで水やりを行っています。
一般的には「過湿は根腐れの原因」と言われますが、私の環境では成長期は常に土が湿っているくらいの頻度でも元気に育っています。 - 11月~4月(室内栽培)
2021年~2024年まではAmazonで購入した観葉植物用の有機質培養土を使用し、水持ちがよかったため2週間に1回ほどの水やりでした。2025年からは無機質用土へ切り替えたため、鉢を持ち上げて軽さを確認し、晴れた日に屋外でシャワーを使ってたっぷり水やりを行っています。有機質と無機質の用土の違いについては、以下のページでまとめています。
モンステラの温度・耐寒性
- 5月~10月(成長期)
成長期は屋外栽培の為、温度や湿度を気にすることなくモンステラを育てることができます。ただし夏の猛暑日は、遮光率50%の遮光ネットでは暑さを遮りきれず、株がヘタってしまうことがあります。特に購入したばかりで根の張りが弱いモンステラは夏の暑さに弱いため、なるべく日陰で育てるか、室内へ退避させるなどの対策を行った方が安心です。 - 11月~4月(室内栽培)
一般的には耐寒温度は10℃以上が目安とされていますが、私の栽培環境では15℃を下回らない環境で管理しています。温度や湿度そのものよりも、急激な温度差や乾湿差の方がモンステラにストレスを与えやすいため、栽培している部屋では暖房を付けず、24時間湿度が70%前後になる環境を維持しています。以下のページで、私がモンステラを栽培している環境の一年間を通じた温度と湿度のグラフをまとめています。
モンステラの肥料
生育期(春~夏)には、観葉植物用の液体肥料や緩効性肥料を適量与えると、葉の色や斑の鮮やかさが保たれます。冬場は生育が緩やかになるため、肥料は控えめにします。
一般的にはこのように紹介されることが多いですが、私の栽培環境では以下のようにしています。
- 5月~10月(成長期)
新しく購入した株を迎え入れた場合や、鉢増しで植え替えを行う際には、緩効性肥料(例:マグァンプK)を使用しています。また、成長期には速効性肥料(例:ハイポネックス原液)と活力剤(例:リキダス)も併用することで、より健全な成長を促すことができます。 - 11月~4月(室内栽培)
我が家の室内栽培環境は真冬でも15℃以上あるため、2~3週間に一度のペースで速効性肥料(例:ハイポネックス原液)と活力剤(例:リキダス)を与えています。寒い時期の植え替えはモンステラにストレスを与えるため行わず、そのため緩効性肥料(マグァンプK)は使用していません。
モンステラの肥料については、以下のページでまとめています。
モンステラの用土(有機質用土・無機質用土)
モンステラの用土は、大きく分けて 有機質の用土(市販の培養土)、無機質の用土(自作ブレンド)、そして 有機質と無機質を組み合わせたブレンド用土(自作ブレンド) の3種類があります。
一般的には「無機質用土で育てるとコンパクトに育つ」「成長が遅くなる」といった説明を目にすることがありますが、実際に栽培してみると、成長の大小やスピードは用土よりも肥料に大きく依存していると感じます。
私は2021年にモンステラ栽培を始め、2021年~2024年までは有機質用土で育てていましたが、2025年からは無機質用土での栽培に切り替えています。
その中で感じた明らかな違いは「株の強さ」です。私の環境では、無機質用土の方が株がしっかり育つ傾向があり、現在は無機質用土を中心に使用しています。特にモンステラ栽培で大切なのは 根腐れを防ぐことと通気性の確保 であり、その点でも無機質用土は有利です。
私が実際に使用している用土の配合や詳細については、以下のページでまとめています。
モンステラの増やし方
モンステラを株分けする方法は3種類あります。一つ目は水耕栽培(水挿し)、二つ目は挿し木、三つ目は茎伏せです。いずれも茎の節から発根しやすい性質を利用しており、基本的な手順を守れば初心者でも比較的成功率の高い方法です。
一般的には「水挿しは根が弱くなる」「茎伏せは時間がかかる」といった説明を見かけますが、実際に試してみると、方法の優劣よりも適切な管理が結果を大きく左右することを実体験から感じています。
私は2021年からモンステラを栽培していますが、当初は水挿しで十分発根させ、その後は挿し木や茎伏せで増やしてきました。水挿しで十分発根させ、挿し木や茎伏せへと移行させる事で株は大きく成長します。いきなり茎伏せを行うと、失敗したり株が育たない事を何度も経験しています。
私が実際に行っている増やし方の詳しい手順や管理方法については、以下のページでまとめています。
モンステラに花を咲かせる方法
モンステラを開花まで育てるには、適切な環境と長期的な管理が欠かせません。一般的には「温室や南国でなければ花は咲かない」といった説明を見かけますが、実際に私の栽培経験では、湘南エリアのマンションの庭で地植えした株が2025年夏に開花しました。重要なのは地域ではなく、株を十分に成熟させることだと感じています。
私の経験では、まず株を地植えや大鉢でしっかり育て、根を広く張らせることが花芽形成に直結します。日当たりと風通しを確保し、厳しい冬を乗り越えた株ほど強健で、開花に至る可能性が高まります。
モンステラが花を咲かせる段階では、「花芽の初動 → 蕾 → 開花」という順序をたどりますが、この直前の変化は情報が少なく、実際に育てて観察して初めて理解できました。温暖地に限らず、関東圏でも工夫次第で開花は十分可能です。以下のページでは、実際に開花したモンステラの希少種や斑入り種の実例をもとに、モンステラの花を咲かせる方法について詳しくまとめています。モンステラの花を目指す方の参考になればと思います。
モンステラオーレアに関するよくある質問
FAQ
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オーレアとイエローマリリンではどちらの方が希少ですか?
