2022年5月10日(過去の栽培記録はこちら)より栽培を開始し、約一年前の2024年5月6日(過去の栽培記録はこちら)より地植え栽培しているモンステラスケルトンですが、一枚の葉の長辺サイズが1メートル以上に成長してきました。モンステラは人気のある観葉植物ですが、花が咲くまで本気で育てると部屋に入らない程のサイズになります。モンステラデリシオーサ、ボルシギアナのいずれかの仲間を本気で育てるのであれば、一家に1、2株が無難です。何株も保有していたら確実に多頭栽培崩壊へと向かいます。モンステラの最大のデメリットは、花が咲くまで本気で育てると部屋に入らないほど巨大化するという点です。

一枚の葉の長辺サイズが1メートル以上に成長したモンステラスケルトン(2025年6月30日の様子)

屋外の地植え栽培にて花芽が出る程成長したモンステラスケルトンの超大株です。

モンステラスケルトン

随分前から一枚の葉の長辺サイズが1メートル以上に成長していました。そしてとても巨大です。室内で育てられるサイズではありません。

巨大な葉を支える茎です。花芽が出る初動も確認できます。いかにこのモンステラスケルトンが巨大化がこの茎の写真から確認できるかと思います。これから重たい果実も支えなくてはならないので太くて当然です。

モンステラが花芽を付ける前の初動については、以下のページでまとめています。

屋外で育てていますので葉焼け、虫食い、強風による破れ、スレ、傷等が沢山あります。観葉目線からは、デメリットに感じる点も、モンステラ目線からは花芽が付くまで成長していますので、さほどデメリットには感じていない気がします。

以下の写真は一年前の2024年6月19日に撮影しました。今の状態と比較してみると、とても成長した事が確認できます。

モンステラは温暖な沖縄等の南国でなくても、湘南方面でも地植え栽培、越冬も可能で巨大化して花まで咲きます。むしろ、温暖な地域で成長するモンステラよりも、越冬を経験させる事で寒さに対する耐性が高まりとても強い株になります。寒さに対する耐性が高まっていく地植えモンステラの様子は、以下のページでまとめています。

モンステラを育てたいと思う購入者は、首都圏の方々が圧倒的に多い事をネット上のビックデータから都道府県別に抽出して確認しています。南国で育つモンステラの情報を発信する事よりも、首都圏で花が咲くまで成熟したモンステラの情報を発信した方がモンステラたちの役に立てると思います。また家庭で園芸を行うエンドユーザは、成熟したモンステラが何株も入る温室を保有していません。温室では無く一般家庭の屋根が無い庭で、モンステラに花が咲くまで成熟させた栽培記録を発信し続ける事にとても意味があります。

地植えで巨大に育つモンステラスケルトンの動画も撮影しました。ご興味ある方はご覧くださいませ。

引き続き成長に変化がありましたら、モンステラスケルトンの栽培記録を更新します。

モンステラスケルトンの栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年6月30日

一枚の葉の長辺サイズが1メートル以上に成長したモンステラスケルトンNew!!

2025年5月25日

地植えのモンステラスケルトンや斑入りのモンステラから続々と花芽?の様な突起が展開中

2025年5月9日

葉の切れ目の数が14個に増えたモンステラスケルトンの超大株

2025年5月7日

栽培丸3年目のモンステラスケルトン、葉の変態の変遷まとめ

2025年5月4日

最上級な穴あき葉が開いたモンステラスケルトン

2025年4月1日

初めての冬越しを成功した地植えのモンステラスケルトン

2025年2月6日

半年でモンステラスケルトンが超巨大化!地植え栽培の威力

2024年1月11日

栽培を開始して約2年が経過するモンステラスケルトン。トップカットよりボトムカットの方が大きく成長。

2023年11月20日

約75センチ、11もの切れ込みが入った葉が開いたモンステラスケルトン

2023年9月7日

モンステラスケルトンを直径15cmの極太支柱へ植え替え

2023年7月6日

切れ込みの数が異常に多いモンステラスケルトンの新しい葉

2023年6月4日

切れ込み穴あきが激しくなってきたモンステラスケルトン

2023年5月25日

成長したモンステラスケルトンの葉が美しい

2023年4月5日

約6ヵ月ぶりに開いたモンステラスケルトンの新しい葉は穴多め

2023年3月14日

穴あき細葉のモンステラスケルトン

2022年10月20日

シャープな葉に成長するモンステラスケルトン

2022年9月2日

穴あき、細葉、鋭い切れ込みがとても魅力的なモンステラスケルトン

2022年7月14日

新葉が開いてから一ヶ月経過していないのにも関わらず新しい葉が開いたモンステラスケルトン

2022年6月21日

ボトムカットのモンステラスケルトンから出て来た切れ込みが入った新しい葉

2022年5月29日

モンステラスケルトンのボトムカットに新しい葉を確認

2022年5月10日

モンステラスケルトンのボトムカットの栽培を開始

モンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。

モンステラスケルトンとは?

モンステラスケルトンは、シャープな深い切れ込みの葉に復数の穴があくモンステラデリシオーサの仲間です。葉姿はスケルトンの名のごとく肋骨を連想します。成熟株は葉に穴のあくスペースがほとんど無いにも関わらず、無数の穴をあけとても迫力があります。モンステラデリシオーサの仲間だけに、葉は肉厚で丈夫な為、栽培環境が株に合えばとてもよく成長してくれます。私が育てているモンステラスケルトンは、地植え栽培で一枚の葉のサイズが約1メートルまで成長しています。また、モンステラスケルトンは、親木からの分け木のみで実生の株でスケルトンは存在しません。実生でモンステラスケルトンの名で販売されているモンステラは偽物となります。詳細については、以下のページでまとめています。

Types of Monstera

モンステラの種類