2025年7月21日(過去の栽培記録はこちら)に花芽(蕾)を確認したマンションの庭で育てているモンステラスケルトンですが、かなり花芽(蕾)が成長してきました。バナナサイズでは無く、トウモロコシサイズな巨大な花に成長しそうです。立派な花を咲かせ、重たいモンステラの実を幾つも支える為には強靭な土台が必要で、土台が強靭だと花も実も当然巨大になる事が、先行開花しているモンステラオーレアの花を見ていて思います。花芽(蕾)は大量にあるので、花粉は冷蔵、冷凍保存せず、花が咲いたらその場でモンステラスケルトンと斑入りのモンステラの人工授粉を行っていきます。

本格的に姿を現したモンステラスケルトンの花芽(蕾)(2025年8月2日)

本日撮影したモンステラスケルトンの花芽(蕾)です。

モンステラスケルトンの花芽(蕾)
モンステラスケルトンの花芽(蕾)

かなり大きく成長してきました。トウモロコシサイズです。

モンステラスケルトンの花芽(蕾)

数日後に大きな実を支える事になる極太なモンステラスケルトンの茎です。土台がとても良いので、巨大な花が咲き、巨大な実が成るはずです。左下から脇芽が出てきました。オーレアの経験上、ここからも花芽(蕾)が出ます。我が家のモンステラたちは、トップだけでなく脇芽からも花(蕾)が出てきます。

モンステラスケルトンの花芽(蕾)

モンステラスケルトンの花芽の様子を動画でも撮影しました。

二日前に咲いた斑入りのモンステラ(オーレア)の花です。既に花の役目を終えようとしています。モンステラの花を咲かせる為にはとても長い年月が必要ですが、開花および鮮度の高い交配期間は一瞬です。

この一瞬の期間中に他の株から花粉を運ばないといけないのでモンステラの交配はとても大変です。しかもマンションの庭で、希少種のモンステラスケルトンと斑入りのモンステラを同時開花させての交配です。そんな簡単には真似できないはずです。ほぼ奇跡な気がします。私にとっては運命なんだろうなって感じですけれど。

一昨日までとても瑞々しく若かったのに、一瞬にして老け込んでしまいましたが、後続の蕾が乱立しています。

モンステラオーレアの花

こちらはそろそろ開花しそうな別株の斑入りのモンステラです。緑多めの株なので、ほとんど花芽(蕾)に斑が入っていません。

モンステラオーレアの花

モンステラスケルトンと同時開花する斑入りのモンステラの花芽(蕾)の動画を撮影しました。動画には映っていませんが、ここにホワイトタイガーの花も加わります。

今年の8月は開花および交配ラッシュです。

引き続き成長に変化がありましたら、モンステラスケルトンの栽培記録を更新します。

モンステラスケルトンの栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年8月2日

本格的に姿を現したモンステラスケルトンの花芽(蕾)New!!

2025年7月27日

モンステラの交配に向け同時開花直前のモンステラスケルトンと斑入りのオーレア

2025年7月21日

モンステラスケルトンからついに花芽(蕾)が誕生

2025年6月30日

一枚の葉の長辺サイズが1メートル以上に成長したモンステラスケルトン

2025年5月25日

地植えのモンステラスケルトンや斑入りのモンステラから続々と花芽?の様な突起が展開中

2025年5月9日

葉の切れ目の数が14個に増えたモンステラスケルトンの超大株

2025年5月7日

栽培丸3年目のモンステラスケルトン、葉の変態の変遷まとめ

2025年5月4日

最上級な穴あき葉が開いたモンステラスケルトン

2025年4月1日

初めての冬越しを成功した地植えのモンステラスケルトン

2025年2月6日

半年でモンステラスケルトンが超巨大化!地植え栽培の威力

2024年1月11日

栽培を開始して約2年が経過するモンステラスケルトン。トップカットよりボトムカットの方が大きく成長。

2023年11月20日

約75センチ、11もの切れ込みが入った葉が開いたモンステラスケルトン

2023年9月7日

モンステラスケルトンを直径15cmの極太支柱へ植え替え

2023年7月6日

切れ込みの数が異常に多いモンステラスケルトンの新しい葉

2023年6月4日

切れ込み穴あきが激しくなってきたモンステラスケルトン

2023年5月25日

成長したモンステラスケルトンの葉が美しい

2023年4月5日

約6ヵ月ぶりに開いたモンステラスケルトンの新しい葉は穴多め

2023年3月14日

穴あき細葉のモンステラスケルトン

2022年10月20日

シャープな葉に成長するモンステラスケルトン

2022年9月2日

穴あき、細葉、鋭い切れ込みがとても魅力的なモンステラスケルトン

2022年7月14日

新葉が開いてから一ヶ月経過していないのにも関わらず新しい葉が開いたモンステラスケルトン

2022年6月21日

ボトムカットのモンステラスケルトンから出て来た切れ込みが入った新しい葉

2022年5月29日

モンステラスケルトンのボトムカットに新しい葉を確認

2022年5月10日

モンステラスケルトンのボトムカットの栽培を開始

モンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。

モンステラスケルトンとは?

モンステラスケルトンは、シャープな深い切れ込みの葉に復数の穴があくモンステラデリシオーサの仲間です。葉姿はスケルトンの名のごとく肋骨を連想します。成熟株は葉に穴のあくスペースがほとんど無いにも関わらず、無数の穴をあけとても迫力があります。モンステラデリシオーサの仲間だけに、葉は肉厚で丈夫な為、栽培環境が株に合えばとてもよく成長してくれます。私が育てているモンステラスケルトンは、地植え栽培で一枚の葉のサイズが約1メートルまで成長しています。また、モンステラスケルトンは、親木からの分け木のみで実生の株でスケルトンは存在しません。実生でモンステラスケルトンの名で販売されているモンステラは偽物となります。詳細については、以下のページでまとめています。

Types of Monstera

モンステラの種類