2021年10月24日(過去の栽培記録はこちら)にモンステラマクロコズムの名で購入したモンステラなのですが、やはりこちらの株はコンパクタだと思います。実際にマクロコズムとコンパクタを育てていると、コンパクタはマクロコズムにとてもよく似ていますが、マクロコズムほど大きく成長しない印象です。マクロコズムがコンパクトになったモンステラがコンパクタという感じでしょうか?さて今回は、モンステラの種類がマクロコズムなのか?コンパクタなのか?では無く、綺麗に仕立てられたモンステラはここまで見栄えがよくなるという違いを見比べていきたいと思います。
目次
仕立てられ見栄えが整ったモンステラ(2024年1月3日の様子)
まずは2023年7月7日(過去の栽培記録はこちら)に撮影したモンステラが以下の写真です。
以下の写真は約半年経過した本日2024年1月3日に撮影した同じモンステラの写真です。
同じモンステラの株なのにも関わらず、ここまで見栄えに差が出るのか?という印象を受けます。ちなみに葉は一度も剪定(カット)していません。
2023年7月7日(過去の栽培記録はこちら)に撮影した時と、本日2024年1月3日時点で何が違うのか?といえば以下の2点のみです。
以下は2023年8月23日(過去の栽培記録はこちら)に撮影した同株の写真なのですがこの時はまだ樹形が乱れています。
今年、現状の状態で屋内栽培から屋外栽培へと切り替えた際、樹形が乱れない様であれば、支柱(ネトロンパイプ)の太さを変更した事が樹形が整った理由と言えるかも?しれません。
このコンパクタなのか?マクロコズムなのか?よく分からないモンステラもとても大きく成長しました。
以下は現在一番トップの葉です。
マクロコズムの様に沢山穴のあいた葉をしていますがコンパクトです。
以下は別で育てているマクロコズムの葉です。とてもよく似ています。
真横からも株を撮影してみました。
引き続き成長に変化がありましたら、モンステラデリシオーサマクロコズム栽培記録ページでご紹介致します。
本ページで紹介しているモンステラマクロコズムの栽培記録
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサマクロコズム栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
- 2024年1月3日 :仕立てられ見栄えが整ったモンステラ
- 2023年8月23日 :マクロコズムの名で購入したけれどコンパクタだと思っていたモンステラにマクロコズムの様な葉が開く
- 2023年7月7日 :引き続き葉が反対向きに開くマクロコズムの名で購入したけれどコンパクタだと思っているモンステラ
- 2023年5月23日 :マクロコズムの名で購入したけれどコンパクタだと思っているモンステラに新しい葉が開く
- 2022年11月28日 :葉に穴の数が増えてきたモンステラマクロコズム
- 2022年11月15日 :モンステラマクロコズムに支柱を設置
- 2022年9月26日 :いよいよモンステラマクロコズムっぽい葉に変化してきた
- 2022年8月20日 :これはモンステラマクロコズム?それともコンパクタ?
- 2022年7月8日 :7枚目に出てきたモンステラマクロコズムの新しい葉が開く
- 2022年5月10日 :株分けから6枚目に出てきたモンステラマクロコズムの新しい葉
- 2022年3月17日 :マクロコズムのとてもシャープな葉
- 2022年1月20日 :マクロコズムとコンパクタの比較
- 2021年12月26日 :冬なのに5本の気根を同時に伸ばしながら成長するモンステラデリシオーササマクロコズム
- 2021年12月1日 :新たに伸び始めたマクロコズムの気根
- 2021年11月21日 :開ききったマクロコズムの若葉
- 2021年11月11日 :株分けから5枚目に開いたマクロコズムの新しい葉
- 2021年11月7日 :開き始めたマクロコズムの新しい葉
- 2021年11月3日 :根上がり、幹立ちのマクロコズム
- 2021年10月31日 :マクロコズムの新芽を確認
- 2021年10月24日 :株分けされた幹上がりのモンステラデリシオーササマクロコズムを購入
モンステラデリシオーサマクロコズム栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラデリシオーサマクロコズム
モンステラデリシオーサマクロコズムは、モンステラデリシオーサの変異個体と記載された日本国内のページをよく見かけます。フリマサービス、オークションサイト等では、「葉に穴が多く開いたデリシオーサ=マクロコズム」、「茎が太いモンステラ=マクロコズム」やマクロコズムとは明示せず「マクロコズム風なモンステラ」と掲載され販売されているモンステラを見かける事もあります。マクロコズムと同じ様に、モンステラデリシオーサコンパクタも”コンパクタ”と名前を付ければ高値で売れる事から、「本当にこのモンステラってコンパクタなんだろうか?」と思うモンステラもコンパクタとしてよく販売されているのをみかけます。私が現在栽培しているモンステラデリシオーサマクロコズムは、関西方面で有名な園芸店さんでマクロコズムとして販売されていたモンステラの幹上がり(ミッドカット)とトップカットの株分け個体となります。購入者(栽培者)の立場からすると、小さい頃の葉の形状は、モンステラデリシオーサコンパクタとして販売されている個体にもとても似ています(比較写真はこちら)。マクロコズム( macrocosm )の意味は”大宇宙”です。モンステラデリシオーサの仲間には、タイコンステレーション( constellation )という星座を意味する言葉を持つ種類もいます。モンステラの大きな葉や穴、斑を夜空に見立てたネーミングはとてもお洒落に感じます。
モンステラデリシオーサ
モンステラデリシオーサのデリシオーサは、英語で「おいしい」を意味する"delicious"に由来しているとされています。これはモンステラになる実が「おいしい」という理由からです。一般に観葉植物として市場に流通しているモンステラは、モンステラデリシオーサとモンステラボルシギアナの2種類があります。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。モンステラデリシオーサは、ボルシギアナと比較して大きな葉を持ち、自然界では1メートル以上の巨大な葉を持つ場合もあります。モンステラデリシオーサには、実生株、コンパクタ、イエローマリリン、イエローモンスター、タイコンステレーション、マクロコズム、スケルトン、福助、ナローリーフ、奇形株、羅紗葉変異株、斑入りなどの種類があり、奇形をした変異株もボルシギアナよりも多く見かけます。私が実際に栽培しているモンステラデリシオーサについて、以下のページでご紹介いたします。
モンステラデリシオーサの種類
デリシオーサは、実生株、コンパクタ、イエローマリリン、イエローモンスター、タイコンステレーション、マクロコズム、スケルトン、福助、ナローリーフ、奇形株、羅紗葉変異株、斑入りなど魅力的で変わった種類があります。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。