2024年11月27日(過去の栽培記録はこちら)より栽培を開始した斑入りのモンステラアクミナータですが、約半年育てたところで完全に斑が消えました。元々ミント斑で、その後白斑のハーフムーンを繰り返し、2025年4月15日(過去の栽培記録はこちら)に開いた緑一色の葉をきっかけに、その後、完全に緑一色となりました。

いきなり完全に斑が消えた斑入りのモンステラアクミナータ(2025年6月7日の様子)

斑が完全に消えたた斑入りのモンステラアクミナータです。

下葉はミント斑である事が確認できるかと思います。この株はどうしても横に行きたがるので、ある程度成長させてから、真っすぐに仕立て直せばよいか?と思っていました。

緑一色になる直前に開いた斑入りの葉です。

上記の斑入りの葉の後に開いた緑一色の葉です。

下葉はずっと斑入りだったのですが、斑入りのモンステラって斑を期待すると絶対にダメだなと改めて痛感。

私、3年半モンステラを育ててきて、一度もモンステラを販売する側の立場になった事が無いのですが、きっと販売する立場の人は、「綺麗な斑入りの葉が開いたぞ!今が売り時だ!」と思う方が多い様に感じるのですが、先の成長が読めない斑入りのモンステラに、何万、何十万、何百万と強気の値段を付けるってすごいよなといつも思ってしまいます。

購入する側の立場からすると、安定した斑入りや成長が保証されるモンステラであるならば高額でも買うんですけれど。そんなモンステラ、存在するはずないですよね。

もし私が斑入りのモンステラを販売するとしたら、「安定して斑が入る事が無い点や成長は望めない」という事をちゃんと販売時に伝え、それでも欲しいと思う方は、ぜひご購入くださいませってという感じになってきそうな気がします。このあたりはどこからでX(旧ツイッター)を使ってみなさんに「斑入りのモンステラの売り方について」オープンに質問してみようかな?と思っています。

斑入りのモンステラアクミナータは、剪定して増やすよりも、このまま地植えへと移行させた方が気持ちよく喜んで成長するはずなので、地植えへと移行します。モンステラの地植えについては、以下のページでまとめています。

斑入りのモンステラは年単位で綺麗に維持するのは本当に難しいと思います。唯一、私が実際に育てていて管理も観葉も優れていると感じるのは、以下のページでまとめているモンステラタイコンステレーションだけです。

モンステラアクミナータの栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラアクミナータの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年6月7日

いきなり完全に斑が消えた斑入りのモンステラアクミナータ

2025年4月15日

複雑な葉の形状になってきた斑入りのモンステラアクミナータ

2025年3月1日

モンステラアクミナータの下葉が冬の寒さで枯れる

2025年2月8日

ハーフムーンへと変化してきた斑入りのモンステラアクミナータ

2024年11月27日

斑入りのモンステラアクミナータの栽培を開始

モンステラアクミナータの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。

モンステラアクミナータとは?

モンステラアクミナータ(Monstera acuminata)は、モンステラアダンソニー(マドカズラ)に似たモンステラの種類です。モンステラアダンソニー(マドカズラ)との違いは、言葉で表現する事は難しく、実際にモンステラアクミナータの特長が出ている葉を見てもらう事でその違いを感じてもらうしか無い気がします。今後、株が成熟していく過程において、モンステラアクミナータらしい特長が出て来る場合は改めて本ページに追記していきたいと思います。