目次

モンステラコンパクタとは

モンステラ・コンパクタは、しばしば「成長しても大きくならない小型のデリシオーサ」として販売されています。しかし実際に育ててみると、通常のデリシオーサよりは小型ながら、決して極端に小さいわけではありません。私が栽培している株でも、そこそこ存在感のあるサイズに成長しています。

コンパクタは、マクロコズムとよく似ており、小さな株のうちは見分けがつきにくいのが特徴です。私自身、マクロコズムとして購入した株を数年育てた結果、成熟後にコンパクタであることが判明した経験があります。そのため、フリマやオークションでは「これは本当にコンパクタなのか?」と疑いたくなる個体に出会うことも少なくありません。

また「小型モンステラ」としては、コンパクタ以外にも「スモールリーフ」「ドワーフ」「萎縮個体」などの名称で流通しているものも見かけますが、名称と実際の成長の仕方が一致しないこともあります。そのため私は複数の株を購入し、長期的に観察・記録することで、将来的にどう成長するのかを検証しています。

葉の大きさは一般的なデリシオーサのように1メートル近くまで大きくなることはなく、よりコンパクトにまとまるため、一般家庭での栽培にも適しています。

栽培記録に基づく信頼性

本ページでご紹介している内容は、2021年10月24日より実際にモンステラコンパクタを栽培し続けてきた記録に基づき、実体験を反映した信頼性の高い情報としてまとめています。以下の動画は、私が育てているモンステラコンパクタです。コンパクタの名前の通り、一枚の葉の長辺サイズが40センチ前後しかありません。

品種紹介

モンステラ・デリシオーサ・コンパクタ(Monstera deliciosa ‘Compacta’)は、モンステラ・デリシオーサの園芸系統のひとつで、小型の葉姿が特徴とされています。一般的なデリシオーサのように葉が1メートル近くにまで大きくなることは少なく、比較的コンパクトなサイズにまとまります。そのため、観葉植物として室内で楽しむのに適したデリシオーサの仲間として知られています。

ただし「極端に小さく育つ」というイメージで流通することが多いものの、実際に育てるとある程度の大きさには成長します。サイズ感としては通常のデリシオーサよりは小型ですが、完全にミニチュア化した品種ではない点に注意が必要です。なお、私が2021年10月24日より育てているコンパクタは、全ての葉が40センチ前後の葉しか開きません。

基本情報

コンパクタは、幼苗のうちはモンステラ・マクロコズムの系統と非常によく似ており、見分けがつきにくい特徴があります。実際にマクロコズムとして流通した株を数年育ててみた結果、成熟してからコンパクタであることが判明するケースもあります。逆に、コンパクタがマクロコズムとして販売されていることも珍しくありません。

市場では「コンパクタ」の他にも、「スモールリーフ」「ドワーフ」「萎縮個体」といった名前で小型のデリシオーサが出回ることがあり、実際の成長の仕方と販売名が一致しないこともあります。そのため、購入する際には母株の来歴や信頼できる栽培者から入手することが望ましいといえます。

名前の由来

品種名の「コンパクタ(Compacta)」は、その名の通り「コンパクト=小型でまとまった姿」を意味しています。通常のデリシオーサに比べて葉が小ぶりで全体が引き締まった印象を与えることから、この名称で呼ばれるようになりました。

ただし、園芸市場においては名称の使われ方がとても曖昧で、必ずしもすべての「コンパクタ」が同一系統とは限りません。品種名としては「小型性」を示す便宜的なラベルの側面も強いため、実際の成長記録や母株の特徴を確認してこそ、本来の「コンパクタ」と呼べる株かどうかが判断できます。正確には、年単位で成熟するまで栽培することで初めて「コンパクトなモンステラ」であることが確認できる場合もあります。モンステラの名称は様々で来歴が不透明な株も多いため、私は購入者の立場として、名称にこだわるよりも気に入った株を選ぶようにしています。

コンパクタの特徴

マクロコズムに似ているけれどマクロコズムほどの葉に穴があかず葉のサイズが小さい

マクロコズムの様な繊細な葉が開く事がありますが、マクロコズムほどレース状の複雑な穴があかないのと、通常のモンステラデリシオーサの仲間と比較して葉がとてもコンパクトなのが特徴です。私が2021年10月24日より栽培しているモンステラコンパクタの葉は、常に40センチ前後の葉しか開きません。

