マクロコズムからコンパクタへの分類変更
2021年10月24日(過去の栽培記録はこちら)から育て続けている モンステラ・デリシオーサ・コンパクタは、不思議なことにどの葉も常に40センチ前後の大きさでまとまっています。現在育てているモンステラ・シエラナの成熟株と比べても、よりコンパクトな印象です。
モンステラは本気で栽培すると葉が1メートル近くにまで成長し、一般家庭では手に負えなくなる点がデメリットです。その点、葉が大きくなりすぎず、姿よくまとまるコンパクタは観賞価値が高く、管理もしやすいため非常に魅力的な小型のモンステラです。
私が栽培を始めた2021年頃、コンパクタは1株数万円と非常に高価でした。しかし近年では組織培養株(メリクロン株)の流通も始まり、園芸店やネット通販でもよく見かけるようになり、価格も安定してきています。ただし、安価で小さな苗は、一般家庭で成熟株に近づける為には10年以上かかるのでは?と感じます。小型苗を購入し成熟を目指す際には、長期的な栽培を楽しむ意識が大切です。
目次
葉が40センチ前後の小型で育てやすいモンステラコンパクタ(2025年9月29日の様子)
本日撮影したモンステラコンパクタです。

一枚の葉のサイズが40センチ前後で統一しています。

手のひらサイズとまではいかないのですが4年育ててもかなり小型です。手は年齢が出やすいらしいので掲載しない方がよいかな?と思ったのですが掲載しておきます。

他のデリシオーサの仲間のモンステラを鉢植えにて年単位で育てていると、以下の通りそれなりに葉が大きく成長していくのですが、このコンパクタは常に一定サイズな葉を開きます。

トップの葉です。トップの葉も40センチ前後のサイズしかありません。モンステラコンパクタも年単位で育てあげると繊細でとても美しいです。大切に栽培した人のみが楽しめる場面ですが、モンステラを年単位で美しく維持する事はとても難しいです。実際に年単位で栽培しているととてもよく分かります。

支柱の中はヤシガラもしくはベラボンのみです。

用土は無機質です。

動画も撮影してみました。
引き続き成長に変化がありましたら、モンステラデリシオーサコンパクタの栽培記録ページでご紹介致します。
モンステラコンパクタの栽培記録
Plant Cultivation Record
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサコンパクタの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
モンステラデリシオーサコンパクタの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラコンパクタ
Monstera Deliciosa Compacta

Types of Monstera
モンステラの種類
私が現在栽培しているモンステラの種類は、一般的な人気の種類(モンステラデリシオーサ、モンステラボルシギアナ)と、その他の種類(sp. ペルー、アカコヤグエンシス、アクミナータ、アダンソニー(マドカズラ)、エスケレート、オブリクア、サブピンナータ、シルテペカナ、スタンデリアナ、スプルセアナ、ドゥビア、ピナッティパルティタ、レクレリアナ)です。それぞれの詳細については、以下のページでまとめています。