天津ラン・ホワイトモンスター

目次

天津ラン・ホワイトモンスターとは

天津ラン・ホワイトモンスターは、斑入りのモンステラとしてよく知られる存在です。私は一栽培者の立場ですが、実際にマンションで天津ラン・ホワイトモンスターを育ててきた経験をもとに、「育てやすいのか?育てにくいのか?」という育て方の観点で事実に基づいた記録をまとめています。本ページでは、正式な学名や表記に多少の揺れがある可能性もありますが、購入時に付されていた名称をそのまま記載していますのでご了承ください。

私が育てている株は、栽培開始当初は真っ白な葉に緑の葉脈だけが際立つ姿を見せていました。その後しばらくは緑一色に近い葉が続き、「天津ラン・ホワイトモンスター」とは分かりにくい印象を受けることもありましたが、再び真っ白な斑入り葉を展開するなど、とても不思議な変化を繰り返しています。一般的に「フルムーン」と呼ばれる全斑葉は光合成ができず株を弱らせる要因になりがちですが、この株は再び緑葉を出すため、比較的育てやすい部類に入るのではないかと感じています。なお、このような葉の移り変わりはあくまで私が育てている株の特徴であり、別の個体では異なる斑の出方を楽しめるかもしれません。最近はメリクロン株(組織培養株)も流通しているので、今後複数株を育てながら、どのような斑入りパターンが現れるのかを観察していきたいと思っています。

栽培記録に基づく信頼性

本ページでご紹介している内容は、2024年2月22日より実際に天津ラン・ホワイトモンスターを栽培し続けてきた記録に基づき、実体験を反映した信頼性の高い情報としてまとめています。以下の動画は、私が育てている天津ラン・ホワイトモンスターです。

品種紹介

天津ラン・ホワイトモンスターは、モンステラ・デリシオーサの斑入り品種のひとつで、真っ白に近い葉を展開する姿が特徴です。特に若い株では白の割合が極端に強く出ることがあり、葉脈部分だけが緑色に残る印象的な姿を見せることもあります。その一方で、成長の過程では緑一色に近い葉が続くなど、株によって変化が大きい点も栽培者を魅了する要素のひとつです。園芸的には「フルムーン」と呼ばれる全斑葉を出しやすい系統として知られていますが、その後に再び緑葉を展開して株が維持されやすい点が、他の斑入りモンステラと異なる特徴といえます。

私が栽培している天津ラン・ホワイトモンスターは、緑一色の葉、ミントの散斑、ミントの全斑(フルムーン)を交互に繰り返す株です。一方で、園芸に関わる方からは「散斑のみを繰り返す株もある」と耳にしたこともあります。ただし私は実際にそのような株を育てた経験がないため、真偽については不明です。こうした違いも含め、天津ラン・ホワイトモンスターは株ごとに異なる表情を楽しめる魅力的な品種だと感じています。

基本情報

天津ラン・ホワイトモンスターは、観葉植物としても人気の高い斑入りモンステラの系統です。一般的なデリシオーサに比べて成長が緩やかで、葉のサイズも安定しにくく、株ごとに斑の入り方が異なります。室内の明るい環境で育てやすい一方、白い部分が多い葉は光合成効率が低いため、株の体力を考慮した管理が必要です。特に全斑葉が連続すると株が弱る傾向があるため、日照管理や水やりを工夫しながらバランスを取ることが長期栽培のポイントになります。近年ではメリクロン株(組織培養株)の流通も増えており、株ごとにどのような斑のパターンを示すのかを比較しながら楽しむ愛好家も多いです。

名前の由来

「天津ラン(ホワイトモンスター)」という呼称は、園芸市場で流通する際に便宜的につけられた名称と考えられています。特定の育種家や原産地に由来する正式な学名ではなく、あくまで流通名・愛称として広まったものです。とりわけ「ホワイトモンスター」は、真っ白な葉を出しやすい特徴を端的に表したネーミングであり、実際の遺伝的系統を厳密に示すものではありません。そのため、すべての「天津ラン・ホワイトモンスター」が同一の系統株であるとは限らず、株によって葉の模様や成長傾向に違いが見られます。私は購入者の立場として、この名称に過度にこだわるよりも、実際に育てて自分が魅力を感じた株を大切にすることが重要だと考えています。