葉と葉柄の付け根にフリルがある

モンステラコンパクタは、モンステラデリシオーサの仲間です。その為、成熟し葉が大きくなるにつれ、葉と葉柄の付け根部分に強く波打つフリルが現れます。

デリシオーサの仲間の中ではコンパクトで管理が楽

モンステラコンパクタは、巨大化するモンステラデリシオーサの仲間の中では成熟してもコンパクトです。私が栽培しているコンパクタは常に葉のサイズが40センチ前後です。デリシオーサの仲間の中ではコンパクトの為、管理が楽です。

モンステラコンパクタ

流通量が多い「近年は組織培養株(メリクロン株)も流通」

近年では、モンステラ・コンパクタも組織培養によるメリクロン株が広く流通するようになりました。メリクロン株は増殖効率が高いため市場に安定的に供給されやすく、初心者から愛好家まで幅広く栽培を楽しめるようになっています。さらに、同じ系統の株を揃えられる点でも人気があります。

モンステラコンパクタの新芽が開く

コンパクタとマクロコズムの違い

コンパクタに似ている株にモンステラマクロコズムがあります。通常のモンステラデリシオーサと比較すると、どちらも葉にあく穴の数が多く見分ける事が難しいのですが、それぞれの主な違いは以下の通りです。

  • マクロコズムの方がコンパクタと比較して葉にあく穴の数が多くレース状の穴があく。
  • マクロコズムの方がコンパクタと比較して葉のサイズが大きい。

以下はマクロコズムとコンパクタの葉を比較した写真(向かって左側がコンパクタ、向かって右側がマクロコズム)です。マクロコズムの方がコンパクタよりも葉にあく穴の数が多く、穴がレース状にあいている事が確認できます。また、成熟株になるとコンパクタよりもマクロコズムの葉のサイズの方が大きくなります。

成熟したモンステラコンパクタとマクロコズムの比較(2024年8月30日撮影)

コンパクタの様に個性的なモンステラ

モンステラは斑入りも人気ですが、マクロコズムの様にシルエットが特徴的なモンステラデリシオーサの仲間がいます。中でもモンステラマクロコズム、モンステラスケルトン、モンステラシエラナはとても個性的で、大きく育てれば育てるほど、とても美しい株へと成長していきます。私が育てているモンステラマクロコズム、モンステラスケルトン、モンステラシエラナについて以下のページでご紹介しています。

マクロコズム

モンステラマクロコズム

スケルトン

シエラナ

モンステラスケルトンの仕立て方

モンステラの仕立て方には、幹立ち(幹上がり)、根立ち(根上がり)、そして支柱仕立ての3つのスタイルがあります。中でもモンステラコンパクタは、支柱を用いた仕立て方が最も適しているといえます。

コンパクタは成長力が非常に強く、登攀を続けるうちに支柱を曲げてしまうほどの力を発揮します。そのため、大型株に仕立てたい場合は、できるだけ丈夫で安定性のある支柱を使用することが重要です。

モンステラの仕立て方については、以下のページで詳しくまとめています。

モンステラコンパクタの育て方(水やり・光・肥料)

モンステラの光(日当たり・置き場所)

モンステラは明るい室内の間接光を好みます。直射日光に当たると葉焼けを起こすため、カーテン越しの柔らかい光が理想です。日光が不足すると斑の入りが薄くなることがあるため、十分な明るさを確保しましょう。

一般的にはこのように紹介されている事が多いですが、私の栽培環境では以下のようにしています。

  • 5月~10月(成長期):屋外で栽培し、遮光率50%の遮光ネットを使用。かなり明るい環境で育てています。遮光ネットの設置方法は、以下のページで詳しくご紹介しています。
  • 11月~4月(室内栽培):カーテンや植物育成ライトだけでは暗いため、張って剥がせる窓用フィルムを利用。室内に十分な太陽光を取り込み、明るさを確保しています。窓用フィルムの具体的内容は、以下のページで詳しくご紹介しています。

モンステラの水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。過湿は根腐れの原因になるため、鉢底の排水性が良い用土を使用することが重要です。冬場は生育が緩やかになるため、水やりを控えめにします。

一般的にはこのように紹介されることが多いですが、私の栽培環境では以下のようにしています。

  • 5月~10月(成長期)
    屋外で栽培し、5月・6月・10月は植木鉢の乾き具合を確認しながら、シャワーで株全体に水やりをしています。7月~9月の夏の盛りは、毎朝早朝にシャワーで水やりを行っています。
    一般的には「過湿は根腐れの原因」と言われますが、私の環境では成長期は常に土が湿っているくらいの頻度でも元気に育っています。
  • 11月~4月(室内栽培)
    2021年~2024年まではAmazonで購入した観葉植物用の有機質培養土を使用し、水持ちがよかったため2週間に1回ほどの水やりでした。2025年からは無機質用土へ切り替えたため、鉢を持ち上げて軽さを確認し、晴れた日に屋外でシャワーを使ってたっぷり水やりを行っています。有機質と無機質の用土の違いについては、以下のページでまとめています。

