2025年2月9日(過去の栽培記録はこちら)に支柱を極太に変更すると同時に植え替えを行ったモンステラデリシオーサボルシギアナミントに新しい斑入りの葉が開きました。今回開いたは、初めて白斑が強めに入りました。新しいが開くと同時に下葉が一枚役目を終え枯れました。また真冬の寒さのせいでしょうか?葉先が枯れたもあります。この斑入りモンステラは強い株に感じていたのですが、やはり斑入りモンステラは環境の変化の大きい一般家庭では年単位で育てているとどこかしら目に付く欠点が必ず出てきます。私が斑入りモンステラを育てていて経験した欠点は、の傷み、成長不良、樹形の乱れ、斑入りの色のくすみなどです。これら欠点を気候変動の大きい日本の気候配下で抑止する為には、年間を通じて環境変化が少ない温室が準備できると良いのかもしれません。しかし、温室で育てたモンステラが増え、自ら栽培しきれなくなって、他の方々の元へと渡った場合、その行き先は環境の変化が大きい一般の家庭環境へと行く事がほとんどです。そうなると温室で育てるよりも環境の変化に対する耐性がある斑入りモンステラを見つけ出して育てた方が将来的にはよいのでは?と思いながら、斑入りモンステラを育てています。モンステラの栽培を開始した2021年時は、高額な斑入りモンステラの方が傷みにくいと、勝手に大きな勘違いをしていた時期がありました。現在は環境の変化に強い斑入りモンステラ探しながら、環境の変化に強い斑入りモンステラに育てられないか?と考えながら栽培しています。

真冬の植え替え後、約2ヵ月で新しい葉が開いた斑入りのモンステラ(2025年4月4日の様子)

寒い冬が明け、新しく開いた白斑が強い斑入りモンステラです。

本株は2024年4月8日から栽培を開始して、初めて白斑が開きました。そろそろ栽培を開始してちょうど一年となります。

新しいが開くと同時に一番古いが枯れました。こちらのが枯れた原因は、単純に役目を終えたからだと感じます。でもこんなに早く下葉が枯れたのは、初めてかも?しれません。

こちらは恐らく真冬の寒さでダメージを受けた斑入りの葉です。寒さでダメージというよりも温度湿度の急激な変化によるストレスを受けた様な気もします。

株元は発根しやすい様にシッカリと固定しています。100%有機質用土で育てていますが、ご覧の通り節間はかなり詰まっています。

新しい気根が出てきている事を確認できます。

正面から見るとボルシギアナに見えると思います。

しかし、葉柄の付け根を確認するとまだそれほど大きな株では無いのにも関わらず、フリルが確認できます。

引き続き成長に変化がありましたら、モンステラデリシオーサボルシギアナミントの栽培記録ページでご紹介致します。

モンステラデリシオーサボルシギアナミントとは?

モンステラデリシオーサボルシギアナミントの名前で購入したモンステラです。本モンステラは、モンステラデリシオーサミントブラジリアンフォーム、モンステラボルシギアナミントの名前で販売されている事もあります。一体どれが正式名称なのか?名前だけではデリシオーサの仲間なのか?ボルシギアナの仲間なのか?もよく分かりません。実際に育てているモンステラを観察してみるとボルシギアナに近い印象を受けます。どんなに成長しても葉に穴があかないタイプのモンステラの様ですが、果たして成長するとどんな姿へと変化するのか?観察していきたいと思います。葉はご覧の通り、ミント斑がとても美しいモンステラになります。

Types of Monstera

モンステラの種類