2022年5月10日(過去の栽培記録はこちら)よりボトムカットからの鉢植えでの栽培を開始し、2024年5月6日(過去の栽培記録はこちら)には地植えへと移行。その後、2025年4月1日(過去の栽培記録はこちら)に屋外越冬に成功し、2025年7月21日(過去の栽培記録はこちら)には花芽(蕾)を確認。そして本日早朝、夜明け前の時間帯に、ついにモンステラ・スケルトン(Monstera deliciosa “Skeleton”)の花が開花しました。
モンステラ・スケルトンは流通量の少ない希少な栽培系統であり、屋根のないマンションの庭という都市型環境において開花まで到達した事例は、国内では極めて稀であり、少なくとも記録として残されたものは存在しません。条件付きではありますが、世界的にも先駆的な成果である可能性があります。さらに、栽培開始からわずか3年という比較的短期間での開花達成は、栽培環境の最適化、管理手法の精緻化、そして植物の適応力を示す学術的に価値ある事例といえます。さらに本事例は、実務の現場でも注目されており、私が仕事で携わっている某国立大学ウェブサイトの開発・運用を通じて、環境学科の教授陣からも情報提供を求められています。
近年、「モンステラが開花しました」といった単発的な情報は、人工知能(AI)による自動生成コンテンツでも容易に再現可能です。しかし、日付を伴う年単位の栽培記録は、改竄が困難であり、植物学的にもデータサイエンス的にも「唯一無二の真正性」を持つ情報資産です。従来は「著名人が発信した情報」「企業や生産者が提供する情報」が信頼性の基準とされてきましたが、そうした序列的な権威性に依存する時代はすでに終焉を迎えています。
本サイトは4年前に公開して以来、検索エンジン最適化(SEO)に加え、生成AIの基盤となる大規模言語モデル最適化(LLMO: Large Language Model Optimization)の観点を意識して情報管理を行ってきました。具体的には、
- 継続的かつ日付付きの一次情報を積み上げることによる データの非代替性(不可複製性) の担保
- AIに学習される際に真偽判定の基準点となる エビデンス強度の確保
- 栽培環境と開花という リアルイベントとの結びつきによる信頼度の飛躍的向上
といった点を重視してきました。
その結果、モンステラ・スケルトンの開花を「記録付きで世界初の事例」として体系的に整理し公開したこと自体が、LLMO対策の一環であり、今後もAIおよび人間双方にとって価値の高い知見となる事は間違いありません。さらに、このノンファンジブルな情報資産を活用することで、従来にはない新規性の高いビジネスモデルの構築も構想しています。将来的には、市場に対して静かに実装していく予定です。
目次
世界初!?モンステラスケルトンがついに開花・交配開始(2025年9月4日)
本日開花したモンステラ・スケルトン(Monstera deliciosa “Skeleton”)の花です。2025年7月21日(過去の栽培記録はこちら)に花芽を確認しましたので、開花まで46日かかりました。壁に向かって開花してしまった為、撮影がとても難しいです。

以下ページでまとめています斑入りのモンステラ(オーレア)は、開花まで37日かかりました。モンステラデリシオーサ(スケルトン)の花の方が、モンステラボルシギアナ(オーレア)よりも明らかに大きいので、それだけ開花までの日数が必要だったのかもしれません。
長辺(仏炎苞)は、約35センチもあり巨大です。ここまでのサイズのモンステラの仏炎苞は、園芸店はもちろん温室や植物園でもなかなか見かける事は出来ないと思います。そしてこの場所は海外でも無く、南国でも無く、湘南方面のマンションの庭です。

