2022年にシンガポールの在住の仕事仲間から入手したモンステラデリシオーサレースプリズマティックモーフ( Monstera Deliciosa Unknown Lace Prismatic Morph )と呼ばれる正式名称不明のモンステラを地植えへと移行しました。覚えにくい長い名称なのと、それほど貴重なモンステラでは無いと個人的には思っている為、本サイトではマクロコズムの名前で紹介してきました。2022年4月24日より3年以上育ててきたこちらの大株のモンステラも地植え栽培へと移行しました。地植え移行中の様子を記録撮影しましたのでご紹介致します。

マクロコズムを上回るモンステラも地植え栽培へと移行(2025年5月26日の様子)

地植え直前、鉢植え最後の状態を撮影致しました。

以下の栽培記録でご紹介している通り、今年は地植えのモンステラたちが続々と花芽を展開し、我が家の地植え環境は、モンステラたちにとって快適な環境である事が証明された為、販売したら高額で売れそうな貴重なモンステラの大株も躊躇無く地植え栽培へと移行しています。

現時点でも葉にあく穴の数が多いモンステラですが、地植え栽培する事で更に葉にあく穴が繊細に化ける事を確認済みの為、地植え栽培へと移行です。

私が育てているモンステラデリシオーサレースプリズマティックモーフ( Monstera Deliciosa Unknown Lace Prismatic Morph )の詳細は以下のページでまとめています。

支柱の中はAmazonで購入できる安いヤシガラのみです。あく抜きなどしなくても安価なヤシガラのみでモンステラは何も問題無く立派に成長します(私が普段使っているヤシガラはこちら)。

用土もAmazonで購入できる安い観葉植物の土のみを使っています(私が普段使っているモンステラの用土はこちら)。モンステラを大きく生長させるポイントについては、以下のページでまとめています。

地植え用に庭に穴をあけました。

地植え用の用土もこのマンションを新築で購入した当時の地中に埋まる土をそのまま使っています。掘り起こせば、軍手、ビニール、大きなコンクリートの塊、針金等々、マンション建設時の廃棄物が大量に出てきます。実際にモンステラに花芽が付くまで育ててみると、用土にこだわるのでは無く、根腐れさせない管理がとても重要な事に気が付かされます。私がモンステラ栽培に使っている用土については、以下のページでまとめています。

庭に穴をあけたら、モンステラが上に成長しやすい様にフェンスを背面に設置します。

壁は木製の方がモンステラがよく登ります。このタイルの壁沿いに木製のフェンスを立てかけると木製フェンスの底が腐って倒れてしまう危険性がある為、腐らない金属製の園芸用フェンスを設置しています。こちらのフェンスは以下より、Amazonで購入できます。

地植え前の鉢植え最後の姿を屋外で撮影しました。とても巨大で立派なモンステラです。

植木鉢を外しました。立派に育つモンステラは根の状態がとても良いです。

スッポリと支柱から株全体を外しました。とても簡単に支柱からは外せます。この写真を見れば一目瞭然。支柱の中はヤシガラのみでとても状態よく成長している事が確認できます。モンステラ栽培に特別な物は一切必要ありません。

そして地面にあけた穴にすぽっとはめてしまえば一瞬で地植えの完成です。

実は私、インスタとYoutubeは、モンステラたちが大株に成長したら行ってもよいかなっと思っていたのですが、地植えのモンステラたちが花芽し始めてから考えが一気に変わってしまいました。

私の本職はネットビジネスで、20年以上ネット業界にいるので、インスタやYoutubeを世界的にバズらせ数字を獲得する事はとても得意なので、後回しでいいやと考えていました。しかし、花芽を展開してきたモンステラを目の前にした時、インスタやYoutubeの数字なんてモンステラの子孫繁栄と比較したら、もの凄い小さな出来事に感じてしまいどうでもよくなってしまいました。