天津ラン・ホワイトモンスターの特徴

真っ白な葉を展開する特性

天津ラン・ホワイトモンスターは、全体が真っ白になる「フルムーン」と呼ばれる葉を展開することがあります。葉脈部分だけが緑に残り、それ以外は透き通るように白い姿となるのが大きな特徴です。一般的なモンステラでは見られない極端な斑の入り方で、観賞価値が高い一方、光合成効率が低いため管理には注意が必要です。

天津ラン・ホワイトモンスター

緑葉へ戻る独特の変化

フルムーンの後でも再び緑の葉を展開し、株が維持されやすい点は天津ラン・ホワイトモンスターならではです。多くの斑入りモンステラでは全斑が続くと株が弱る傾向にありますが、この品種は緑葉を出すことで体力を取り戻すため、長期栽培が比較的しやすいと感じています。私の株でも、緑一色の葉と全斑葉を交互に繰り返す姿が確認できています。

天津ラン・ホワイトモンスター

ミントの散斑が現れる株もある

天津ラン・ホワイトモンスターの中には、緑葉の中に淡いミント色の散斑が入る葉を繰り返す株もあるといわれています。私の栽培株は緑葉・散斑・フルムーンを交互に出すパターンですが、園芸関係者からは「散斑のみを繰り返す株もある」と聞いたことがあります。株ごとに個性があり、同じ名前でも表情が異なるのはこの品種の面白い点です。

天津ラン・ホワイトモンスター

メリクロン株の流通による多様性

近年はメリクロン株(組織培養株)の天津ラン・ホワイトモンスターも流通しており、株によって斑の出方に多様性が見られます。白が強く出る株、緑が優勢な株などパターンはさまざまで、複数株を育てて比較する楽しみがあります。園芸市場で「ホワイトモンスター」と呼ばれている株が必ずしも同一系統とは限らない点も、この品種を理解するうえで押さえておきたい特徴です。

天津ラン・ホワイトモンスター

天津ラン・ホワイトモンスターの仕立て方

モンステラの仕立て方には、幹立ち(幹上がり)、根立ち(根上がり)、そして支柱仕立ての3つのスタイルがあります。中でも天津ラン・ホワイトモンスターは、支柱を用いた仕立て方が最も適しているといえます。

天津ラン・ホワイトモンスターは成長力が非常に強く、登攀を続けるうちに支柱を曲げてしまうほどの力を発揮します。そのため、大型株に仕立てたい場合は、できるだけ丈夫で安定性のある支柱を使用することが重要です。

天津ラン・ホワイトモンスター

モンステラの仕立て方については、以下のページで詳しくまとめています。

天津ラン・ホワイトモンスターの育て方(水やり・光・肥料)

モンステラの光(日当たり・置き場所)

モンステラは明るい室内の間接光を好みます。直射日光に当たると葉焼けを起こすため、カーテン越しの柔らかい光が理想です。日光が不足すると斑の入りが薄くなることがあるため、十分な明るさを確保しましょう。

一般的にはこのように紹介されている事が多いですが、私の栽培環境では以下のようにしています。

  • 5月~10月(成長期):屋外で栽培し、遮光率50%の遮光ネットを使用。かなり明るい環境で育てています。遮光ネットの設置方法は、以下のページで詳しくご紹介しています。
  • 11月~4月(室内栽培):カーテンや植物育成ライトだけでは暗いため、張って剥がせる窓用フィルムを利用。室内に十分な太陽光を取り込み、明るさを確保しています。窓用フィルムの具体的内容は、以下のページで詳しくご紹介しています。

モンステラの水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。過湿は根腐れの原因になるため、鉢底の排水性が良い用土を使用することが重要です。冬場は生育が緩やかになるため、水やりを控えめにします。

