モンステラマクロコズム、一年間の成長記録
モンステラマクロコズムを2022年4月24日(過去の栽培記録はこちら)から、マンションで栽培を開始して気が付けば一年が経過していました。一年間の成長の様子をまとめてみたいと思います。
モンステラマクロコズム、一年間の成長記録
本ページに掲載しているモンステラマクロコズムについて、一年間の成長の様子をまとめています。更に詳細なモンステラマクロコズムの成長の様子を確認したい場合は、モンステラデリシオーサマクロコズム栽培記録のページをご確認ください。
2022年4月24日の様子
まずはモンステラマクロコズムの栽培を開始した2022年4月24日(過去の栽培記録はこちら)に撮影した写真です。栽培当初から葉にあく穴の数が多い株でした。
2022年5月15日の様子
以下は2022年5月15日(過去の栽培記録はこちら)に撮影した写真です。レース状の穴が綺麗にあいた新しい葉が開いてきました。
2022年8月18日の様子
上記から約3ヵ月後の2022年8月18日(過去の栽培記録はこちら)に次の新しい葉が開きました。分かりづらいのですが、中央の黄緑色の葉が新しく開いた葉です。葉にレース状にあく穴の数は更に増してきました。
2022年11月10日の様子
上記から更に約3ヵ月後の2022年11月10日(過去の栽培記録はこちら)には、気根の数が急激に増えてきました。
この気根の出方は、上に登りたい合図だと思ったので支柱を立ててあげました。ここから樹形を整える為、支柱仕立てを開始しました。
上記で私が利用している支柱は以下のプラ支柱となります。前面がカットされていない以下のプラ支柱を購入し、栽培するモンステラのサイズに合わせて前面開口部分を自らプラスチック切断用の電動カッターでカットして利用しています。プラ支柱をなるべく精度高くカットする際には、マスキングテープをプラ支柱に張ってからカットすると真っすぐカットし易いです。
※最近は支柱が必要となる事が多いので、Yahoo!ショッピングで4メートルの
透水管を直接購入して好みの形状にDIYしています。
2023年4月4日の様子
冬の間は気根しか動かず、上記から更に5ヵ月後の2023年4月4日(過去の栽培記録はこちら)に、新しい葉が開きました。穴の数は少ないのですが、重厚感のある大きな葉が開きました。
2023年5月6日の様子
そして更に上記から1ヶ月後の2023年5月6日(栽培記録はこちら)に、新しい葉が開いてきました。
一年間での成長の変化
改めて約一年前の2022年4月24日(過去の栽培記録はこちら)に撮影した写真と、本日2023年5月6日(過去の栽培記録はこちら)撮影した写真を比較してみると以下の通りとなります。


私はモンステラデリシオーサの仲間は、実生株、コンパクタ、イエローマリリン、イエローモンスター、タイコンステレーション、マクロコズム、スケルトン、福助、ナローリーフ、奇形株、羅紗葉変異株、斑入りなどを育てているのですが、私の栽培環境では全て冬場は、成長がほぼ停滞して新しい葉は開かず、春(5月)、夏(6月、7月、8月)、秋(9月、10月)に大きく成長します。この期間中に上手く仕立ててあげると、綺麗な株に成長してくれます。
モンステラを栽培する際に何か特別な用品を使っているなどは特に無く、ほぼ全てAmazonで購入しています。私が普段モンステラを栽培する際に利用している用品や機材等は以下のページに全てまとめています。
夏の成長期に入った為、モンステラマクロコズムの成長に勢いが増してきました。詳細は以下のページにアップしました。
次の栽培記録:気根で支柱が変形してしまうほど元気なマクロコズムに新しい葉が開く
本ページで紹介しているモンステラマクロコズムの栽培記録
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサマクロコズム栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
- 2023年7月1日 :気根で支柱が変形してしまうほど元気なマクロコズムに新しい葉が開く
- 2023年5月6日 :モンステラマクロコズム、一年間の成長記録
- 2023年5月6日 :前回から約一ヶ月で新しい葉が開いたマクロコズムの気根が充実
- 2023年4月4日 :約5ヵ月ぶりに開いたモンステラマクロコズムの新しい葉
- 2023年2月17日 :冬に太い気根を伸ばしたモンステラマクロコズム
- 2022年11月10日 :穴のあいた大きな葉を広げた後、沢山の気根が出てきたモンステラマクロコズム
- 2022年9月11日 :モンステラマクロコズムの葉が9月の陽射で葉焼け
- 2022年8月18日 :激しく沢山穴のあいたモンステラの葉
- 2022年8月14日 :約3ヵ月ぶりに出てきたマクロコズムの新しい葉
- 2022年6月23日 :なぜモンステラマクロコズムの繊細な葉は綺麗に開くのか?
