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モンステラの花|開花条件・花の特徴・実の食べ方
モンステラの花は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる白い苞に包まれた肉穂花序(にくすいかじょ)で、サトイモ科特有の花の形をしています。一般的な家庭栽培ではほとんど見ることができない貴重な花です。
モンステラが開花するための条件
デリシオーサとボルシギアナの花の違い
デリシオーサの仏炎苞は35cm前後まで大きく成長しますが、ボルシギアナの仏炎苞はその約半分のサイズです。花の後には食べられる実(モンステラフルーツ)が実り、完熟するとパイナップルとバナナを合わせたような甘い香りがします。ただし未熟な実には毒性があるため、完全に熟すまで食べてはいけません。
モンステラの花は、非常に珍しく、一般的な家庭栽培ではほとんど見ることができません。モンステラが花を咲かせるためには、十分に成長した成熟した株であること、そして適切な栽培環境が整っていることが必要です。自生地である熱帯雨林では、モンステラは定期的に花を咲かせますが、室内や温帯地域での栽培では、開花に必要な条件(光量・温度・湿度・株の熟成度)を満たすことが難しく、開花は非常にまれな出来事です。私は湘南エリアの屋根の無い庭で、モンステラスケルトンや様々な斑入りのモンステラを実際に開花・交配に成功しました。モンステラの花は、葉の脇から仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる白い苞に包まれた肉穂花序(にくすいかじょ)が伸び、独特の形状をしています。開花後は受粉により果実が実ることもあり、その果実は「モンステラの実」として食用にもなります。
モンステラの花
以下は実際に開花したモンステラスケルトンの花の写真です。仏炎苞が開き、中央の肉穂花序が露わになった状態を確認できます。開花は数日から1週間程度続き、その後受粉が行われると苞が閉じて果実の形成が始まります。

栽培の参考例
以下はモンステラの花が咲いた際の状況と、開花・交配の記録です。
モンステラの開花
モンステラの花は、葉の付け根(葉腋)から花芽が伸び、仏炎苞が徐々に開いていきます。

開花するまでの株の成熟度合い、そして開花に至る環境条件(十分な光量・適切な温湿度)が重要です。以下のページでは、モンステラが花芽を出す初動、開花までの記録を詳細にまとめています。
モンステラの実(果実)
受粉に成功したモンステラの花は、約1年かけて果実(モンステラの実)へと成長します。

果実は熟すと食用になり、パイナップルやバナナに似た甘い香りがします。
モンステラの各部の名称
モンステラの各部の名称は、主に葉、葉柄、茎、節、成長点、気根、根となります。モンステラを水耕栽培(水挿し)、挿し木、茎伏せで増やす際、各部の名称を知っておく必要があります。
モンステラの各部の名称