モンステラの温度・耐寒性

  • 5月~10月(成長期)
    成長期は屋外栽培の為、温度や湿度を気にすることなくモンステラを育てることができます。ただし夏の猛暑日は、遮光率50%の遮光ネットでは暑さを遮りきれず、株がヘタってしまうことがあります。特に購入したばかりで根の張りが弱いモンステラは夏の暑さに弱いため、なるべく日陰で育てるか、室内へ退避させるなどの対策を行った方が安心です。
  • 11月~4月(室内栽培)
    一般的には耐寒温度は10℃以上が目安とされていますが、私の栽培環境では15℃を下回らない環境で管理しています。温度や湿度そのものよりも、急激な温度差や乾湿差の方がモンステラにストレスを与えやすいため、栽培している部屋では暖房を付けず、24時間湿度が70%前後になる環境を維持しています。以下のページで、私がモンステラを栽培している環境の一年間を通じた温度と湿度のグラフをまとめています。

モンステラの肥料

生育期(春~夏)には、観葉植物用の液体肥料や緩効性肥料を適量与えると、葉の色や斑の鮮やかさが保たれます。冬場は生育が緩やかになるため、肥料は控えめにします。

一般的にはこのように紹介されることが多いですが、私の栽培環境では以下のようにしています。

  • 5月~10月(成長期)
    新しく購入した株を迎え入れた場合や、鉢増しで植え替えを行う際には、緩効性肥料(例:マグァンプK)を使用しています。また、成長期には速効性肥料(例:ハイポネックス原液)と活力剤(例:リキダス)も併用することで、より健全な成長を促すことができます。
  • 11月~4月(室内栽培)
    我が家の室内栽培環境は真冬でも15℃以上あるため、2~3週間に一度のペースで速効性肥料(例:ハイポネックス原液)と活力剤(例:リキダス)を与えています。寒い時期の植え替えはモンステラにストレスを与えるため行わず、そのため緩効性肥料(マグァンプK)は使用していません。

モンステラの肥料については、以下のページでまとめています。

モンステラの用土(有機質用土・無機質用土)

モンステラの用土は、大きく分けて 有機質の用土(市販の培養土)無機質の用土(自作ブレンド)、そして 有機質と無機質を組み合わせたブレンド用土(自作ブレンド) の3種類があります。

一般的には「無機質用土で育てるとコンパクトに育つ」「成長が遅くなる」といった説明を目にすることがありますが、実際に栽培してみると、成長の大小やスピードは用土よりも肥料に大きく依存していると感じます。

私は2021年にモンステラ栽培を始め、2021年~2024年までは有機質用土で育てていましたが、2025年からは無機質用土での栽培に切り替えています。

その中で感じた明らかな違いは「株の強さ」です。私の環境では、無機質用土の方が株がしっかり育つ傾向があり、現在は無機質用土を中心に使用しています。特にモンステラ栽培で大切なのは 根腐れを防ぐことと通気性の確保 であり、その点でも無機質用土は有利です。

私が実際に使用している用土の配合や詳細については、以下のページでまとめています。

モンステラの増やし方

モンステラを株分けする方法は3種類あります。一つ目は水耕栽培(水挿し)、二つ目は挿し木、三つ目は茎伏せです。いずれも茎の節から発根しやすい性質を利用しており、基本的な手順を守れば初心者でも比較的成功率の高い方法です。

一般的には「水挿しは根が弱くなる」「茎伏せは時間がかかる」といった説明を見かけますが、実際に試してみると、方法の優劣よりも適切な管理が結果を大きく左右することを実体験から感じています。

私は2021年からモンステラを栽培していますが、当初は水挿しで十分発根させ、その後は挿し木や茎伏せで増やしてきました。水挿しで十分発根させ、挿し木や茎伏せへと移行させる事で株は大きく成長します。いきなり茎伏せを行うと、失敗したり株が育たない事を何度も経験しています。

私が実際に行っている増やし方の詳しい手順や管理方法については、以下のページでまとめています。

モンステラに花を咲かせる方法

モンステラを開花まで育てるには、適切な環境と長期的な管理が欠かせません。一般的には「温室や南国でなければ花は咲かない」といった説明を見かけますが、実際に私の栽培経験では、湘南エリアのマンションの庭で地植えした株が2025年夏に開花しました。重要なのは地域ではなく、株を十分に成熟させることだと感じています。