一般的にはこのように紹介されることが多いですが、私の栽培環境では以下のようにしています。

  • 5月~10月(成長期)
    屋外で栽培し、5月・6月・10月は植木鉢の乾き具合を確認しながら、シャワーで株全体に水やりをしています。7月~9月の夏の盛りは、毎朝早朝にシャワーで水やりを行っています。
    一般的には「過湿は根腐れの原因」と言われますが、私の環境では成長期は常に土が湿っているくらいの頻度でも元気に育っています。
  • 11月~4月(室内栽培)
    2021年~2024年まではAmazonで購入した観葉植物用の有機質培養土を使用し、水持ちがよかったため2週間に1回ほどの水やりでした。2025年からは無機質用土へ切り替えたため、鉢を持ち上げて軽さを確認し、晴れた日に屋外でシャワーを使ってたっぷり水やりを行っています。有機質と無機質の用土の違いについては、以下のページでまとめています。

モンステラの温度・耐寒性

  • 5月~10月(成長期)
    成長期は屋外栽培の為、温度や湿度を気にすることなくモンステラを育てることができます。ただし夏の猛暑日は、遮光率50%の遮光ネットでは暑さを遮りきれず、株がヘタってしまうことがあります。特に購入したばかりで根の張りが弱いモンステラは夏の暑さに弱いため、なるべく日陰で育てるか、室内へ退避させるなどの対策を行った方が安心です。
  • 11月~4月(室内栽培)
    一般的には耐寒温度は10℃以上が目安とされていますが、私の栽培環境では15℃を下回らない環境で管理しています。温度や湿度そのものよりも、急激な温度差や乾湿差の方がモンステラにストレスを与えやすいため、栽培している部屋では暖房を付けず、24時間湿度が70%前後になる環境を維持しています。以下のページで、私がモンステラを栽培している環境の一年間を通じた温度と湿度のグラフをまとめています。

モンステラの肥料

生育期(春~夏)には、観葉植物用の液体肥料や緩効性肥料を適量与えると、葉の色や斑の鮮やかさが保たれます。冬場は生育が緩やかになるため、肥料は控えめにします。

一般的にはこのように紹介されることが多いですが、私の栽培環境では以下のようにしています。

  • 5月~10月(成長期)
    新しく購入した株を迎え入れた場合や、鉢増しで植え替えを行う際には、緩効性肥料(例:マグァンプK)を使用しています。また、成長期には速効性肥料(例:ハイポネックス原液)と活力剤(例:リキダス)も併用することで、より健全な成長を促すことができます。
  • 11月~4月(室内栽培)
    我が家の室内栽培環境は真冬でも15℃以上あるため、2~3週間に一度のペースで速効性肥料(例:ハイポネックス原液)と活力剤(例:リキダス)を与えています。寒い時期の植え替えはモンステラにストレスを与えるため行わず、そのため緩効性肥料(マグァンプK)は使用していません。

モンステラの肥料については、以下のページでまとめています。

モンステラの用土(有機質用土・無機質用土)

モンステラの用土は、大きく分けて 有機質の用土(市販の培養土)無機質の用土(自作ブレンド)、そして 有機質と無機質を組み合わせたブレンド用土(自作ブレンド) の3種類があります。

一般的には「無機質用土で育てるとコンパクトに育つ」「成長が遅くなる」といった説明を目にすることがありますが、実際に栽培してみると、成長の大小やスピードは用土よりも肥料に大きく依存していると感じます。

私は2021年にモンステラ栽培を始め、2021年~2024年までは有機質用土で育てていましたが、2025年からは無機質用土での栽培に切り替えています。

その中で感じた明らかな違いは「株の強さ」です。私の環境では、無機質用土の方が株がしっかり育つ傾向があり、現在は無機質用土を中心に使用しています。特にモンステラ栽培で大切なのは 根腐れを防ぐことと通気性の確保 であり、その点でも無機質用土は有利です。

私が実際に使用している用土の配合や詳細については、以下のページでまとめています。

モンステラの増やし方

モンステラを株分けする方法は3種類あります。一つ目は水耕栽培(水挿し)、二つ目は挿し木、三つ目は茎伏せです。いずれも茎の節から発根しやすい性質を利用しており、基本的な手順を守れば初心者でも比較的成功率の高い方法です。

一般的には「水挿しは根が弱くなる」「茎伏せは時間がかかる」といった説明を見かけますが、実際に試してみると、方法の優劣よりも適切な管理が結果を大きく左右することを実体験から感じています。

