斑入りのモンステラは茶色くなりやすい。特に緑が少ない個体ほど、葉の傷み・水分ストレス・根腐れの影響が出やすい。本ページは、2024年7月17日から現在まで鮮やかなミント斑を持つ斑入りのモンステラを約2年半維持している実記録。途中、有機質用土から無機質用土へ切替。その前後で何が起きたかを整理します。結論ではなく、経過と変化の記録です。
目次
個体スペック
掲載写真は2026年1月29日撮影。各時点の状態を記録し、経過で確認できる形にしています。

約2年半栽培していますが、葉先以外、目立つ茶色化はほぼありません。
- 斑の状態:鮮やかなミント斑
- 栽培開始:2024年7月17日
- 現在:2026年2月20日
- 栽培期間:2年半以上
- サイズ:横幅一畳以上
2025年7月14日以前(有機質期)
発生した症状:
- 斑部分の茶色化
- 葉縁の変色
- 根域の水持ち変化


用土分解が進行。環境変化が加速していた可能性。
2025年7月14日 用土切替
有機質 → 無機質主体へ変更。

目的は、
「保水力向上」ではなく「環境変化の減速」
ストレスは、斑部分の茶色化として現れやすいと感じています。
切替後1年半の変化
- 大きな茶色化なし
- 葉先軽微変色のみ
- 新葉安定展開

重要なのは、
「無傷」ではない
「悪化していない」
現在の管理数値
- 光量:2月の晴れ間の日中帯 3,000~15,000lux
- 温度:19~25℃
- 湿度:60~70%
- 水やり間隔:2~3週間
- 用土配合:赤玉土2:鹿沼土1:軽石1
仮説
無機質が優れているのではない。
「根域変化の少なさ」が、斑の安定に影響している可能性。
※有機質用土は分解が進むことで通気性・保水性が変化しやすく、根域環境が短期間で大きく変わる可能性があります。その変化幅と変化速度が、斑部分の安定に影響しているのかもしれません。
斑入りは緑葉より光合成余力が低い。
=環境のブレに弱い可能性。
管理上やめたこと
- 頻繁な植替え
- 鉢の移動
- 刺激的な肥培
- 環境変更
環境変化とは、例えば葉水の様な一時的な湿度の急変や葉面温度の変動も含みます。葉水は局所的に急激な環境変化を起こすため、私は特に斑入りのモンステラには採用していません。
上記の刺激的な肥培とは、高濃度の肥料や頻回施肥によって生長速度を強く引き上げる管理を指します。短期間で大きく育てることは可能ですが、葉の厚みや組織の締まり、斑入りの安定性といった“質”の部分に影響が出る場合もあります。本株は、サイズ拡大よりも長期安定と成熟度を重視し、過度に生長を急がせない管理を基本としています。
結論ではなく現時点整理
2年半で分かったことは、
足すより
環境を固定する方が安定した
という事実。

完成株の証拠は“新葉より古葉が美しいこと”だと思っています。古い下葉が2年以上崩れないなら、それは本物の完成。
本株では、
- 環境を整える
- 環境を動かさない
- 用土の分解変化を抑える
この3点が、2年半の安定につながっている可能性があります。
一般家庭環境でも、斑入りモンステラを年単位で茶色化を抑えて管理することは不可能ではないと、実際の栽培実績を通じて感じます。
引き続き成長に変化がありましたら栽培記録を更新します。
モンステラボルシギアナミントの栽培記録
Plant Cultivation Record
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサボルシギアナミントの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
モンステラボルシギアナミントの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラデリシオーサ ボルシギアナ ミント
Monstera deliciosa var. borsigiana 'mint' variegata

