モンステラの根立ち(根上がり)は、モンステラデリシオーサの気根を目立たせたい場合に行っています。本来、根立ち(根上がり)とは、気根では無く植物の根を用いた仕立て方法です。しかしモンステラの場合は、根立ち(根上がり)、幹立ち(幹上がり)は、呼び名が異なるだけで同じ仕立て方法として扱われている事が多い様です。
根立ち(根上がり)で仕立てたモンステラ
以下は根立ち(根上がり)に仕立てながら育てたモンステラデリシオーサの仲間であるタイコンステレーション(イエローモンスター)です。2022年5月22日(過去の栽培記録はこちら)に撮影した写真です。上手く気根を植木鉢の中に誘導しながら育てていました。
上記から半年後の2022年11月17日(過去の栽培記録はこちら)に撮影した写真が以下の姿になります。
根立ち(根上がり)、幹立ち(幹上がり)の仕立て方だと、葉を1枚から3枚残して剪定(カット)が前提になっていますが、葉を一枚も剪定(カット)する事なく支柱仕立てで育てた方が、モンステラ本来の姿を観葉する事ができます。
次にモンステラの仕立て方で人気が高い幹立ち(幹上がり)についてご紹介致します。
モンステラの仕立て方
モンステラの仕立てを行う際には、まずはモンステラの樹形が崩れる原因を把握しておく必要があります。折角綺麗に仕立て上げても、樹形が崩れてしまったら仕立てる意味が無くなってしまうからです。またモンステラを仕立てる際には、場合によって剪定(カット)をする必要があるので、剪定(カット)方法についても確認しておく必要があります。そしてモンステラを仕立てる種類は、主に支柱で仕立てる方法、根立ち(根上がり)で仕立てる方法、幹立ち(幹上がり)で仕立てる方法の3種類があります。モンステラの仕立て方について以下のページでご紹介していきます。