オーレアは、葉に鮮やかな黄斑が入るモンステラボルシギアナの呼び名です。モンステラデリシオーサに黄斑が入る場合は、イエローマリリンと呼ばれます。ボルシギアナに黄斑が入ったモンステラをオーレアと呼ぶ事はありますが、イエローマリリンとは呼ばず、デリシオーサに黄斑が入ったモンステラのみをイエローマリリンと呼ぶそうです。ただし、私が栽培している黄斑が入るモンステラデリシオーサの中には、オーレアに似た黄斑の入り方をするモンステラデリシオーサもいます。以下のページでは、私が栽培するオーレア個体をご紹介します。
オーレア・モンステラの特長
以下の写真は、私が栽培しているオーレア(モンステラボルシギアナ)です。とても綺麗な黄斑の葉が開くのですが、すぐに葉焼けしてしまう為、なかなか綺麗に維持する事ができません。葉焼けを防ぐ為に日影で育てると葉の切れ込みが無くなり、葉のサイズも小さくなってしまいます。なかなか栽培が難しいと感じている株になります。

モンステラボルシギアナの詳細については、以下のページでまとめています。
黄斑が入るモンステラデリシオーサ
以下は黄斑が入るモンステラデリシオーサです。モンステラデリシオーサなので、イエローマリリンと思いきや、黄斑の入り方がオーレアです。一般的にオーレアと言えばモンステラボルシギアナですが、以下の写真の通りオーレアの様な黄斑が入るモンステラデリシオーサもいます。

上記は、黄斑が入る実生のモンステラデリシオーサになります。このモンステラの詳細は以下の栽培記録にまとめています。
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黄斑が入るその他のモンステラ
海外のサイトを見ていると"Variegated Monstera Peru Aurea"という様に黄斑が入ったモンステラsp. ペルーが販売されていたり"Variegated aurea Monstera Lechleriana"という様に黄斑が入ったモンステラレクレリアナがオーレアの名が付いた名称で販売されているのを見かける事もあります。しかし一般的には、モンステラボルシギアナに黄斑が入ったモンステラをオーレアと呼ぶ様です。黄斑が入るモンステラsp. ペルーとモンステラレクレリアナについては、以下のページでまとめています。
オーレアとイエローマリリンの違い
オーレアに似たモンステラで、イエローマリリンという呼び名のモンステラがいます。オーレアは、モンステラボルシギアナに黄斑が入ったモンステラになります。イエローマリリンは、モンステラデリシオーサに黄斑が入ったモンステラになります。モンステラデリシオーサとモンステラボルシギアナの違いが不明な場合は、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページをご確認下さい。以下は私が栽培しているイエローマリリンになります。

イエローマリリンの詳細については、以下のページでまとめています。
オーレア・モンステラの特徴をまとめると以下の通りとなります。
- 一般的にはモンステラボルシギアナに黄斑が入るモンステラの事をオーレアと呼ぶ。
- モンステラデリシオーサの中にもオーレアと見分けが付かない黄斑が入るモンステラもいる。
- 海外では黄斑が入るモンステラsp. ペルーやモンステラレクレリアナにもオーレアの呼び名を付けて販売しているサイトを見かける事がある。
- 斑入りのモンステラは、葉焼けし易い為、成長期(春・夏・秋)に屋外環境で栽培する際には遮光ネットは必須。
オーレア・モンステラの栽培記録
以下は私が栽培しているオーレアの栽培記録です。

モンステラオーレアの斑の傷みによる枯れが酷い為、新たな株を追加栽培開始
2021年12月1日(過去の栽培記録はこちら)より大切に育ててきた黄斑のモンステラボルシギアナ(オーレア)のトップカットなのですが、斑の傷みによる枯れがとても酷くなってきてしまいました。観葉の域を超える枯れ具合となってし […]

茎が太く穴のあいた大きな葉のモンステラオーレアの栽培を開始
2023年5月3日より、緑多めのモンステラオーレアの栽培を開始すると同時に、茎が太く穴のあいた大きな葉のモンステラオーレアの栽培も開始しました。2021年12月1日(過去の栽培記録はこちら)より大切に育ててきた黄斑のモン […]

緑多めのモンステラオーレアの栽培を開始
2021年12月1日(過去の栽培記録はこちら)より大切に育ててきた黄斑のモンステラボルシギアナ(オーレア)のトップカットなのですが、斑がとても傷みやすく、他のモンステラと同じ栽培環境で育てているのにも関わらず、成長に支障 […]

モンステラの根に巻かれた水苔は鉢植え前に綺麗に取り除く
新しくモンステラを購入した際、根に水苔が巻かれている事がよくあります。発送時にモンステラの根を保護する為に巻かれた水苔は簡単に取り除けるので問題無いのですが、水苔に巻き付かれたまま育てられ販売されているモンステラの根から […]
オーレア・モンステラの栽培記録を全て確認する
オーレア・モンステラの栽培環境
オーレア(モンステラボルシギアナ)を状態良く栽培する為には、成長期となる春・夏・秋に屋外環境で育て、冬の間は屋内環境でしっかりと休眠させる事が大切です。住んでる場所の気候によって、モンステラボルシギアナの栽培に適した環境作りは異なります。以下では、私が住んでいるエリアで、モンステラボルシギアナを栽培する際の環境についてご紹介しています。
オーレア・モンステラの栽培用品
オーレア(モンステラボルシギアナ)は、モンステラデリシオーサと異なり、栽培初期の段階から上へ上へと成長していきます。上に成長する程、茎が太くなり、葉のサイズが大きくなっていきます。その為、モンステラボルシギアナを栽培する際には支柱を使うと状態よく栽培する事ができます。また成長期となる春・夏・秋には肥料を与えます。斑入りモンステラボルシギアナを春・夏・秋に、屋外で栽培する際には、葉焼け防止用に遮光ネットが必須です。私がモンステラボルシギアナを栽培する際に利用しているモンステラの栽培用品については以下のページでご紹介しています。
斑入りモンステラ
斑入りモンステラは、モンステラデリシオーサ、モンステラボルシギアナ、アダンソニー(マドカズラ)、sp. ペルーといったモンステラの種類で見かける事があります。斑の色は、白斑、黄緑斑、黄斑、ミント色などがあります。また葉への斑の入り方によって、ハーフムーン、フルムーン、ホワイトタイガー、オーレア、散斑などの呼び名があります。それぞれの内容について、以下のページでまとめています。
斑入りモンステラ