2024年4月8日から栽培を開始したモンステラデリシオーサボルシギアナミントの用土を有機質(Amazonで購入できる安い観葉植物の土)から、無機質(赤玉土:鹿沼土:軽石=2:1:1)に切り替えを行いました。2021年11月からモンステラ栽培を開始し、約4年間有機質の用土を使って短期間にモンステラを大きく育てる事を行ってきました。モンステラを大きくしたい!1年で早く美しく大きく育てた実績とポイントのページで実績をまとめている通り、有機質の用土で短期間にモンステラを巨大化させるノウハウやスキルは身に着ける事が出来ました。2025年からは無機質な用土に切り替え、有機質と無機質では私の栽培スタイルですと、どの様な差がでるのか?を確認しています。

無機質な用土へ切り替えを行ったモンステラデリシオーサボルシギアナミント(2025年7月14日の様子)

2024年4月8日から約1年3ヶ月で大きく成長したモンステラデリシオーサボルシギアナミントです。

モンステラミント

珍しい高価なモンステラを手に入れても、寒暖差、乾湿差をダイレクトに受ける一般家庭で、大きく美しく年単位で育てる事はとても難しいです。特に鮮やかな斑を持つモンステラは、お金があれば何株でも入手できますけれど、美しさを維持しながらの栽培難易度はとても高いと感じます。

最近開いた斑入りの新しい葉です。大きく成長させても葉に穴があく気配がありません。地植えにして花が咲くところまで成熟させた場合、どの様な葉姿になるのか?いつか試してみたいと思っています。

モンステラミント

2024年4月8日の栽培開始から、3ヶ月が経過し、新しい葉が開いた2024年7月17日(過去の栽培記録はこちら)に撮影した写真です。

モンステラデリシオーサボルシギアナミント

上記状態から約一年間育てた姿が今の状態(以下の写真の状態)です。

モンステラミント

栽培当初は傷み難い斑入りのモンステラかなっと思っていたのですが、以下写真の通り傷みが出ます。

以下は白斑が強めに入った為に生じた傷みです。葉が開いてわずか2ヵ月の間に傷みました。緑が入らないホワイトタイガーやホワイトティアーズの様な白斑を持つモンステラは、葉が傷みやすく茶色くなってしまう為、怖くて購入する事が出来ません。

モンステラミント

以下は真冬の寒暖差、乾湿差に耐えられず生じた斑の傷みでです。

モンステラミント

斑の傷みが発生する事を抑止できるか?も試してみたい為、ご覧の通り完全無機質な用土(赤玉土:鹿沼土:軽石=2:1:1)へと切り替えて育てています。この3種類の用土のみで、ベラボン等は一切入れていません。

モンステラミントを育てる無機質な用土

無機質な用土の方が、必要な肥料を必要なタイミングで与える事ができるので、私の栽培スタイルには無機質の方がとても合っています。私がモンステラに与えている肥料は、緩効性肥料(マグァンプK)と、効性肥料(液体肥料・ハイポネックス原液)および、活力剤(リキダス)のみです。特別な肥料は一切与えていません。

引き続き成長に変化がありましたら、モンステラデリシオーサボルシギアナミントの栽培記録ページでご紹介致します。

モンステラデリシオーサボルシギアナミントとは?

モンステラデリシオーサボルシギアナミントの名前で購入したモンステラです。本モンステラは、モンステラデリシオーサミントブラジリアンフォーム、モンステラボルシギアナミントの名前で販売されている事もあります。一体どれが正式名称なのか?名前だけではデリシオーサの仲間なのか?ボルシギアナの仲間なのか?もよく分かりません。実際に育てているモンステラを観察してみるとボルシギアナに近い印象を受けます。どんなに成長しても葉に穴があかないタイプのモンステラの様ですが、果たして成長するとどんな姿へと変化するのか?観察していきたいと思います。葉はご覧の通り、ミント斑がとても美しいモンステラになります。