2023年5月3日(過去の栽培記録はこちら)より栽培を開始し、2025年6月27日(過去の栽培記録はこちら)に花芽を確認した斑入りのモンステラ(オーレア)から、黄斑が入った蕾が出てきました。温室では無く、沖縄等の南国でも無く、首都圏(湘南方面)の一般家庭(マンション)の庭で、地植え栽培された斑入りのモンステラが開花するまでの情報はネット上になかなか無いと思います。引き続きモンステラの花芽(蕾)に関する情報は、次に続きたいと思う方々の為にもなるべく詳細に栽培記録に残しておきたいと思っています。花が咲くモンステラが増える事は、大切に育てられたモンステラが増える事を意味すると思いますので。

黄斑が入ったモンステラの蕾が登場(2025年6月30日の様子)

黄斑が入った斑入りのモンステラの蕾です。薄っすらとストライプに模様が入っている事が確認できます。

モンステラの花

2025年6月27日(過去の栽培記録はこちら)に花芽を確認し、3日目で斑入りの蕾を確認しました。

モンステラの花

そして別株の斑入りのモンステラからも花芽が出てきました。上記のオーレアと以下のオーレアは、まったく同じ時期に栽培を開始した2つの株なのに、明らかに上記の株の方が成長しており花芽も大きいです。この成長の違いがどこで発生したのか?については、またどこかで詳しくまとめたいと思います。

モンステラの花

たまにYoutubeでも動画を発信して欲しいとの依頼を受ける事があるのですが、植物紹介、栽培方法紹介、店舗紹介、温室紹介みたいな単発コンテンツであればYoutubeやインスタの方が適しています。しかし年単位での長期植物栽培の記録となると独自に開発している本サイトの方が、UI(ユーザーインターフェース)含めて優れているので、引き続き本サイトで発信していきます。Youtubeやインスタもやってもよいのですが、誰でもできる動画配信やSNSよりも、誰にもできない年単位での長期植物栽培に特化したサイト開発を優先しています。モンステラ栽培も誰もが行いがちな収集(お金があれば実現可能)よりも、誰もが行う事ができない成熟や開花等(お金では買えないスキルが無くては実現不可能)を目指しがちかもです。特にモンステラ栽培は、以下のモンステラスケルトンの栽培記録にまとめた通り、モンステラ栽培のデメリットとして、花が咲くまで本気で育てると部屋に入らないほど巨大化するという点があります。開花を目指すのであれば一家に1、2株が無難というか限界だと感じます。詳細は以下のページでまとめています。

また、越冬含めたモンステラの年単位での長期地植え栽培の記録については、以下のページでまとめています。

引き続きモンステラオーレアに変化がありましたら、モンステラオーレアの栽培記録でご紹介致します。

モンステラ オーレアとは?

モンステラオーレは、モンステラボルシギアナ黄斑が入ったモンステラです。同じ黄斑モンステラでもモンステラデリシオーサに黄斑が入ったモンステラの種類イエローマリリンと呼ばれています。モンステラオーレアを実際に栽培していて感じた事は、黄斑が鮮やなオーレアほど価格が高額になりますが、黄斑が鮮やかなほど、斑入り部分が痛みやすく枯れやすいです。モンステラオーレアを植木鉢で大きく育てたい場合は、が鮮やかで高額なオーレアの購入は避けておいた方が無難だと感じます。緑が多いオーレアの方がとても育てやすいです。「が鮮やかなモンステラは環境の変化が大きい一般家庭で美しく大きく育てる事が難しい。」これは、ホワイトタイガー(アルボ)にも同じ事が言えます。

Types of Monstera

モンステラの種類