2023年4月29日(過去の栽培記録はこちら)より栽培を開始しているモンステラセブブルーミントですが、いつもは白斑の葉が開いてから、時間の経過と共に白斑がミント斑へと色が変わって変化していくのですが、今回、白斑が開かずいきなりミント斑の葉が開きました。モンステラセブブルーミントの特徴として、新しい葉が開いた時は白斑で、時間の経過と共にミント斑へと変化していくとされていますが、いきなりミント斑が開くパターンが今回観察できました。株を大きく育てていると、一般的に観測されている事とは異なる成長の様子が確認できるのかもしれません。
目次
白斑では無くミント斑が先行し始めたモンステラセブブルーミント(2023年11月19日の様子)
トップの葉は、2023年11月2日(過去の栽培記録はこちら)の栽培記録でも、「いつもですと真っ白な白斑なのですが、今回新しく開いた葉は、新しい葉が開いた時点で、いつもよりミント斑の要素が強い気がします。これから白斑に変化するのでしょうか?」といつもと雰囲気が異なる葉が開いたとご紹介させていただいたのですが、その予感が的中しました。
通常ですと白斑が先行するのに、やはり今回はミント斑が先行しました。
トップの葉は完全にミント斑です。
通常ですと下部の葉の通り、白斑が先行して時間の経過と共にミント斑へと変化していきます。
今回、いきなりミント斑の葉が開いたのですが、トップから2番目の葉は、2023年9月24日の栽培記録でご紹介させていただいた通り、ほぼ斑が入らない緑一色の葉が開きました。
斑が入らない緑一色の葉が開いた事は、白斑が開かず、いきなりミント斑が開いた事に何か影響しているのでしょうか?
ちなみに以下は茎の状態です。白斑先行で葉が開く箇所の茎には、白斑が入っています。
しかし今回ミント斑がいきなり開いた葉の茎部分を確認すると緑がかったミント斑が入っています。
この株は一株で二種類の斑が楽しめるとても面白い斑入りのモンステラです。
寒い冬の期間となりましたが屋内栽培の為、1月に新しい葉が開きました。今回開いた葉も深い切れ込みと葉に穴が開いています。詳細は以下のページにアップしました。
本ページで紹介しているモンステラボルシギアナセブブルーミントの栽培記録
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラボルシギアナの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
- 2024年8月6日 :白斑が先行し始めたモンステラセブブルーミント
- 2024年7月10日 :緑斑がとても綺麗なモンステラセブブルーミント
- 2024年5月29日 :モンステラセブブルーミント大株、約一年で高さ1メートル20センチに成長
- 2024年1月4日 :深い切れ込みと葉に穴があいたモンステラセブブルーミント
- 2023年11月19日 :突然白斑では無くミント斑が先行し始めたモンステラセブブルーミント
- 2023年11月2日 :初めて穴があいた美しい斑入りの葉が復活したモンステラセブブルーミント
- 2023年9月24日 :斑が入らない緑一色の葉が開いてきたモンステラセブブルーミント
- 2023年9月1日 :成長期に大きく成長したモンステラセブブルーミント
- 2023年7月9日 :モンステラらしく大きな葉に成長してきたセブブルーミントの新しい葉
- 2023年7月2日 :セブブルーミントのモンステラに更に斑入りの葉が開く
- 2023年5月24日 :セブブルーミントのモンステラに新しい葉が開く
- 2023年4月29日 :モンステラセブブルーミントのミッドカット苗の栽培を開始
モンステラボルシギアナの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラボルシギアナ
モンステラボルシギアナは、モンステラデリシオーサと比較すると小さ目で、同じ栽培環境下においてはデリシオーサよりも成長が早いとされています。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。日本国内では、デリシオーサの様にコンパクタ、タイコンステレーション、マクロコズムというような種類別の呼び名では無く、ハーフムーン、フルムーン、ホワイトタイガーというような斑の入り方の違いによる呼び名が付けられている事が多いです。海外では、斑入りのボルシアナ(ホワイトタイガー)を”Monstera Albo Borsigiana”の様に”アルボ”と名付けられているのをよく見かけます。私が実際に栽培しているモンステラボルシギアナについて、以下のページでご紹介いたします。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。