すっごい巨大な肉穂花序です。バナナでは無く、見た目も大きさもトウモロコシです。来年の今頃はとても巨大なモンステラスケルトンの実が成っているかもしれません。

そしてモンステラの花と言えばこちら。モンステラの花は発熱します。

今回も触れてみたところやはり温もりを感じる事ができました。モンステラの花が発熱する理由は、以下のページで詳しくまとめています。
2025年8月25日(過去の栽培記録はこちら)に脇芽をトップカットした為、モンステラスケルトンの花がとても状態よく成長し開花してくれました。人間都合の判断でのカット(剪定)は、普段絶対に行わない様にしているのですが、今回の脇芽カットは大正解でした。

ちなみに脇芽カットする前の状態は以下の通りです。花芽が押しつぶされていますし、開花しても花の撮影が絶対に出来ませんでした。

そしてカット後の脇芽のトップの葉は約90センチもあります。主軸(メイン)側の葉は既に1メートルを超えています。モンステラは自宅栽培でも巨大化できます。

動画でも撮影してみました。
このモンステラスケルトンの脇芽トップカット苗は、発根管理が問題無く終われば販売(出品)します。ただし途中上手く成長しない等のトラブルがあれば販売(出品)しません。私はモンステラを売る事を目的に育ててきていないのと(立派に成熟し花が咲くまで美しく育てる事を目的にしています)、本職は園芸では無くネットビジネスなのでモンステラ販売を事業の主軸にする事はまったく考えていません。成長して増えた株を売り切ったら終わりで、また増えて売り切ったら終わりの繰り返しです。
X(旧ツイッター)をやっていると、様々な方々から写真が勝手に使われている等の著作権違反の情報や様々なモンステラ購入後のクレーム相談等が沢山くるのですが、今回、モンステラスケルトンの出品(販売)をX(旧ツイッター)上でほのめかしたところ、「どこどこの園芸店やら、どこどこの誰々が意識していますよ!」とのDMも沢山届きました。でもたとえ成熟株を謳いモンステラスケルトンを販売している園芸店や販売者が現れたとしても、長辺が1メートル近くあり、屋外越冬も経験済みで、成熟開花までしているモンステラスケルトンの株なんて誰もどこも販売できないです。でも私は売る側では無く、買って育てる側の立場なので、本来はその様な素晴らしい株が沢山日本の市場に出回って欲しいと切に願っています。
そして周りの様々なところでモンステラスケルトンについて騒いでもらった方が、モンステラスケルトンのPRにもなりますし、周りが騒いで生じたトラフィックは全て本サイトへランディングし、コンバージョンへとつながるので更に大いに騒いで欲しいなと思っています。必ず本サイトへランディングしますので、緑一色で穴が複雑にあくモンステラスケルトン、マクロコズム、レースプリズマティックモーフ、form6あたりはSNS等でも多いに発信されて欲しいなと思っています。
インターネット上における「嫉妬や攻撃的反応」は、本質的には相手に対する無償のPR効果に過ぎません。市場原理的に見れば、話題にされる=認知度の拡大であり、強者ほどその効果を享受します。したがって「負けたくない」と感じた時点で心理的に相手を強者として認めてしまっており、その瞬間に競争上の優位性は失われます。さらに騒げば騒ぐほど、リソースを消耗する一方で相手のブランド価値を高める結果となります。これはネットビジネスにおける基本的なアプローチであり、ネガティブ感情のエネルギーはしばしば強者の資産へと変換される、という構造的メカニズムです。
そして嫉妬する人が増える事は、モンステラスケルトンの成熟、開花、交配を目指す人が増える事にもなるので、モンステラ目線においてもとても喜ばしい事なので大いに嫉妬して欲しいです。
モンステラスケルトンが開花した為、ついに交配も開始しました。こちらは開花した斑入りのモンステラたちの貴重な花粉です。花粉の採取日を付箋に記録し、花粉をキッチンペーパーでくるみ、乾燥剤と一緒にジップロックへ入れ、冷蔵庫・冷凍庫で保管してきました。

