2024年2月22日(過去の栽培記録はこちら)から栽培を開始している天津ラン・ホワイトモンスターの葉に沢山の穴があき始めました。今年の成長期前、2025年4月30日(過去の栽培記録はこちら)に支柱を立て、無機質用土への切り替えを行いました。成長期期間は、鉢植え状態で屋外管理を行ってきました。葉に穴をあける遺伝子が刺激され穴の数が増えたのかもしれません。
モンステラの仲間は成長過程で葉に穴や切れ込みが入るのが特徴で、これを“フェネストレーション(fenestration)”と呼びます。天津ラン・ホワイトモンスターも例外ではなく、栽培環境や株の成熟度によって突然穴の数が増えることがあります。
目次
突然、葉に沢山穴があき始めた天津ラン・ホワイトモンスター(2025年9月30日の様子)
今回新しく開いた天津ラン・ホワイトモンスターの葉です。

穴の数が突然増えました。緑の葉に微かにミントの散斑が入っています。
こちらは前回開いた葉です。緑多めの葉に穴は一つだけです。

こちらは下葉の散斑です。

無機質用土で育てていたせいでしょうか?下葉の全斑の葉は、傷む事無くマットな雰囲気に仕上がりました。

更に下葉になるとやや傷みが出ていますがこちらも面白い斑入りの葉です。

株全体も撮影してみました。

天津ラン・ホワイトモンスターは、成長とともに斑の入り方が大きく変化します。一株で複数の表情を見せてくれるため、観葉植物としての鑑賞価値が高く、長期栽培に向いています。特に無機質用土での管理は葉の痛みを軽減し、斑の美しさを保ちやすい傾向があると感じました。
現在の栽培では赤玉土、鹿沼土、軽石を主体とした無機質用土を使用しており、通気性・排水性が高いため根の健康維持に向いていると考えられます。私がモンステラ栽培で使っている用土については、以下のページでまとめています。
引き続き成長に変化がありましたら、天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録のページでご紹介いたします。
天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録
Plant Cultivation Record
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介している天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
天津ラン・ホワイトモンスターについては、以下のページで全てまとめています。
天津ラン・ホワイトモンスター
Monstera deliciosa White Monster