今年(2025年)は地植えのモンステラたちに、いよいよ花芽と思われる突起が出現してきました。花芽を確認したのは2024年5月6日(過去の栽培記録はこちら)より地植え栽培を開始したモンステラスケルトンと、同時期に同じく地植え栽培へと移行した斑入りのモンステラオーレアの2株になります。花芽が付いたモンステラ3株に共通する点は、地植え栽培移行一年目である点と、屋内での鉢植え栽培において巨大化させ、そのまま地植えへと移行させたという点です。地植え移行時にボトムカットやトップカット、ミドルカットでカット(剪定)して移行したモンステラたちは当然株が小さいので、花芽が出るに至っていません。モンステラのカット(剪定)については、以下のページでまとめています。

なお、モンステラを地植え栽培している環境は、温室では無く、湘南方面のマンションの庭になります。風雨はもちろんの事、冬には雪が降る事もありますし、遮光していないので日光も直撃するので葉焼けもします。しかし、日本の気候変動にも耐えられる丈夫な株に育てたい為、過保護な行いは一切行っていません。

地植えのモンステラスケルトンや斑入りのモンステラから続々と花芽?の様な突起が展開中(2025年5月18日の様子)

2025年5月18日の様子に撮影した花芽をご紹介します。まずはモンステラスケルトンです。壁のタイルの一升の縦サイズが約5cmですので、写真を見て確認できる通り、葉の長辺サイズが約1メートルもあるスケルトンです。まったく欠点の無い葉がとても美しいです。これこそ観葉です。

モンステラスケルトンの花芽は、トップの葉の葉柄付け根付近から出てきました。

続いて斑入りのモンステラ(オーレア)の花芽と思われる突起です。こちらもトップの葉の葉柄付け根付近から出現しました。

モンステラボルシギアナ(オーレア)ですが、葉姿はモンステラデリシオーサ(イエローマリリン)の様です。

花芽を生長させながら、新葉も展開中です。相当エネルギーを消費していると思われる為、液体肥料による栄養補給をいつもよりも多めに行っています。

モンステラボルシギアナ(オーレア)は地植え栽培でもう一株育てています。

こちらの株からも以下の通り花芽と思われる突起が出現してきています。

モンステラの花芽と思われる突起が成長(2025年5月25日の様子)

上記から約一週間経過した2025年5月25日に撮影した花弁と思われる突起です。毎日少しずつですが、確実に成長している事が確認できます。

以下は花芽を確認してから約一週間経過したモンステラスケルトンの花芽です。一週間前の状態と比較すると、ゆっくりですが確実に成長している事が確認できます。

そしてモンステラスケルトンも花芽を出しながら、新しい葉を展開してきました。

以下はモンステラボルシギアナ(オーレア)の花芽と思われる突起です。こちらも確実に成長しています。そして気根の数が異様な程増えてきました。

そして茎の分岐も開始しました。

一週間前にドリル状態だった新葉は、モリモリと広がってきました。

私のモンステラの公式X(旧ツイッター)のプロフィール欄に以下の内容を記載しております。

2021年11月からモンステラ栽培開始。集めるより大切に美しく育てるがメイン。入手できても大きく育てる事が難しいモンステラをマンションで短期間に大きく栽培中。趣味で開発しているサイトに栽培記録を掲載。園芸は人(煩悩)では無く植物(無垢)を楽しませるもの。植物は育てている人そのもの。

私は2021年11月より約3年半、モンステラを集める事よりも大切に美しく育てる事を目標にしてきました。モンステラに花芽が出現したという事は、モンステラがこの場所で花を咲かせ、子孫を残したいという意思の表れであり、花を咲かせたモンステラの姿は最もモンステラの美しい姿でもあります。

つまりモンステラが開花すれば私のモンステラ栽培のゴール到達です。本サイトに一度も掲載した事が無い世界的に見ても相当レアなモンステラも既に複数株入手済みですし、もうモンステラを購入する事は二度とありません。モンステラ栽培はもう十分満足しましたし、やり切りました。

斑入りのモンステラ(オーレア)からついに花芽が出ました。詳細は以下の栽培記録にまとめています。

モンステラスケルトンの一枚の葉の長辺サイズが1メートルを超えてきました。詳細は以下の栽培記録でまとめています。

モンステラスの地植え栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいようにモンステラの地植えの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年7月18日

真っ白な全斑(フルムーン)の葉が開いたモンステラホワイトタイガー(アルボ)New!!

2025年7月17日

脇芽からも花芽(蕾)が展開するカオスな成長をするモンステラNew!!

2025年7月11日

鮮やかな黄斑が入ったモンステラオーレアの斑入りの蕾

2025年7月10日

マンションの庭で栽培している斑入りのモンステラから続々と花芽が誕生

2025年7月2日

開花が近づいてきた斑入りのモンステラに開いた綺麗な黄斑の葉

2025年6月30日

黄斑が入ったモンステラの蕾が登場

2025年6月30日

一枚の葉の長辺サイズが1メートル以上に成長したモンステラスケルトン

2025年6月27日

モンステラに花芽が出る際の初動について

2025年5月25日

マクロコズムを上回るモンステラも地植え栽培へと移行

2025年5月25日

地植えのモンステラスケルトンや斑入りのモンステラから続々と花芽?の様な突起が展開中

2025年5月9日

葉の切れ目の数が14個に増えたモンステラスケルトンの超大株

2025年5月7日

栽培丸3年目のモンステラスケルトン、葉の変態の変遷まとめ

2025年5月4日

最上級な穴あき葉が開いたモンステラスケルトン

2025年5月2日

地植えのモンステラボルシギアナからデリシオーサの様な葉が開く

2025年4月22日

3年間育てた斑入りのモンステラ、イエローマリリンを地植え栽培へ移行

2025年4月1日

初めての冬越しを成功した地植えのモンステラスケルトン

2025年2月15日

真っ白な斑入りのモンステラ(ホワイトタイガー)を地植え栽培へと移行

モンステラの地植え栽培については、以下のページで全てまとめています。

モンステラの地植え栽培とは?

モンステラの地植えとは、モンステラを植木鉢では無く、地面に直接植えて育てる方法です。地植えとは、自然界で育つモンステラの生育環境そのものを実現させる方法です。限られたスペースの植木鉢と異なり、地植えであればモンステラはストレスを感じる事無く、自由に根を張り巡らせる事ができます。その為、植木鉢で育つモンステラを遥かに超え、一枚の葉の長辺が1メートル以上に巨大化します。ただし、一般の家庭においてモンステラの地植えを実現させる事はなかなか難しいです。特に寒い冬を越冬させる事が一番の難題です。しかし、私が住んでいる鎌倉方面では、モンステラを屋外の地植えで越冬させ年単位で斑入りのモンステラ含め、モンステラの地植え栽培に成功しています。わざわざ沖縄などへ南国移住しなくても、関東でも太平洋側の湘南エリア、横浜エリアは、モンステラの地植え栽培が可能です。真冬の寒さを地植えの屋外で越冬させた方が、温室や温暖な環境で育ったモンステラよりも丈夫で強いモンステラが育ちます。