挿し木栽培を開始して10日目、モンステラスプルセアナの新芽が大きく展開してきました。

モンステラスプルセアナ挿し木10日目(2021年10月13日の様子)

挿し木栽培を開始して10日目、モンステラスプルセアナの新芽が大きく展開

今日は2021年10月13日。秋の気配が漂い始めていますが、温度は24度、湿度は65%です。私が利用している温湿度計は、毎日、時間単位で温度湿度がデータとして記憶され、スマートフォンのアプリを利用する事で温度湿度の変化をグラフで確認できます。モンステラがよく成長していた頃の温度湿度を見返す事ができてとても便利です。私が利用している温湿度計の詳細は、以下のページに掲載してあります。

上記の時点から約二週間後、新しい葉が大きくなり元気に成長しています。その時の様子を以下のページへアップしました。

モンステラスプルセアナとは?

モンステラスプルセアナ(Monstera spruceana)は、モンステラの種類の中でも、日本ではなかなか見かける機会が無いモンステラです。私は海外の知り合いから分けてもらったモンステラスプルセアナを栽培しています。小さい苗の時は葉に切れ込みが入っていませんが、成長するにつれて切れ込みが入ってきます。モンステラスプルセアナを栽培していて面白いなっと感じたのは、モンステラの種類の中でも、目視確認できるほど葉の表面に微小な産毛のような毛があります。これはトライコームと呼ばれる表皮細胞との事です。トライコームには、強いを防御し葉焼けを防ぐ自衛の役割、害虫から葉を守る役割、害虫を食べてくれる昆虫を呼び寄せる役割、成長に必要な養分を蓄えておく役割、乾燥時や強風時、過度に葉から水分が蒸発されないように防ぐ役割があるそうです。モンステラスプルセアナに水やり葉水をすると、葉のトライコームが水をとても弾く為、葉の表面から水が垂れずに水滴がとても貯まりやすいです。とても興味深いモンステラです。