2025年4月30日(過去の栽培記録はこちら)に支柱仕立てに変更した天津ラン・ホワイトモンスターに新しい葉が開きました。今まで真っ白な葉が開いていましたが、今回開いた葉は緑が多く傷み難いであろう斑入りの葉です。本株は真っ白な斑入りの葉と緑一色の葉を繰り返す天津ラン・ホワイトモンスターなのですが、真っ白からいきなり緑一色の葉に戻るのではなく、真っ白から徐々に緑一色の葉へと戻っていきます。この斑入りのモンステラは、次の葉の展開が読みやすいのと、緑が多いので相変わらずとても育てやすいです。2024年2月22日(過去の栽培記録はこちら)から育てているので、栽培約1年半が経過しました。

葉が白から緑に変化してきた天津ラン・ホワイトモンスター(2025年7月6日の様子)

下葉から真緑、緑が濃いミント、緑が薄いミント、緑が濃い散斑へと変化している様子が確認できる天津ラン・ホワイトモンスターの全体写真です。真っ白に近い葉が開いても、株全体に緑があれば、何も問題無く大きく成長してくれます。

樹形が乱れている事を理由に、緑一色の下葉をカット(剪定)すると、成長に影響が出る可能性があるのでカット(剪定)しません。

モンステラは樹形が乱れた姿も綺麗なので、私はモンステラの成長過程において、樹形を整える事を理由にカット(剪定)した事は過去一度もありません。モンステラが2メートル50センチの天井まで届いてしまい部屋に収まらなくなった時に初めてカット(剪定)します。樹形が乱れていると感じるのは人間都合の目線であり、モンステラ目線では何も乱れていません。私が行っているモンステラのカット(剪定)については、以下のページでまとめています。

後ろの葉が今回新しく開いてきた緑多めの斑入りの葉です。

真っ白な葉が開くと徐々に緑が濃くなり、いずれ下葉の様な緑一色の葉に戻ります。そして再び緑が薄くなり、天津ラン・ホワイトモンスターらしい葉姿へと変化します。

用土は以下写真の通りシンプルな無機質(赤玉土:鹿沼土:軽石=2:1:1)です。

私が普段モンステラ栽培で使っている用土は、以下のページでまとめています。

引き続き成長に変化がありましたら、天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録のページでご紹介いたします。

天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介している天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年7月6日

葉が白から緑に変化してきた天津ラン・ホワイトモンスターNew!!

2025年4月30日

ホワイトモンスターに支柱を追加

2025年4月9日

緑とフルムーンを繰り返す育てやすい天津ラン・ホワイトモンスター

2025年1月12日

栽培して約一年、斑入りの葉が開いた天津ラン・ホワイトモンスター

2024年7月12日

ほぼ緑一色の葉が開く天津ラン・ホワイトモンスター

2024年2月22日

天津ラン・ホワイトモンスター栽培開始

天津ラン・ホワイトモンスターについては、以下のページで全てまとめています。

天津ラン・ホワイトモンスターとは?

天津ラン・モンステラデリシオーサホワイトモンスターは、斑入りのモンステラとして有名なモンステラです。私は植物の専門家ではありませんので、天津ランやホワイトモンスターの由来を説明するよりも、天津ラン・ホワイトモンスターを実際にマンションで育ててみて、育てやすいのか?育てにくいのか?という栽培記録を事実ベースで本ページをまとめています。天津ラン・モンステラデリシオーサホワイトモンスター ( Monstera deliciosa White Monster )の正式名称が違うなどもあるかもしれませんが、他のモンステラの種類含めまして、購入時の名称そのままで本サイト内は全て記載を行っています。天津ラン・ホワイトモンスターを長年に渡り大切に育てたいと思う栽培者目線での情報について、栽培記録の事実のみをまとめていきたい為、国内外のサイト、SNS、Youtube等から収集した情報は一切掲載していません。私が育てている天津ラン・ホワイトモンスターは、栽培開始当初は真っ白い葉に葉脈部分のみクッキリと緑が入る斑入りをしていました。しかしその後は、ほぼ緑一色に近いにわずかに白い散斑が入る(遠目では天津ラン・ホワイトモンスターとは把握できない緑一色の)が繰り返し開いた後に、再び真っ白な斑入りが開きました。通常フルムーンと呼ばれる斑入りは、光合成が出来ず切り戻しをしない限り株が弱ってしまう事が多いです。しかし、天津ラン・ホワイトモンスターは、全斑のが開いたとしても再び緑のが開くとても不思議なモンステラです。全斑のが開いたとしても再び緑のが開くと言う事は、ある意味育てやすい斑入りモンステラではないかと感じています。なおフルムーンと斑がほぼ入らない緑一色のが繰り返し開くのは、私が育てている天津ラン・ホワイトモンスターの傾向です。また別の株では異なる斑入りパターンが楽しめるかもしれません。最近はメリクロン株(組織培養株)の天津ラン・ホワイトモンスターもよく見かけるので、何株か購入して育てながら、斑入りのパターンを確認してみたいなとも思っています。