とても人気も価格も高い黄斑のモンステラオーレアに新しい葉が開きました。モンステラの新しい葉は開く度にワクワクするのですが、この黄斑のモンステラオーレアについては、斑の部分が痛みやすく枯れやすい為、新しい葉が開く度、どう育てようか?といつも悩まされます。モンステラオーレアは、斑の部分が痛みやすい株と傷みにくい株があるそうで、この株は斑の部分が枯れにくい株との説明を受けた上で購入したのですが見事に枯れまくります。一般の園芸店で斑入りのモンステラを見かける機会があまり無いのは、斑の部分が痛みやすく取扱が難しいリスクの高いモンステラなのでは?とよく思います。綺麗な斑入りほど高値で売れると思うのですが、高値だけに販売後のクレーム対応など、販売前後のケアがとても難しい観葉植物だと感じます。オークションやフリマサービスで、安い価格だから、綺麗な斑の色だからと一般の方々から、斑入りのモンステラを購入してしまうと後悔する事が多い気がします。これはモンステラオーレアに限らず、ホワイトタイガーなど斑入りのモンステラボルシギアナ全般に言える事の様な気がします。斑入りのモンステラボルシギアナを大きく成長させたい場合は、やはり斑が少なく緑多めの株の方が安心で確実です。折角購入した綺麗なモンステラ、何か打開策が無いか?と時間をかけて試行錯誤が続きそうなモンステラオーレアです。
目次
モンステラオーレアの新しい葉(2023年1月23日)
寒い冬の停滞期の為、モンステラの成長が鈍化している中、黄斑のモンステラオーレアの新しい葉が開きました。この株はとても斑の部分が痛みやすく枯れやすい為、あまり光が強い箇所を避けていたのですが、今回は少し明るめの場所に配置したせいか、葉の切れ目が増えました。時間が経って葉が広がると、とても綺麗な色になりそうな斑の入り方をしているのですが確実に枯れる事は間違い無しです。他の斑入りのモンステラたちがほとんど枯れていない同じ栽培環境で育てているにも関わらす枯れやすい株なので、枯れやすい原因は栽培環境では無く、株自体に依存している事は確実です。
株全体を撮影するとこんか感じです。傷みやすい黄斑部分だけが枯れています。枯れていなければとても綺麗な株なのですがとても悩ましい株です。
何をやっても枯れる株なので、今年の5月から10月の成長期は、思い切って少し明るめの場所で茎を太く成長させる事に専念してみようかと思っています。
下葉3枚ぐらい残して緑多めの部分で切り戻さないとダメかなっと思いつつ、緑多めでも黄斑部分が枯れやすい株なので、やっぱり切り戻したところでどう育てるのがベストなのか悩ましい株です。
引き続き成長に変化がありましたら、モンステラボルシギアナの栽培記録ページでご紹介致します。
本ページで紹介している斑入りのモンステラボルシギアナの栽培記録
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラボルシギアナの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
- 2024年2月7日 :斑が強すぎて枯れまくりだったモンステラから出てきた新芽
- 2023年11月9日 :オーレアは黄斑が綺麗で鮮やかな株ほど大きく育てる事がとても難しい
- 2023年5月3日 :モンステラオーレアの斑の傷みによる枯れが酷い為、新たな株を追加栽培開始
- 2023年1月23日 :枯れやすい黄斑のモンステラオーレアの新しい葉
- 2022年11月24日 :黄斑のモンステラオーレアに新しい葉が開くも相変わらず斑が枯れる
- 2022年9月3日 :黄斑のモンステラオーレアの栽培は葉焼けが酷くとても難しい
- 2022年7月24日 :約1ヶ月半ぶりに開いたモンステラオーレアの葉はフルムーンの黄斑
- 2022年7月4日 :薬害、葉焼け、役目を終え枯れ落ちた黄斑のモンステラの葉
- 2022年6月16日 :肥料のおかげ?黄斑のモンステラ(オーレア)の新しい葉が大きく広がる
- 2022年6月2日 :葉焼けしカイガラムシも付いた黄斑のモンステラから広がった新しい葉
- 2022年5月30日 :茶色く枯れた黄斑のモンステラから出て来た綺麗な新葉
- 2022年5月24日 :葉焼けした黄斑のモンステラから出て来た新しい葉
- 2022年5月17日 :5月の陽射でも思いっきり葉焼けした黄斑のモンステラ
- 2022年3月22日 :黄斑のモンステラの新葉は切れ込み深く穴の開いたハーフムーン
- 2022年3月2日 :黄斑のモンステラボルシギアナ(トップカット)初めての新葉が開き始める
- 2022年2月21日 :黄斑のモンステラボルシギアナ(トップカット)の気根が成長
- 2022年1月31日 :新芽展開から3日後、黄色い斑入りのモンステラボルシギアナに新たな気根を確認
- 2022年1月27日 :脱皮するように大きく新芽が動き出した黄斑のモンステラボルシギアナ
- 2022年1月9日 :フルムーンに近い鮮明な黄斑のモンステラオーレア
- 2021年12月31日 :上向き始めた黄斑のモンステラボルシギアナ(オーレア)の新葉
- 2021年12月14日 :黄斑のモンステラボルシギアナ(オーレア)の気根を確認
- 2021年12月1日 :とても美しい黄斑のモンステラボルシギアナ(オーレア)のトップカットを購入
モンステラボルシギアナの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラボルシギアナ
モンステラボルシギアナは、モンステラデリシオーサと比較すると小さ目で、同じ栽培環境下においてはデリシオーサよりも成長が早いとされています。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。日本国内では、デリシオーサの様にコンパクタ、タイコンステレーション、マクロコズムというような種類別の呼び名では無く、ハーフムーン、フルムーン、ホワイトタイガーというような斑の入り方の違いによる呼び名が付けられている事が多いです。海外では、斑入りのボルシアナ(ホワイトタイガー)を”Monstera Albo Borsigiana”の様に”アルボ”と名付けられているのをよく見かけます。私が実際に栽培しているモンステラボルシギアナについて、以下のページでご紹介いたします。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。