11月ですがモンステラデリシオーサボルシギアナミントの植え替えを行いました。植え替えの理由は、支柱が細く株が窮屈そうにしていた為です。モンステラデリシオーサボルシギアナミントは、モンステラボルシギアナに近い種類だと思い細めの支柱(内径:8.25センチ、外径:8.9センチの透水管)で仕立てていたのですが、本株の成長のパワーと言いますか、株のシッカリさ加減はモンステラデリシオーサに近い為、内径:8.25センチの透水管では窮屈そうにしていたのと、この先成長させて支柱を登らせる為には、更に太い支柱に切り替えた方がよいと思いEP-125(12.8センチ)の透水管へ切り替える植え替えを行いました。我が家で育てるモンステラデリシオーサの仲間は、全てEP-125(12.8センチ)以上の透水管を使っています。EP-125(12.8センチ)以下の細い透水管ですと、大きく成長したモンステラデリシオーサは気根の力で硬い透水管を捻じ曲げてしまいます。
目次
モンステラデリシオーサボルシギアナミントを植え替えて極太な透水管へ切替(2024年11月)
透水管変更前後の写真を比較してみました。こうして比較してみると、透水管が植木鉢いっぱいまで太くなった事が確認できます。
私がモンステラの支柱で透水管(ネトロンパイプ)を使う際には、4メートルサイズを購入し自ら好みの長さにカットして使っています。
これが一番安上がりです。私が普段利用している透水管(ネトロンパイプ)の詳細と透水管(ネトロンパイプ)のDIYの仕方については、以下のページでまとめています。
以下は植木鉢から透水管(ネトロンパイプ)と株を取り出した写真です。
なるべく根を傷めないように丁寧に植木鉢から株と支柱を取り出し、根でくっついてしまった株と支柱を離します。この時も根をなるべく傷めない様に丁寧に作業します。よく植え替え時にモンステラの根はカットしますか?と質問を受けるのですが、私は根腐れしていて腐った部分を取り除く以外は、なるべく根は切らない様にしています。特に太い主根をバッサリ思い切ってカットしてしまうと、成長が鈍化し、最悪株をリセットさせないと復活しなくなってしまう事もあるので、根のお手入れは丁寧に慎重に行う様に心がけています。
いよいよ太い透水管への植え替えです。私が普段使っている植木鉢は24型です。現在育てているほぼ全ての株が24型(24D×24W×26Hセンチ)を利用しています。24型の植木鉢にEP-125(内径:12.8センチ)の透水管を入れるとご覧の通り、24型植木鉢の鉢底にピッタリと透水管がははまります。
そして利用する用土はAmazonでいつでも購入する事ができる観葉植物の土(花ごころ 観葉植物の土)です。
私は用土については、観葉植物の土(花ごころ 観葉植物の土)しか使った事がありません。用土を特殊なモノにしてしまうと、手に入らなくなってしまった時に困るので、Amazonでいつでも購入できる用土にしています。私の栽培環境では、この用土でモンステラが2メートルを超えるまで成長するので私の栽培環境には合っている用土だと思います。観葉植物の土(花ごころ 観葉植物の土)の詳細は、以下のページとなります。
そして支柱(透水管)の中は、ココチップ 12L×3袋【ヤシガラ・ハスクチップ】のみです。昔は赤玉土、軽石、日向土など混ぜて入れていたのですが、ココチップ 12L×3袋【ヤシガラ・ハスクチップ】のみでも何も問題無く大きく育ちます。モンステラを育てる用品は、Amazonでいつでも手に入れる事ができ、昔から長く販売されている商品のみを使う様にしています。私がモンステラの栽培を行う際に使っている用品については以下のページでまとめています。
そして植え替え直後の様子が以下になります。支柱が太くなり、とてもいい感じに植え替えする事ができました。根もカットする事なく植え替えできましたので、外はだいぶ寒くなってきた11月ですが、暖かい部屋の中で育てればすぐに新しい葉が出てくるはずです。
そして植え替えから一週間後、新しいモンステラの葉が出てきました。
モンステラの植え替えも育てている栽培環境によってベストな方法が異なってくるかもしれませんが、私が植え替え時に心がけているポイントは以下になります。
モンステラの植え替えで
気を付けているポイント
POINT
新葉展開時は植え替えしない
新葉がちょこんと出てきているタイミングや、新葉が開いていない、もしくは開ききっていないタイミングで植え替えしてしまうと、新葉が折れてしまったり、柔らかい新しい葉を傷付けてしまう可能性がとても高いです。植え替えを行う際には、新葉が開ききって葉が硬くなったタイミングの方がおすすめです。
いつでも手に入る用土を使う
これは栽培環境にもよるかと思いますが、環境の変化によりモンステラにストレスを与えたく無い為、いつでもAmazonで入手できる用土やココチップを使っています。特殊な用品を使いその品物の供給が途切れてしまうと困るので、なるべく昔から安定供給されていそうな用品を選ぶ様にしています。植物を育てる為に使う用品は、流行りの商品や過剰なPRがされている商品よりも、昔から安定供給されている商品の方が安心できます。以下の商品を使って色々な種類のモンステラを2メートル近くまで育てていますが、何も問題無く私の栽培環境では全てのモンステラが元気に育っています。
- 用土:花ごころ 観葉植物の土(詳細はこちら)
- 支柱の中:ココチップ 12L×3袋【ヤシガラ・ハスクチップ】(詳細はこちら)
引き続き成長に変化がありましたら、モンステラデリシオーサボルシギアナミントの栽培記録ページでご紹介致します。
本ページで紹介しているモンステラデリシオーサボルシギアナミントの栽培記録
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサボルシギアナミントの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
- 2024年11月9日 :モンステラデリシオーサボルシギアナミントの支柱を変更するための植え替え
- 2024年8月25日 :1ヶ月ペースで新しい葉が開くモンステラデリシオーサボルシギアナミント
- 2024年7月30日 :葉に穴があかないモンステラ
- 2024年7月17日 :栽培開始3ヶ月で芽吹いたモンステラデリシオーサボルシギアナミント
モンステラデリシオーサ ボルシギアナ ミントの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
関連記事:モンステラデリシオーサ ボルシギアナ ミントの栽培記録
モンステラボルシギアナ
モンステラボルシギアナは、モンステラデリシオーサと比較すると小さ目で、同じ栽培環境下においてはデリシオーサよりも成長が早いとされています。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。日本国内では、デリシオーサの様にコンパクタ、タイコンステレーション、マクロコズムというような種類別の呼び名では無く、ハーフムーン、フルムーン、ホワイトタイガーというような斑の入り方の違いによる呼び名が付けられている事が多いです。海外では、斑入りのボルシアナ(ホワイトタイガー)を”Monstera Albo Borsigiana”の様に”アルボ”と名付けられているのをよく見かけます。私が実際に栽培しているモンステラボルシギアナについて、以下のページでご紹介いたします。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。