私は2021年からモンステラを栽培していますが、当初は水挿しで十分発根させ、その後は挿し木や茎伏せで増やしてきました。水挿しで十分発根させ、挿し木や茎伏せへと移行させる事で株は大きく成長します。いきなり茎伏せを行うと、失敗したり株が育たない事を何度も経験しています。

私が実際に行っている増やし方の詳しい手順や管理方法については、以下のページでまとめています。

モンステラに花を咲かせる方法

モンステラを開花まで育てるには、適切な環境と長期的な管理が欠かせません。一般的には「温室や南国でなければ花は咲かない」といった説明を見かけますが、実際に私の栽培経験では、湘南エリアのマンションの庭で地植えした株が2025年夏に開花しました。重要なのは地域ではなく、株を十分に成熟させることだと感じています。

私の経験では、まず株を地植えや大鉢でしっかり育て、根を広く張らせることが花芽形成に直結します。日当たりと風通しを確保し、厳しい冬を乗り越えた株ほど強健で、開花に至る可能性が高まります。

モンステラが花を咲かせる段階では、「花芽の初動 → 蕾 → 開花」という順序をたどりますが、この直前の変化は情報が少なく、実際に育てて観察して初めて理解できました。温暖地に限らず、関東圏でも工夫次第で開花は十分可能です。以下のページでは、実際に開花したモンステラの希少種や斑入り種の実例をもとに、モンステラの花を咲かせる方法について詳しくまとめています。モンステラの花を目指す方の参考になればと思います。

天津ラン・ホワイトモンスターに関するよくある質問

ホワイトモンスターは、根を傷付けると斑が入りやすいと聞いた事があるのですが本当ですか?

私はモンステラの専門家では無いのでご質問の内容は不明です。斑入りのモンステラは、肥料が多いとが消えやすくなるとも聞いた事があるのですが、私が栽培している天津ラン・ホワイトモンスターは、肥料を沢山与えていますが、真っ白な斑入りが開きます。

ホワイトモンスターとホワイトタイガーは別の種類のモンステラですか?

ホワイトモンスターは、モンステラデリシオーサの仲間です。ホワイトタイガーは、モンステラボルシギアナの仲間となります。モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについては、以下のページでまとめています。

天津ラン・ホワイトモンスターの栽培環境を教えていただく事はできますか?

私は天津ラン・ホワイトモンスターをごく一般的なマンションで育てています。栽培環境については、モンステラの栽培環境のページをご確認ください。

天津ラン・ホワイトモンスターを育てるのに必要な機材・用品等はありますか?

特に天津ラン・ホワイトモンスターの栽培だからと言って特別な機材や用品は使っていません。私は全てネット通販で購入できる栽培用品しか使っていません。特別な肥料や土等を使わなくても、モンステラは立派に大きく成長します。私が普段モンステラを育てる際に使っている栽培用品については、栽培用品のページをご確認ください。

天津ラン・ホワイトモンスターの栽培難易度

天津ラン・ホワイトモンスターは、真っ白な葉(フルムーン)を出す特徴をもつため、光合成効率が低く、一般的な緑葉モンステラに比べて栽培が難しい部類に入ります。白い部分が多い葉が連続すると株の体力を消耗しやすいため、管理に注意が必要です。ただし、この品種は再び緑葉を展開する性質をもつため、全斑が続いて株が弱りやすい他の斑入り品種に比べると、回復力が高く育てやすい面もあります。

園芸市場では高額で取引されていた時期もありましたが、近年は組織培養株(メリクロン株)の流通が始まり、手に取りやすい存在となりつつあります。ただし、メリクロン株は苗が非常に小さく、根の発達も不十分な状態で流通することが多いため、活着までに時間がかかるケースがあります。また、安定した斑のパターンが出るまでには数年、株全体が成熟株らしい姿になるには長期的な栽培が必要となります。そのため、天津ラン・ホワイトモンスターは「美しい斑を気長に楽しむ」ことを前提に、じっくりと向き合うタイプのモンステラといえるでしょう。

入手難易度(容易)

販売価格(比較的安価)

観葉度(高い)

育てやすさ(斑が多いと難しい)

初心者へのオススメ度

天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録

Growth Record

以下は私が栽培している天津ラン・ホワイトモンスターの栽培記録です。

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※偽物の購入にはご注意ください。

Types of Monstera

モンステラの種類