2022年2月24日(過去記事はこちら)より栽培を開始したトップカットのモンステラスケルトンにようやく一枚目の新しい葉が出て来ました。新しい葉が出て来るまで、栽培開始から約5ヵ月かかりました。2022年5月22日(過去記事はこちら)に栽培開始から約3ヵ月目でようやく根を確認する事ができました。根を確認できてから、新しい葉が開くまで2ヵ月かかりました。
目次
モンステラスケルトン鉢植えに移行(2022年8月7日の様子)
気のせいかもしれないのですが、新しい葉が出て来るまでに時間がかかった株から出て来る葉は、大きかったり、複雑な形状をしている葉が多い気がします。表に出て来るまでの間、時間をかけてエネルギーを内側に蓄積した結果、葉が大きくなっていたりするのでしょうか?
園芸関係の動画をみていると、モンステラの葉を大きくする為には古い葉を切った方がよいですとか、光合成を促進させる為にも切らない方がよいなど、専門家の方々であっても言ってる事が違うので、園芸関係の動画は一切みなくなってしまいました。
自ら栽培して育てた結果の事実で色々と判断していこうと思います。
以下の写真で向かって左側が今回新しい葉が出て来たトップカットのモンステラスケルトンです。向かって右側がボトムカットのモンステラスケルトンです。
これらのモンステラスケルトンは、ほぼ同時期に栽培を開始した同一株から2つに切り分けた株になります。
トップカットのモンステラスケルトンの栽培開始時の栽培記録は以下です。
ボトムカットのモンステラスケルトンの栽培開始時の栽培記録は以下です。
栽培当初の株と現在の株を比較すると葉の数が少ない理由は、限られたスペースで栽培している為、古い葉は切り落としてしまった為です。
ボトムカットはあらかじめ根がある為か成長がとても早く次から次へと新しい葉を展開します。ボトムカットに対してトップカットは、成長は遅いものの元々トップで開いていた葉の形状を引き継いだ葉を大きく広げます。早い成長を楽しみたいのであればボトムカット。元株のトップ葉の形状を引き継いだ形で大きな葉を求めるのであればトップカット。ゼロからリセットで栽培を開始したかったり、出来るだけ価格の安い株を手に入れたい場合はミッドカット。という選択基準になってくる気がします。この考え方はあくまで私の見解で、他の方はまた違った見方をするかもしれません。
トップカットのモンステラスケルトンも新しい葉が開きましたので成長の速度が上がるかもしれません。
こちらが今回トップカットのモンステラスケルトンから出て来た新しい葉です。少し開いただけで葉の切れ込みの深さ、葉の鋭さに穴もあいている事ができる凄い葉です。大きく広がり葉が固まった時には、どのような姿になるのかとても楽しみです。
モンステラスケルトンの新しい葉が大きく開いてきました。詳細は以下のページにアップしました。
次の栽培記録:トップカットから栽培したモンステラスケルトンの新しい葉が大きく開く
本ページで紹介しているモンステラスケルトンの栽培記録
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
- 2023年7月8日 :トップカットのモンステラスケルトンに約1ヶ月半ぶりに新しい葉
- 2023年5月24日 :トップカットのモンステラスケルトンに約3ヵ月ぶりに新しい葉が開く
- 2023年2月15日 :トップカットのモンステラスケルトンに約4ヵ月ぶりの新しい葉
- 2022年10月20日 :シャープな葉に成長するモンステラスケルトン
- 2022年9月2日 :穴あき、細葉、鋭い切れ込みがとても魅力的なモンステラスケルトン
- 2022年8月12日 :トップカットから栽培したモンステラスケルトンの新しい葉が大きく開く
- 2022年8月7日 :栽培約5ヵ月でようやく新しい葉が出て来たトップカットのモンステラスケルトン
- 2022年5月22日 :水耕栽培(水挿し)開始3ヵ月目でようやくモンステラスケルトンの根を確認
- 2022年2月24日 :モンステラスケルトンのトップカットを水耕栽培(水挿し)で栽培開始
モンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラデリシオーサスケルトン
モンステラデリシオーサスケルトンは、マクロコズムとシエラナを合わせた様な葉の形状をしているのが特長です。マクロコズムは、葉に開く穴の数が多いのが特長のモンステラデリシオーサの仲間で、シエラナは深い切れ込みに鋭く細い葉が特長のモンステラデリシオーサの仲間であると海外のサイトには説明があります。
モンステラデリシオーサ
モンステラデリシオーサのデリシオーサは、英語で「おいしい」を意味する"delicious"に由来しているとされています。これはモンステラになる実が「おいしい」という理由からです。一般に観葉植物として市場に流通しているモンステラは、モンステラデリシオーサとモンステラボルシギアナの2種類があります。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。モンステラデリシオーサは、ボルシギアナと比較して大きな葉を持ち、自然界では1メートル以上の巨大な葉を持つ場合もあります。モンステラデリシオーサには、実生株、コンパクタ、イエローマリリン、イエローモンスター、タイコンステレーション、マクロコズム、スケルトン、福助、ナローリーフ、奇形株、羅紗葉変異株、斑入りなどの種類があり、奇形をした変異株もボルシギアナよりも多く見かけます。私が実際に栽培しているモンステラデリシオーサについて、以下のページでご紹介いたします。
モンステラデリシオーサの種類
デリシオーサは、実生株、コンパクタ、イエローマリリン、イエローモンスター、タイコンステレーション、マクロコズム、スケルトン、福助、ナローリーフ、奇形株、羅紗葉変異株、斑入りなど魅力的で変わった種類があります。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。