2024年2月22日(過去の栽培記録はこちら)より栽培している天津ラン・ホワイトモンスターに新しい葉が開きました。今回は緑の部分がほとんど無い真っ白なフルムーンの斑入りの葉です。斑入りのモンステラボルシギアナ(ホワイトタイガー、オーレア)でフルムーンの葉が開くと、「うわー!真っ白な葉が開いてしまった。育てられない!」となりがちですが、この天津ラン・ホワイトモンスターの株は、今のところ真っ白な葉が開いても、真緑の葉に戻るのでとても育てやすいです。ただこの先、緑の葉に戻らないとなると育て難くなりそうですが、今後どの様な変化をするのかとても楽しみな株です。
緑とフルムーンを繰り返す育てやすい天津ラン・ホワイトモンスター(2025年4月9日の様子)
今回新しく開いたトップの葉は真っ白です。2025年1月12日(過去の栽培記録はこちら)に開いた斑入りの葉も真っ白だったのですが、約3ヶ月が経過し、薄緑な斑入りの葉へと変化しました。この写真だけ見ると、フルミントのモンステラデリシオーサに見えます。
ただし下葉も写した写真全体を確認するとご覧の通り、ほぼ斑が入らない緑一色の葉が開いている事が確認できます。
緑一色でこの葉だけ見たらノーマルのモンステラにしか見えません。緑一色と全斑のフルムーンを繰り返す天津ラン・ホワイトモンスターはとても不思議です。
この株はどの様に仕立ててあげると更に美しく生長してくれるかな?と考えてしまいます。引き続き成長に変化がありましたら、天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録のページでご紹介いたします。
天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録
Plant Cultivation Record
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介している天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
天津ラン・ホワイトモンスターについては、以下のページで全てまとめています。
天津ラン・ホワイトモンスター
Monstera deliciosa White Monster
天津ラン・ホワイトモンスターとは?
天津ラン・モンステラデリシオーサホワイトモンスターは、斑入りのモンステラとして有名なモンステラです。私は植物の専門家ではありませんので、天津ランやホワイトモンスターの由来を説明するよりも、天津ラン・ホワイトモンスターを実際にマンションで育ててみて、育てやすいのか?育てにくいのか?という栽培記録を事実ベースで本ページをまとめています。天津ラン・モンステラデリシオーサホワイトモンスター ( Monstera deliciosa White Monster )の正式名称が違うなどもあるかもしれませんが、他のモンステラの種類含めまして、購入時の名称そのままで本サイト内は全て記載を行っています。天津ラン・ホワイトモンスターを長年に渡り大切に育てたいと思う栽培者目線での情報について、栽培記録の事実のみをまとめていきたい為、国内外のサイト、SNS、Youtube等から収集した情報は一切掲載していません。私が育てている天津ラン・ホワイトモンスターは、栽培開始当初は真っ白い葉に葉脈部分のみクッキリと緑が入る斑入りの葉をしていました。しかしその後は、ほぼ緑一色に近い葉にわずかに白い散斑が入る葉(遠目では天津ラン・ホワイトモンスターとは把握できない緑一色の葉)が繰り返し開いた後に、再び真っ白な斑入りの葉が開きました。通常フルムーンと呼ばれる斑入りの葉は、光合成が出来ず切り戻しをしない限り株が弱ってしまう事が多いです。しかし、天津ラン・ホワイトモンスターは、全斑の葉が開いたとしても再び緑の葉が開くとても不思議なモンステラです。全斑の葉が開いたとしても再び緑の葉が開くと言う事は、ある意味育てやすい斑入りのモンステラではないかと感じています。なおフルムーンと斑がほぼ入らない緑一色の葉が繰り返し開くのは、私が育てている天津ラン・ホワイトモンスターの傾向です。また別の株では異なる斑入りパターンが楽しめるかもしれません。最近はメリクロン株(組織培養株)の天津ラン・ホワイトモンスターもよく見かけるので、何株か購入して育てながら、斑入りのパターンを確認してみたいなとも思っています。