モンステラの節は、葉柄、気根、成長点が発生する茎の付け根箇所になります。モンステラ栽培を紹介する海外のサイトでは、「節」の事を「ノード」と呼んでいます。節の拡大図において、赤の実線でカットした範囲が節になります。この節の部分を使い茎伏せや水耕栽培(水挿し)を行う事によってモンステラを増やす事ができます。また、モンステラの種類を見分ける際、節間を確認する事があります。モンステラデリシオーサは、節間が狭いですが、モンステラボルシギアナは、節間が長い特長があります。詳しくは、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。
モンステラの節
実際にモンステラの節を使い、茎伏せを行い現在栽培中のモンステラをご紹介いたします。
茎伏せ
現在栽培している極太な大きな節から成長しているイエローモンスターと、小さな節から成長しているイエローモンスターについてご紹介いたします。
極太な節
茎伏せされたイエローモンスターの極太な節です。成長点から葉柄が伸び、とても綺麗な散斑の葉を広げています。当初成長がとても遅かったのですが、土を入れ替えてあげた事によって成長の速度が上がりました。2021年10月4日より、栽培記録を開始しています。詳細は以下のページにアップしています。
小さな節
2021年10月10日より水苔の上に転がしておいたイエローモンスターの茎です。約三ヶ月後、成長点から新芽が伸びている事に気が付き、水苔から取り出した所、根もかなり伸びている状態でした。土に植え替え、栽培記録を開始しています。
モンステラの各部の名称
モンステラの各部の名称は、主に葉、葉柄、茎、節、成長点、気根、根となります。モンステラを水耕栽培(水挿し)、挿し木、茎伏せで増やす際、各部の名称を知っておく必要があります。
モンステラの各部の名称