開花が近づいてきた斑入りのモンステラ(オーレア)にほぼ全斑(フルムーン)気味な斑入りの葉が開きました。緑の部分がとても多い斑入りのモンステラなのですが、突然斑の面積の方が緑を圧倒した葉が開いてきました。斑入りのモンステラは、斑の面積が広ければ広いほど成長しなくなる事を確認しているので、なるべく緑多めの株を購入して育てる様にしています。高値で掴みがちな斑が鮮やかなモンステラには、絶対に手を出さない様にしています。元々斑が鮮やか(斑の面積が大きい)なモンステラを購入してしまった後、更に全斑(フルムーン)の葉が開いてしまうと、その株は成長しないですし、斑が多すぎると切り戻すポイントすら無くなってしまいます。斑入りのモンステラは、緑多めの株を購入し、たまに斑が多めに入った葉が開いても安心となれる株選びが大切です。

開花が近づいてきた斑入りのモンステラに開いた綺麗な黄斑の葉(2025年7月2日の様子)

新しく開いた黄斑の葉です。モンステラボルシギアナになりますが、開花するまで成熟している為、とてもシッカリとした葉です。マンションの屋根の無い庭で、遮光無しで栽培している為、葉焼けがあります。

モンステラオーレア

そして現在の花芽(蕾)です。とても大きく立派な姿に成長してきました。

斑入りモンステラの花芽(蕾)
斑入りモンステラの花芽(蕾)
斑入りモンステラの花芽(蕾)
斑入りモンステラの花芽(蕾)

他の株でも花芽が付き始めているのですが、今のところこの株の花芽が一番大きいです。

モンステラに花が付くまで栽培している環境は、恵まれた温室では無く、普通のごく一般的な屋根も無いマンションの庭です。庭で地植えで越冬させ、栽培しているモンステラから誕生した花芽(蕾)になります。栽培している地域は沖縄等の南国では無く、モンステラ栽培の需要が最も高い首都圏(湘南エリア)です。

引き続きモンステラオーレアに変化がありましたら、モンステラオーレアの栽培記録でご紹介致します。

モンステラ オーレアとは?

モンステラオーレは、モンステラボルシギアナ黄斑が入ったモンステラです。同じ黄斑モンステラでもモンステラデリシオーサに黄斑が入ったモンステラの種類イエローマリリンと呼ばれています。モンステラオーレアを実際に栽培していて感じた事は、黄斑が鮮やなオーレアほど価格が高額になりますが、黄斑が鮮やかなほど、斑入り部分が痛みやすく枯れやすいです。モンステラオーレアを植木鉢で大きく育てたい場合は、が鮮やかで高額なオーレアの購入は避けておいた方が無難だと感じます。緑が多いオーレアの方がとても育てやすいです。「が鮮やかなモンステラは環境の変化が大きい一般家庭で美しく大きく育てる事が難しい。」これは、ホワイトタイガー(アルボ)にも同じ事が言えます。

Types of Monstera

モンステラの種類