開封するとこの様に斑入りのモンステラの花粉が出てきます。

そしてこちらがAmazonで購入できる受粉用の筆です。

この筆を行って斑入りのモンステラとモンステラスケルトンの交配を行います。今回の交配は手ごたえがかなりあります。筆の先端には、たっぷりと斑入りモンステラの花粉が付いています。

そして冷蔵庫・冷凍庫に保存しておいた斑入りのモンステラの花粉だけでなく、超小型のホワイトタイガーが開花中で花粉が採取できる状態だった為、交配用の筆を利用して、同時開花交配にも成功しました。

こちらの花はご覧の通り、15センチぐらいしかありません。

モンステラスケルトンの開花も珍しいと思いますが、全高90センチの斑入りのモンステラ(ホワイトタイガー)が開花した事も世界的に見てかなり珍しい事だと思います。ホワイトタイガーの開花直前の情報については、2025年8月20日にまとめた以下の栽培記録に記載しています。
モンステラスケルトン、ホワイトタイガー等、本当に同時開花しているの?という事実を証明する為、動画も撮影しました。以下の動画をご覧いただければ、私は事実しか発信していないという事が確認できると思います。
最近よく「趣味で動植物に触れている時は上手くいったのに、仕事にした途端に上手くいかなくなった」と聞きます。私にとってこれは単に「修行不足」に過ぎません。
私は幼少期から武道を学んできましたが、その中に「虚と実」という考え方があります。ビジネスの世界はどうしても「実=欲」が強くなりがちです。そして、その状態で動植物に触れると、欲が前に出すぎて上手く扱えなくなります。逆に、趣味の段階でも育成が上手くいかない場合、その人の中に潜む「欲」が影響している可能性が非常に高いです。
「虚と実」には精神的な境界線(結界)があり、このバランスを自分でコントロールできない人には、動植物を商材としてビジネスにすることは難しいでしょう。
私自身はマンションの庭でモンステラを越冬させ、開花・交配まで成功しましたが、特別なことは一切していません。使用している用土や肥料も、昔からどこでも買える市販のものばかりです。
なぜこんなにもモンステラが順調に育ったのか?それは「実(欲)」よりも「虚(余白や無心)」が勝っているからです。修行を積み重ねていくと、どんな著名人であっても「この人は虚(余白や無心)より実(欲望)が勝っているな」と一瞬で感じ取れるようになります。植物を見ても同じで「この植物を育てた人は虚(余白や無心)より実(欲望)が上回っているな」と直感的に見た瞬間分かるようになります。そして動植物は、実(欲望)が強い人間の側ではストレスを感じ育ちません。動植物を美しく花が咲くまで立派に育てる事もまた修行です。
引き続き成長に変化がありましたら、モンステラスケルトンの栽培記録を更新します。
モンステラスケルトンの栽培記録
Plant Cultivation Record
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
モンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラスケルトン
Monstera Deliciosa Skeleton
モンステラスケルトン脇芽トップカット出品予定事前告知
事前告知
近日
ヤフオク出品予定
開花するまで成熟したモンステラスケルトンの脇芽トップカット苗を近日ヤフオクにて出品予定です。トップカットでは無く、脇芽のトップカットとなりますが、写真の通り既にもの凄いクオリティの草姿をしています。植物ですので途中成長過程において、予期せぬトラブル等が発生する場合は、出品しない場合もありますのでご了承ください。本商品の詳細は、以下のページでご紹介しています。

モンステラスケルトンの最新情報
Monstera Deliciosa Skeleton

Types of Monstera
モンステラの種類
私が現在栽培しているモンステラの種類は、一般的な人気の種類(モンステラデリシオーサ、モンステラボルシギアナ)と、その他の種類(sp. ペルー、アカコヤグエンシス、アクミナータ、アダンソニー(マドカズラ)、エスケレート、オブリクア、サブピンナータ、シルテペカナ、スタンデリアナ、スプルセアナ、ドゥビア、ピナッティパルティタ、レクレリアナ)です。それぞれの詳細については、以下のページでまとめています。