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モンステラの茎の役割と構造
モンステラの茎は植物体を支える中心的な器官であり、葉・気根・根をつなぐ栄養と水分の通路です。茎には一定間隔で節(ふし)があり、各節から葉・気根・成長点が発生します。
茎の太さと成長の関係
モンステラの茎は株元から先端に向かって太くなる独特の性質があります。成長するにつれ茎は木質化し、デリシオーサの成熟株では直径5cm以上になることもあります。茎が太く充実しているほど葉の展開力が高く、大きく美しい葉を出しやすい傾向があります。逆に徒長した細い茎は光不足のサインです。
斑入りモンステラの茎で斑を判別する方法
斑入りモンステラを購入する際、茎の状態を確認することで斑の安定性を見極めることができます。斑が安定して定着している個体は必ず茎にも斑が入ります。茎の断面や表面に白・黄・ミントなどの斑が確認できる株は、今後も安定して斑入りの葉を展開する可能性が高いです。一方、葉には斑があっても茎に斑が入っていない個体は、斑が不安定で今後消える可能性があります。
茎を使ったモンステラの増やし方
モンステラの茎は挿し木・水耕栽培(水挿し)・茎伏せの3つの方法で増やすことができます。いずれも節を含む茎が必要で、節の成長点から新芽が発生します。茎の鮮度が高いほど発根・発芽が早く、カット直後の茎は早ければ2〜3日で発根が確認できます。
モンステラの茎は、連なる節(葉柄、気根が伸び、成長点がある箇所)の集合体です。新鮮なモンステラの茎を茎伏せ、挿し木、水耕栽培(水挿し)する事でモンステラを容易に増やす事ができます。モンステラの茎は、人間に例えると背骨の様な存在です。大きく成長したモンステラの茎を確認すると、根本部分は細いのにも関わらず上に行くに連れて大きく太くなっていきます。また、モンステラの茎は斑入りが定着したモンステラを判別する為の基準でもあり、斑入りが定着したモンステラは必ず茎の部分にまで斑がビッチリと入ります。斑が消えず、全ての葉に斑が入るモンステラを入手したい場合は、茎に入る斑の状態を確認します。
モンステラの茎
実際にモンステラの茎を使い、挿し木や水耕栽培(水挿し)を行いながら現在栽培中のモンステラをご紹介いたします。
挿し木
葉に穴が多く開くモンステラデリシオーサの茎です。”マクロコズム風”なモンステラとして、ネット上で販売されていたので、茎伏せ用に購入しました。あまりにも大きかった為、茎伏せでは無く挿し木として2021年10月13日より育てています。栽培開始当初の様子は、以下の栽培記録に掲載しています。
水耕栽培(水挿し)
斑入りボルシギアナの茎です。カットされたばかりのとても鮮度の高い茎は、水に付けると早ければ2、3日で発根を目視確認できるようになります。以下でご紹介する斑入りボルシギアナの鮮度の高い茎は、水耕栽培(水挿し)を開始して4日目で気根から出てきた新しい根を確認する事ができました。詳細は以下のページでアップしています。
モンステラの各部の名称
モンステラの各部の名称は、主に葉、葉柄、茎、節、成長点、気根、根となります。モンステラを水耕栽培(水挿し)、挿し木、茎伏せで増やす際、各部の名称を知っておく必要があります。
モンステラの各部の名称



