2024年2月22日(過去の栽培記録はこちら)から1年3ヶ月育てているホワイトモンスターですが、18型(直径18cm)の植木鉢が窮屈になってきた為、7号鉢(直径21cm)に植え替えを行うと共に支柱を追加してあげました。モンステラに支柱を追加するタイミングはいつなのか?と質問をいただく事があるのですが、特に明確な基準があるわけでは無く、自ら育てているモンステラを観察しながら、そろそろ支柱を追加してあげた方がストレス無く状態よく育ちそうだなと、直感したタイミングで植え替えと合わせて支柱の追加を行っています。自ら育てている株は自ら観察しながら様々な事を感じ取る事がとても大切だと思います。植木鉢への株の収まり具合、株全体の様子、水を与えてから土が乾燥するまでの速度等々は、栽培者本人が自ら確認しなくてはならない点です。私は普段、ネトロンパイプの支柱を使っているのですが、モンステラデリシオーサの場合、支柱が細いと成熟過程において支柱を捻じ曲げてしまいます。その為、直径10センチ以上のネトロンパイプを使う様にしています。モンステラが支柱を捻じ曲げる様子については、以下の栽培記録でまとめています。

ホワイトモンスターに支柱を追加(2025年4月30日)

支柱を追加したホワイトモンスターです。モンステラに支柱を追加した際、上手く綺麗に立ち上がってくれないと質問を受ける事があるのですが、無理に仕立てるとモンステラが傷付いてしまいます。モンステラが下を向いてしまっていても、時間の経過と共に立ち上がってくるので、まずは傷を付けない様に優しく仕立ててあげる事がとても大切です。

一枚の葉全てにミント斑が入ったホワイトモンスターらしいフルムーンの葉をしています。本株は緑一色と全斑の葉を繰り返してくれるので、とても育てやすく、全斑の状態でも葉の切れ込みが増えて大きく生長しています。

支柱が太いとスペースに余裕がある為、綺麗に仕立てやすいです。

今回使用した支柱(ネトロンパイプ)は、EP-125(内径12.8センチ)になります。私が普段使用している支柱および麻布の袋に入れている土については、以下のページでまとめています。

株元は傷が付かない様にハスクチップで養生しています。

2024年2月22日(過去の栽培記録はこちら)から1年3ヶ月、有機質の用土を使ってきましたが、今回から無機質の用土に切り替えました。赤玉土メインで鹿沼土と軽石を配合しています。まだ十分にまとめきれていませんが、私がモンステラ栽培に使っている用土については、以下のページでまとめていきます。

引き続き成長に変化がありましたら、天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録のページでご紹介いたします。

天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介している天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年4月30日

ホワイトモンスターに支柱を追加New!!

2025年4月9日

緑とフルムーンを繰り返す育てやすい天津ラン・ホワイトモンスター

2025年1月12日

栽培して約一年、斑入りの葉が開いた天津ラン・ホワイトモンスター

2024年7月12日

ほぼ緑一色の葉が開く天津ラン・ホワイトモンスター

2024年2月22日

天津ラン・ホワイトモンスター栽培開始

天津ラン・ホワイトモンスターについては、以下のページで全てまとめています。

天津ラン・ホワイトモンスターとは?

天津ラン・モンステラデリシオーサホワイトモンスターは、斑入りのモンステラとして有名なモンステラです。私は植物の専門家ではありませんので、天津ランやホワイトモンスターの由来を説明するよりも、天津ラン・ホワイトモンスターを実際にマンションで育ててみて、育てやすいのか?育てにくいのか?という栽培記録を事実ベースで本ページをまとめています。天津ラン・モンステラデリシオーサホワイトモンスター ( Monstera deliciosa White Monster )の正式名称が違うなどもあるかもしれませんが、他のモンステラの種類含めまして、購入時の名称そのままで本サイト内は全て記載を行っています。天津ラン・ホワイトモンスターを長年に渡り大切に育てたいと思う栽培者目線での情報について、栽培記録の事実のみをまとめていきたい為、国内外のサイト、SNS、Youtube等から収集した情報は一切掲載していません。私が育てている天津ラン・ホワイトモンスターは、栽培開始当初は真っ白い葉に葉脈部分のみクッキリと緑が入る斑入りをしていました。しかしその後は、ほぼ緑一色に近いにわずかに白い散斑が入る(遠目では天津ラン・ホワイトモンスターとは把握できない緑一色の)が繰り返し開いた後に、再び真っ白な斑入りが開きました。通常フルムーンと呼ばれる斑入りは、光合成が出来ず切り戻しをしない限り株が弱ってしまう事が多いです。しかし、天津ラン・ホワイトモンスターは、全斑のが開いたとしても再び緑のが開くとても不思議なモンステラです。全斑のが開いたとしても再び緑のが開くと言う事は、ある意味育てやすい斑入りモンステラではないかと感じています。なおフルムーンと斑がほぼ入らない緑一色のが繰り返し開くのは、私が育てている天津ラン・ホワイトモンスターの傾向です。また別の株では異なる斑入りパターンが楽しめるかもしれません。最近はメリクロン株(組織培養株)の天津ラン・ホワイトモンスターもよく見かけるので、何株か購入して育てながら、斑入りのパターンを確認してみたいなとも思っています。