モンステラスタンデリアナ(Monstera standleyana)は、別名ハネカズラとも呼ばれています。鳥の羽根に見立てて名付けられた名前です。ハネカズラは、白斑、黄斑、ハーフムーン、散斑の個体をよく見かけます。斑入りのモンステラの中でも、モンステラデリシオーサ、モンステラボルシギアナ、モンステラアダンソニー(マドカズラ)、モンステラsp. ペルー(ジェイドシャトルコック)などは高い価格で販売されていますが、これらのモンステラの種類と比較すると、ハネカズラの斑入りは、入手しやすい価格で販売されている事があります。海外でモンステラボルシギアナのホワイトタイガーのことをアルボと呼んでいますが、ハネカズラも霜降りのような散斑が入る種類の事は、Monstera standleyana 'Albo Variegata' の名で販売されているのをみかけます。
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現在栽培しているモンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)の種類
以下は私が栽培しているモンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)です。購入した当初は、白斑のハーフムーンだったのですが、成長するに連れ緑が多い散斑になってしまいました。モンステラの種類は、成熟するに連れ葉のサイズが大きくなり、葉に切れ込みが入る仲間が多いですが、モンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)は成長しても葉のサイズもほとんど変わらず、葉に切れ込みが入る事がありません。ココナッツ支柱を使って栽培すると次から次へと葉を広げながら登っていきます。続いてモンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)の特長についてご紹介致します。
モンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)の特長
モンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)の特長をまとめると以下の通りとなります。
- 成熟しても葉のサイズがほとんど変わらず葉に切れ込みが入らないモンステラ。
- モンステラの種類の中では、斑入りでも比較的安価に手に入る事ができる場合がある。
私が栽培しているモンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)の栽培記録を以下にまとめています。
モンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)の栽培記録
以下は私が栽培しているモンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)の栽培記録です。
モンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)の栽培記録を全て確認する
モンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)を栽培する際には特に特別な栽培環境は不要で、モンステラの人気種となるモンステラデリシオーサやモンステラボルシギアナなどの栽培環境があれば育ちます。私がモンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)を育てている栽培環境を以下にまとめています。
モンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)の栽培環境
私がモンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)を栽培しているモンステラの栽培環境については以下のページでご紹介しています。
上記の栽培環境でモンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)を栽培する際に利用しているモンステラの栽培用品について以下にまとめています。
モンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)の栽培用品
私がモンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)を栽培する際に利用しているモンステラの栽培用品については以下のページでご紹介しています。
モンステラスタンデリアナ(ハネカズラ)のご紹介は以上です。続いてモンステラスプルセアナについてご紹介致します。その他のモンステラの種類については、以下のページでご紹介しています。
モンステラの種類
モンステラの種類は、一般的な人気の種類(モンステラデリシオーサ、モンステラボルシギアナ)と、その他の種類(sp. ペルー、アカコヤグエンシス、アクミナータ、アダンソニー(マドカズラ)、エスケレート、オブリクア、サブピンナータ、シルテペカナ、スタンデリアナ、スプルセアナ、ドゥビア、ピンナッティパルティタ、レクレリアナ)に分けられます。更にモンステラデリシオーサの仲間は、実生株、コンパクタ、イエローマリリン、イエローモンスター、タイコンステレーション、マクロコズム、スケルトン、福助、ナローリーフ、奇形株、羅紗葉変異株と様々な種類があります。特に人気のモンステラは、斑入りのモンステラです。斑が入るモンステラの種類は、モンステラデリシオーサ、モンステラボルシギアナ、アダンソニー(マドカズラ)、sp. ペルー、レクレリアナなどです。
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