- 2022年5月23日 :モンステラデリシオーサ、マクロコズム、コンパクタを比較
- 2022年5月15日 :切れ込み深い葉に穴が沢山開いたモンステラマクロコズムの新しい葉
- 2022年5月11日 :トップカットのモンステラマクロコズムから開いてきた繊細で美しい新葉
- 2022年4月24日 :トップカットのモンステラマクロコズムを購入
モンステラデリシオーサマクロコズム栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラデリシオーサマクロコズム
モンステラデリシオーサマクロコズムは、モンステラデリシオーサの変異個体と記載された日本国内のページをよく見かけます。フリマサービス、オークションサイト等では、「葉に穴が多く開いたデリシオーサ=マクロコズム」、「茎が太いモンステラ=マクロコズム」やマクロコズムとは明示せず「マクロコズム風なモンステラ」と掲載され販売されているモンステラを見かける事もあります。マクロコズムと同じ様に、モンステラデリシオーサコンパクタも”コンパクタ”と名前を付ければ高値で売れる事から、「本当にこのモンステラってコンパクタなんだろうか?」と思うモンステラもコンパクタとしてよく販売されているのをみかけます。私が現在栽培しているモンステラデリシオーサマクロコズムは、関西方面で有名な園芸店さんでマクロコズムとして販売されていたモンステラの幹上がり(ミッドカット)とトップカットの株分け個体となります。購入者(栽培者)の立場からすると、小さい頃の葉の形状は、モンステラデリシオーサコンパクタとして販売されている個体にもとても似ています(比較写真はこちら)。マクロコズム( macrocosm )の意味は”大宇宙”です。モンステラデリシオーサの仲間には、タイコンステレーション( constellation )という星座を意味する言葉を持つ種類もいます。モンステラの大きな葉や穴、斑を夜空に見立てたネーミングはとてもお洒落に感じます。
モンステラデリシオーサ
モンステラデリシオーサのデリシオーサは、英語で「おいしい」を意味する"delicious"に由来しているとされています。これはモンステラになる実が「おいしい」という理由からです。一般に観葉植物として市場に流通しているモンステラは、モンステラデリシオーサとモンステラボルシギアナの2種類があります。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。モンステラデリシオーサは、ボルシギアナと比較して大きな葉を持ち、自然界では1メートル以上の巨大な葉を持つ場合もあります。モンステラデリシオーサには、実生株、コンパクタ、イエローマリリン、イエローモンスター、タイコンステレーション、マクロコズム、スケルトン、福助、ナローリーフ、奇形株、羅紗葉変異株、斑入りなどの種類があり、奇形をした変異株もボルシギアナよりも多く見かけます。私が実際に栽培しているモンステラデリシオーサについて、以下のページでご紹介いたします。
モンステラデリシオーサの種類
デリシオーサは、実生株、コンパクタ、イエローマリリン、イエローモンスター、タイコンステレーション、マクロコズム、スケルトン、福助、ナローリーフ、奇形株、羅紗葉変異株、斑入りなど魅力的で変わった種類があります。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。