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オーレアはよく見かけますが、イエローマリリンはあまり見かけません。イエローマリリンの方が希少だと思います。
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イエローマリリンとオーレアではどちらの方が丈夫ですか?
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モンステラボルシギアナよりもモンステラデリシオーサの方が葉が肉厚で丈夫です。実際に育てているとボルシギアナよりもデリシオーサの方が育てやすです。なのでオーレアよりもイエローマリリンの方が丈夫だと思います。
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オーレアとはモンステラボルシギアナに黄斑が入った株の呼び名なのでしょうか?
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海外のサイトを見ていると"Variegated Monstera Peru Aurea"という様に黄斑が入ったモンステラsp. ペルーが販売されていたり"Variegated aurea Monstera Lechleriana"という様に黄斑が入ったモンステラレクレリアナがオーレアの名が付いた名称で販売されているのを見かける事もあります。しかし一般的には、モンステラボルシギアナに黄斑が入ったモンステラをオーレアと呼ぶ様です。
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オーレアの栽培環境を教えていただく事はできますか?
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私はオーレアをごく一般的なマンションで育てています。栽培環境については、モンステラの栽培環境のページをご確認ください。
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オーレアを育てるのに必要な機材・用品等はありますか?
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特にイエローマリリンの栽培だからと言って特別な機材や用品は使っていません。私は全てネット通販で購入できる栽培用品しか使っていません。特別な肥料や土等を使わなくても、モンステラは立派に大きく成長します。私が普段モンステラを育てる際に使っている栽培用品については、栽培用品のページをご確認ください。
モンステラオーレアの栽培難易度
DIFFICULTY
オーレアは、入手時の株の状態により栽培難易度が異なります。斑が鮮やかで高額な株は、とても育てるのが難しいです。斑が鮮やかだけど、小ぶりの株は、元々高額で販売する為に暗めの場所で鮮やかな斑を維持する為に育てられている可能性があります。この様な株を高値で入手してしまい大きく育てようと思っても明るい場所に出した途端、斑入り部分が傷んで枯れてしまい大きく育てる事は出来ません。また鮮やかで大きく育っている株でも、ハウスで地植えで育てられた株も注意が必要です。環境の変化が大きい一般家庭の植木鉢では、ハウスの様に大きく育てる事は難しいです。オーレアを状態よく大きく育てたい場合は、緑多めの株を選ぶのがおすすめです。緑多めで黄斑が少なくても、大きく育ったオーレアはとても見応えがあり美しいです。オーレアを状態よく綺麗に大きく育てる秘訣は、一番最初の株選びだと思います。
斑の安定度
販売価格
観葉度
育てやすさ
初心者へのオススメ度
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モンステラオーレアの栽培記録
Growth Record
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※偽物の購入にはご注意ください。

Types of Monstera
モンステラの種類
私が現在栽培しているモンステラの種類は、一般的な人気の種類(モンステラデリシオーサ、モンステラボルシギアナ)と、その他の種類(sp. ペルー、アカコヤグエンシス、アクミナータ、アダンソニー(マドカズラ)、エスケレート、オブリクア、サブピンナータ、シルテペカナ、スタンデリアナ、スプルセアナ、ドゥビア、ピナッティパルティタ、レクレリアナ)です。それぞれの詳細については、以下のページでまとめています。