私の経験では、まず株を地植えや大鉢でしっかり育て、根を広く張らせることが花芽形成に直結します。日当たりと風通しを確保し、厳しい冬を乗り越えた株ほど強健で、開花に至る可能性が高まります。

モンステラが花を咲かせる段階では、「花芽の初動 → 蕾 → 開花」という順序をたどりますが、この直前の変化は情報が少なく、実際に育てて観察して初めて理解できました。温暖地に限らず、関東圏でも工夫次第で開花は十分可能です。以下のページでは、実際に開花したモンステラの希少種や斑入り種の実例をもとに、モンステラの花を咲かせる方法について詳しくまとめています。モンステラの花を目指す方の参考になればと思います。

モンステラスケルトンに関するよくある質問

マクロコズムとコンパクタの見分け方法はありますか?

マクロコズムとモンステラコンパクタはとてもよく似ています。ある程度大きな株になってこないと見分けは付かないと思います。特に葉に切れ目がや穴が無い葉を比較してもマクロコズムとコンパクタの違いは分からないので、確実に本物を手に入れたい場合は、ある程度成熟した株を入手する事をおすすめします。葉の切れ目や穴があいた葉になってくると、マクロコズムとコンパクタの差が徐々に現れてきます。成熟前の小さなマクロコズムとコンパクタの葉の写真を以下に掲載します。

モンステラマクロコズム子株時の葉
モンステラコンパクタ子株時の葉

コンパクタは本当に大きくならないのでしょうか?

成熟したモンステラデリシオーサは、葉のサイズが1メートル近くになりますが、コンパクタは成熟してもそこまでのサイズにはなりません。モンステラデリシオーサーの仲間の中ではサイズがコンパクトです。

コンパクタとドワーフは違うのでしょうか?

モンステラコンパクタとモンステラデリシオーサのドワーフ個体は異なります。以下の写真は2022年1月17日に更新したモンステラコンパクタの栽培記録に掲載しているとても小さなモンステラコンパクタの写真です。ヒメモンステラの様な小さな株であってもシッカリと肥料を与えながら成熟するまで年単位で育てると、そこそこ大きなモンステラコンパクタへと成長します。

モンステラコンパクタの新芽が開く

しかし以下のドワーフ個体は、どんなに成熟しても小さいままとされています。

モンステラデリシオーサドワーフ個体の詳細は以下のページでまとめています。

モンステラ・コンパクタのスペルは、「Monstera deliciosa ‘Compakta’」、「Monstera deliciosa ‘Compacta’」どちらが正解でしょうか?

一般的には 「Monstera deliciosa ‘Compacta’」 の表記が海外の園芸市場や植物ショップでは広く使われています。Etsy、海外ナーセリー、アロイド関連のサイトでも「Compacta」が主流です。

一方で、「Compakta」という綴りも一部で見られます。これはラテン語の compactus(=詰まった、小型の)を意識した表記と考えられますが、信頼できる園芸ショップや学術的な資料ではほとんど「Compacta」に統一されています。

そのため、流通上の一般的な表記は「Compacta」 と認識しておくのが無難です。ただし、園芸品種名は必ずしも国際的に統一されているわけではなく、別綴りが併用される場合もあるため、購入や情報収集の際には両方の綴りを目にすることがあります。

モンステラコンパクタの株分け販売はしていますか?

私は販売よりも育てる事を専門にしている為、部屋に入らないほど大きく成長してしまった際には、販売する可能性があります。株分け販売する際には、フリマやオークションサイトからの販売では無く、本サイトから販売いたします。

組織培養株(メリクロン株)はとても小さいですが、日本の一般家庭でも育ちますでしょうか?また温室では無く寒暖差、乾湿差をダイレクトに受ける一般家庭で成熟させるとしたら何年かかりますでしょうか?

正確には販売店舗に確認をお願いします。以下は私の個人的な見解となる為、参考情報としてご確認をお願い致します。

組織培養株(メリクロン株)は、とても小さい状態で流通しますが、日本の一般家庭でも十分に育てることが可能です。斑入り株と異なり緑一色のため光合成効率が高く、丈夫で環境への適応力があります。ただし幼苗期は根量が少なく、乾燥や過湿の影響を受けやすいので、管理には注意が必要です。

一般家庭では、以下の点に気を付けると安定して成長します。

  • :直射日光は避け、明るい半日陰に置く。
  • 温度:最低10℃以上を維持するのが理想。冬の低温や乾燥に注意。
  • 湿度:過度な乾燥や蒸れを避け、風通しを確保。
  • 支柱:成長に伴い気根を活かすため、早めに支柱を設置すると草姿が整いやすい。

