2022年2月24日(過去の栽培記録はこちら)から栽培しているモンステラスケルトンに新しい葉が開きました。一見美しい完璧な葉に見えるのですが、所々新しく開いたばかりなのにも関わらず傷があります。冬に開く葉は、開いたばかりなのにも関わらずダメージを受けている場合が多い気がします。これは冬の寒さによるダメージなのか?それとも温度や湿度の高低差によるストレスによるものなのか?それともまた何か別の原因があるのか?については不明です。モンステラを大きく育てるのはとても大変ですが、大きく綺麗な葉や、綺麗な樹形も維持しながら年単位で維持していくとなると更に大変です。高価なモンステラは、手に入れた瞬間も嬉しいのですが長い年月をかけて大切に育て立派に育った草姿を目の当たりにすると手に入れた瞬間以上の喜びのピークがやってきます。でも四季のある日本の一般家庭でモンステラを立派に美しく育てるのはとても大変だなと育てながら実感しております。

最初から傷が付いたモンステラの新しい葉が開く(2025年3月6日の様子)

新しい大きな葉が開いたモンステラスケルトンです。新しい葉は色もフレッシュでとても美しいです。

モンステラスケルトン

でもよく見ると葉に細かいダメージがあります。寒さ?温度差?湿度差?何が原因なのかは不明です。

モンステラスケルトン

モンステラは葉に穴があく観葉植物ですが、穴の数が多くなったり、穴のサイズが大きくなると、新しい葉が開いた時点で既に葉が切れてしまっている事もあります。この葉も開いた瞬間から切れてしまっていました。

モンステラスケルトン

開いた瞬間から葉が切れてしまうほど大きな穴をあけてしまうモンステラが不思議です。

株全体も撮影してみました。本株は2022年2月24日(過去の栽培記録はこちら)、トップカットの水耕栽培から開始し3年間育てた株になります。

モンステラスケルトン

モンステラを大きく成長させる為に、葉をカット(剪定)した事は一度もありません。私がモンステラを大きく育てる際に気にしているポイントについては、以下のページでまとめています。

引き続き成長に変化がありましたら、モンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録ページでご紹介致します。

モンステラスケルトンの栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年3月6日

最初から傷が付いたモンステラスケルトンの新しい葉が開くNew!!

2025年2月9日

葉っぱ2枚のトップカットから3年間育てあげたモンステラスケルトンの現在の姿

2023年7月8日

トップカットのモンステラスケルトンに約1ヶ月半ぶりに新しい葉

2023年5月24日

トップカットのモンステラスケルトンに約3ヵ月ぶりに新しい葉が開く

2023年2月15日

トップカットのモンステラスケルトンに約4ヵ月ぶりの新しい葉

2022年10月20日

シャープな葉に成長するモンステラスケルトン

2022年9月2日

穴あき、細葉、鋭い切れ込みがとても魅力的なモンステラスケルトン

2022年8月12日

トップカットから栽培したモンステラスケルトンの新しい葉が大きく開く

2022年8月7日

栽培約5ヵ月でようやく新しい葉が出て来たトップカットのモンステラスケルトン

2022年5月22日

水耕栽培(水挿し)開始3ヵ月目でようやくモンステラスケルトンの根を確認

2022年2月24日

モンステラスケルトンのトップカットを水耕栽培(水挿し)で栽培開始

モンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。

モンステラスケルトンとは?

モンステラスケルトンは、シャープな深い切れ込みの葉に復数の穴があくモンステラデリシオーサの仲間です。葉姿はスケルトンの名のごとく肋骨を連想します。成熟株は葉に穴のあくスペースがほとんど無いにも関わらず、無数の穴をあけとても迫力があります。モンステラデリシオーサの仲間だけに、葉は肉厚で丈夫な為、栽培環境が株に合えばとてもよく成長してくれます。私が育てているモンステラスケルトンは、地植え栽培で一枚の葉のサイズが約1メートルまで成長しています。また、モンステラスケルトンは、親木からの分け木のみで実生の株でスケルトンは存在しません。実生でモンステラスケルトンの名で販売されているモンステラは偽物となります。詳細については、以下のページでまとめています。

Types of Monstera

モンステラの種類