人間は煩悩の塊です。「稼ぎたい」、「金持ちになりたい」、「目立ちたい」、「有名になりたい」と、そんな愚かな事ばかり考えながら毎日生きている生物です。プラットホーム側(中央集権側)にいると、そんな欲望まみれな人々を巧みに操りながら収益を上げたり、税収を得たりするのが世の中の仕組みだと日々感じます。「負けたく無い」と思った時点で負け確定なのに「強くなりたい」と考えている人たちばかりです。

自らの栽培環境で成長するモンステラの花芽を見てしまうと、インスタやYoutubeなど、愚かな人間の煩悩基点の考え方では無く、貴重な無垢なモンステラを地植えで開花させ、交配や種を採取し、子孫を残す事に注力した方がよっぽど意義があると感じました。なので、モンステラデリシオーサレースプリズマティックモーフも躊躇なく地植え栽培へと移行させました。

モンステラの花芽が出る以前は、大きく生長した私のモンステラを日本全国へチャーター便で配送させて欲しいと名乗り出る会社の社長さんも現れた事もあり、植木鉢ごと販売しようか?とも考えていた時期もあったのですが、モンステラの花芽を目の当たりにしたら、煩悩基点の販売という発想も頭の中から一瞬にして消え去りました。引き続き地植えで美しく育ててあげたいと思います。

モンステラの地植え栽培については、以下のページでまとめています。

モンステラスの地植え栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいようにモンステラの地植えの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年7月18日

真っ白な全斑(フルムーン)の葉が開いたモンステラホワイトタイガー(アルボ)New!!

2025年7月17日

脇芽からも花芽(蕾)が展開するカオスな成長をするモンステラNew!!

2025年7月11日

鮮やかな黄斑が入ったモンステラオーレアの斑入りの蕾

2025年7月10日

マンションの庭で栽培している斑入りのモンステラから続々と花芽が誕生

2025年7月2日

開花が近づいてきた斑入りのモンステラに開いた綺麗な黄斑の葉

2025年6月30日

黄斑が入ったモンステラの蕾が登場

2025年6月30日

一枚の葉の長辺サイズが1メートル以上に成長したモンステラスケルトン

2025年6月27日

モンステラに花芽が出る際の初動について

2025年5月25日

マクロコズムを上回るモンステラも地植え栽培へと移行

2025年5月25日

地植えのモンステラスケルトンや斑入りのモンステラから続々と花芽?の様な突起が展開中

2025年5月9日

葉の切れ目の数が14個に増えたモンステラスケルトンの超大株

2025年5月7日

栽培丸3年目のモンステラスケルトン、葉の変態の変遷まとめ

2025年5月4日

最上級な穴あき葉が開いたモンステラスケルトン

2025年5月2日

地植えのモンステラボルシギアナからデリシオーサの様な葉が開く

2025年4月22日

3年間育てた斑入りのモンステラ、イエローマリリンを地植え栽培へ移行

2025年4月1日

初めての冬越しを成功した地植えのモンステラスケルトン

2025年2月15日

真っ白な斑入りのモンステラ(ホワイトタイガー)を地植え栽培へと移行

モンステラの地植え栽培については、以下のページで全てまとめています。

モンステラの地植え栽培とは?

モンステラの地植えとは、モンステラを植木鉢では無く、地面に直接植えて育てる方法です。地植えとは、自然界で育つモンステラの生育環境そのものを実現させる方法です。限られたスペースの植木鉢と異なり、地植えであればモンステラはストレスを感じる事無く、自由に根を張り巡らせる事ができます。その為、植木鉢で育つモンステラを遥かに超え、一枚の葉の長辺が1メートル以上に巨大化します。ただし、一般の家庭においてモンステラの地植えを実現させる事はなかなか難しいです。特に寒い冬を越冬させる事が一番の難題です。しかし、私が住んでいる鎌倉方面では、モンステラを屋外の地植えで越冬させ年単位で斑入りのモンステラ含め、モンステラの地植え栽培に成功しています。わざわざ沖縄などへ南国移住しなくても、関東でも太平洋側の湘南エリア、横浜エリアは、モンステラの地植え栽培が可能です。真冬の寒さを地植えの屋外で越冬させた方が、温室や温暖な環境で育ったモンステラよりも丈夫で強いモンステラが育ちます。