組織培養株(メリクロン株)の成熟までの年数

成熟までの年数は、栽培環境によって大きく変わります。

  • 温室や安定した管理下では 5〜7年程度
  • 寒暖差や乾湿差を受ける一般家庭では 7〜10年以上 かかるのが一般的です。

大株へと成熟するには長期的なスパンでの管理が必要になります。

組織培養株(メリクロン株)の葉に切れ込みが入るまでの目安

成熟株になる前でも、環境が良ければ葉に切れ込みが入り始めます。

  • 早ければ 2〜3年目頃 から小さな切れ込みや穴が出現。
  • 一般家庭では 3〜5年目以降 に切れ込みが入り始めることが多い。
  • 本格的に大きな切れ込みや穴あき葉が安定するのは 5〜7年目以降

切れ込みの出現は、光量・登攀環境(支柱の有無)・株の成長度合いに大きく影響されます。

モンステラコンパクタの栽培環境を教えていただく事はできますか?

私はモンステラコンパクタをごく一般的なマンションで育てています。栽培環境については、モンステラの栽培環境のページをご確認ください。

モンステラコンパクタを育てるのに必要な機材・用品等はありますか?

特にモンステラマクロコズムの栽培だからと言って特別な機材や用品は使っていません。私は全てネット通販で購入できる栽培用品しか使っていません。特別な肥料や土等を使わなくても、モンステラは立派に大きく成長します。私が普段モンステラを育てる際に使っている栽培用品については、栽培用品のページをご確認ください。

モンステラコンパクタの栽培難易度

モンステラ・コンパクタは、斑入り品種と異なり緑一色の葉をもつため、光合成効率が高く比較的栽培しやすいモンステラです。ネット通販でも入手しやすく、2021年頃には1株数万円と高価でしたが、2024年には価格が安定し、さらに2025年には組織培養株(メリクロン株)が流通し始めたことで、より手の届きやすい存在になりました。

ただし、組織培養株はとても小さな苗で流通することが多く、根量が少ないため定着に手間がかかる場合があります。また、葉に切れ込みが入るまでには数年、成熟株に近づくには10年以上を要するケースもあるため、安価な小さな苗を選ぶ際には、長期的な栽培を前提とした楽しみ方が必要です。

入手難易度(容易)

販売価格(安い)

観葉度

育てやすさ

初心者へのオススメ度

モンステラコンパクタの栽培記録

Growth Record

以下は私が栽培しているモンステラデリシオーサコンパクタの栽培記録です。

葉が40センチ前後の小型で育てやすいモンステラコンパクタNew!!

2021年10月24日(過去の栽培記録はこちら)から育て続けている モンステラ・デリシオーサ・コンパクタは、不思議なことにどの葉も常に40センチ前後の大きさでまとまっています。現在育てているモンステラ・シエラナの成熟株と […]

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複雑な葉が開いてきたモンステラコンパクタ

2025年3月4日(過去の栽培記録はこちら)から栽培記録の更新が止まっていたモンステラコンパクタです。無機質用土へ切り替え、室内管理をしていたところとても複雑な形状をした葉が開いてきました。モンステラ栽培を開始した202 […]

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穴多めのモンステラコンパクタに新しい葉が開く

穴多めのモンステラコンパクタに新しい葉が開いてきました。こんなに穴があいていたらモンステラマクロコズムでは無いの?と思われそうな株ですが、この株はデリシオーサの仲間でありながら、とてもコンパクトで扱いやすいサイズです。コ […]

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モンステラコンパクタ
長い年月(栽培3年4ヶ月)育てても小型なモンステラコンパクタ

2024年1月3日(過去の栽培記録はこちら)に「見栄えが悪くなったモンステラをカットせず仕立て直して整える方法」でご紹介したモンステラコンパクタ。この記事を公開してから1年1ヶ月。2021年10月24日(過去の栽培記録は […]

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モンステラコンパクタ
見栄えが悪くなったモンステラをカットせず仕立て直して整える方法

2021年10月24日(過去の栽培記録はこちら)にモンステラマクロコズムの名で購入したモンステラなのですが、やはりこちらの株はコンパクタだと思います。実際にマクロコズムとコンパクタを育てていると、コンパクタはマクロコズム […]

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マクロコズムなのかコンパクタなのか不明なモンステラ
マクロコズムの名で購入したけれどコンパクタだと思っていたモンステラにマクロコズムの様な葉が開く

マクロコズムの名前で購入し、2021年10月24日(過去の栽培記録はこちら)より栽培を開始しているモンステラなのですが、コンパクタなのでは?と思いながら2年近く栽培していたところ、マクロコズムの様な穴が沢山あいた葉が開い […]

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