モンステラスプルセアナ(Monstera spruceana)は、モンステラの種類の中でも、日本ではなかなか見かける機会が無いモンステラです。私は海外の知り合いから分けてもらったモンステラスプルセアナを栽培しています。小さい苗の時は葉に切れ込みが入っていませんが、成長するにつれて切れ込みが入ってきます。モンステラスプルセアナを栽培していて面白いなっと感じたのは、モンステラの種類の中でも、目視確認できるほど葉の表面に微小な産毛のような毛があります。これはトライコームと呼ばれる表皮細胞との事です。トライコームには、強いを防御し葉焼けを防ぐ自衛の役割、害虫から葉を守る役割、害虫を食べてくれる昆虫を呼び寄せる役割、成長に必要な養分を蓄えておく役割、乾燥時や強風時、過度に葉から水分が蒸発されないように防ぐ役割があるそうです。モンステラスプルセアナに水やり葉水をすると、葉のトライコームが水をとても弾く為、葉の表面から水が垂れずに水滴がとても貯まりやすいです。とても興味深いモンステラです。

現在栽培しているモンステラスプルセアナの種類

以下は私が栽培しているモンステラスプルセアナです。とても小さな苗だった時から育てています。続いてモンステラスプルセアナの特長についてご紹介致します。

モンステラスプルセアナ
モンステラスプルセアナ
モンステラスプルセアナ
モンステラスプルセアナ

モンステラスプルセアナの特長

モンステラスプルセアナの特長をまとめると以下の通りとなります。

  • 成長するにつれて葉に切れ込みが入る。
  • 目視確認できるほど葉の表面に微小な産毛のような毛(トライコーム)がある。

私が栽培しているモンステラスプルセアナの栽培記録を以下にまとめています。

モンステラスプルセアナの栽培記録

以下は私が栽培しているモンステラスプルセアナの栽培記録です。

春の成長期に入ったモンステラスプルセアナ
モンステラスプルセアナが成長してきたので植木鉢のサイズを変更
次から次へと新芽を伸ばすモンステラスプルセアナ
挿し木栽培を開始して約一ヶ月が経過したモンステラスプルセアナの様子
新しい葉が元気に伸びるモンステラスプルセアナ
挿し木栽培を開始して10日目、モンステラスプルセアナの新芽が大きく展開
モンステラスプルセアナの挿し木栽培を開始

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モンステラスプルセアナを栽培する際には特に特別な栽培環境は不要で、モンステラの人気種となるモンステラデリシオーサモンステラボルシギアナなどの栽培環境があれば育ちます。私がモンステラスプルセアナを育てている栽培環境を以下にまとめています。

モンステラスプルセアナの栽培用品

私がモンステラスプルセアナを栽培しているモンステラの栽培環境については以下のページでご紹介しています。

関連記事:モンステラの栽培環境

上記の栽培環境でモンステラスプルセアナを栽培する際に利用しているモンステラの栽培用品について以下にまとめています。

栽培用品

私がモンステラスプルセアナを栽培する際に利用しているモンステラの栽培用品については以下のページでご紹介しています。

関連記事:モンステラの栽培用品

モンステラスプルセアナのご紹介は以上です。続いてモンステラドゥビアについてご紹介致します。その他のモンステラの種類については、以下のページでご紹介しています。

モンステラの種類

モンステラの種類は、一般的な人気の種類(モンステラデリシオーサモンステラボルシギアナ)と、その他の種類(sp. ペルーアカコヤグエンシスアクミナータアダンソニー(マドカズラ)エスケレートオブリクアサブピンナータシルテペカナスタンデリアナスプルセアナドゥビアピンナッティパルティタレクレリアナ)に分けられます。更にモンステラデリシオーサの仲間は、実生株コンパクタイエローマリリンイエローモンスタータイコンステレーションマクロコズムスケルトン福助ナローリーフ奇形株羅紗葉変異株と様々な種類があります。特に人気のモンステラは、斑入りのモンステラです。斑が入るモンステラの種類は、モンステラデリシオーサモンステラボルシギアナアダンソニー(マドカズラ)sp. ペルーレクレリアナなどです。

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