モンステラはとても丈夫な観葉植物です。最低気温が15℃を下回る11月前後に、屋外栽培から屋内栽培へと切り替えているのですが、一年を通じて屋外栽培できるのか?について検証してみました。検証期間は、2021年9月6日から2024年5月26日までの約3年間となります。以下に掲載している情報は、鎌倉方面で育てている内容となります。他のエリアでは検証結果が異なる場合があります。
目次
越冬(冬越し)前の鉢植えの様子(2021年9月6日に撮影)
以下のモンステラ(向かって右側)は、一般の園芸店で販売されているモンステラです。2021年9月6日に撮影しました。節間が長いので、モンステラボルシギアナかと思っていたのですが、もしかしたらモンステラデリシオーサかもしれません。それぞれのモンステラの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてまとめたページに掲載しています。
上記のモンステラを植木鉢のまま屋外で越冬(冬越し)させた様子が以下の内容となります。
植木鉢で越冬(冬越し)させた様子(2022年2月21日に撮影)
上記のモンステラを植木鉢のまま越冬(冬越し)させた様子が以下の内容となります。上記から約5ヵ月後の2022年2月21日に撮影した写真になります。枯れてボロボロになってしまっている様子が確認できるかと思います。
葉が枯れてしまった為、葉柄の根元付近から剪定(カット)しました。
剪定(カット)した際に、厳しい冬を乗り越えたにも関わらず切り口箇所の表面から、みずみずしさが残っている事が確認できました。
この植木鉢に植わっていたモンステラは、この時点で以下の写真の通り二つの株がある事に気が付きました。
そこで一つは地植え、もう一つは植木鉢で育てるとどうなるのか?を試してみました。
越冬(冬越し)させたモンステラの5月の様子
植木鉢で越冬(冬越し)させたモンステラを一つは地植え、もう一つは植木鉢で育てた結果が以下の内容となります。
植木鉢で越冬(冬越し)させたモンステラを植木鉢で育てた場合(2022年5月22日・2022年10月20日に撮影)
植木鉢で越冬(冬越し)させたモンステラを植木鉢で育てたところ、5月後半に新しい芽が出てきました。以下に掲載している写真は、2022年5月22日に撮影しました。
このまま植木鉢で屋外栽培を続けたところ、向かって左側の姿まで育ちました。以下に掲載している写真は、2022年10月20日に撮影しました。
植木鉢で越冬(冬越し)させたモンステラを地植えで育てた場合(2022年5月22日・2022年10月20日に撮影)
次に植木鉢で越冬(冬越し)させたモンステラを地植えで育てたところ、植木鉢で育てた時と同様に、5月後半新しい芽が出てきました。以下に掲載している写真は、2022年5月22日に撮影しました。地面に巻かれている白い粒は、肥料ではなく害虫防除の為に撒いたオルトラン(浸透移行性殺虫剤)になります。
このまま地植えで屋外栽培を続けたところ、以下の姿まで育ちました。以下に掲載している写真は、2022年10月20日に撮影しました。
植木鉢で越冬(冬越し)させたモンステラを植木鉢で育てた場合と比較すると、地植えの方が育ちがよい事が確認できます。
越冬(冬越し)させた地植えのモンステラを更に越冬(冬越し)させた場合(2023年5月4日に撮影)
屋内栽培で植木鉢で育ったモンステラを植木鉢のまま屋外で越冬(冬越し)させた場合は、上記の通り枯れてしまいましたが、復活できる事が確認できたので、次は越冬(冬越し)させた地植えのモンステラを更に地植えで越冬(冬越し)させた場合、どの様になるのかを検証してみました。検証した結果が以下の内容となります。
やはり冬の間、かなりボロボロに枯れてしまいました。
しかし、5月になると新しい芽や気根が出ている事が確認できました。以下に掲載している写真は、2023年5月4日に撮影しました。
そしてトップの葉は一番強いのか、ほぼ枯れずに青々と残っています。
2回越冬させた地植えのモンステラを撮影(2023年9月6日に撮影)
上記の状態から更に4ヵ月後の2023年9月6日に撮影した様子が以下になります。モンステラの越冬の検証を開始してちょうど2年が経過した様子です。夏にとても成長しました。
2023年5月4日に撮影した冬の間に枯れてしまった葉はまだ以下の状態で残っています。
2023年から2024年にかけての冬を越冬させた地植えのモンステラ
2024年5月26日の状態
更に2023年から2024年にかけての冬を越冬した地植えのモンステラを2024年5月26日に撮影しました。約3年かけてモンステラの越冬および地植え栽培を私の環境では確立する事ができました。斑入りのモンステラの越冬についても既に問題無くクリア済みです。これからはいよいよ自宅での地植え栽培で、モンステラの花を咲かせ、実を収穫できるところまで育ててみたいと思います。
2024年9月28日の状態
2024年5月26日の状態から更に夏の成長期を超え、2024年9月28日に撮影した地植えのモンステラは、以下の写真の通りです。とても立派なモンステラデリシオーサへと成長しました。
結論
私が住んでいる鎌倉方面では、モンステラを植木鉢でも地植えでも越冬(冬越し)させる事ができました。特に何もモンステラを保護する事なく越冬(冬越し)させる事ができました。年を重ねる毎に丈夫になり、寒さに耐えられる力を身に着けていると感じます。
また植木鉢で越冬(冬越し)させるよりも、地植えで越冬(冬越し)させた方が元気に育つ事が分かりました。しかし、雪が積もる地域等で上記に記載した内容の方法で越冬(冬越し)できるかは不明です。
モンステラを美しく育てる為には、秋(11月)、冬(12月、1月、2月)、春(3月、4月)までは屋内栽培を行った方がおすすめです。
私がモンステラを栽培しているモンステラの栽培環境については、以下のページでまとめています。