オーレア
Monstera Borsigiana Yellow Variegata "AUREA"
目次
概要
Overview
モンステラオーレは、モンステラボルシギアナに黄斑が入ったモンステラです。同じ黄斑のモンステラでもモンステラデリシオーサに黄斑が入ったモンステラの種類はイエローマリリンと呼ばれています。モンステラオーレアを実際に栽培していて感じた事は、黄斑が鮮やなオーレアほど価格が高額になりますが、黄斑が鮮やかなほど、葉の斑入り部分が痛みやすく枯れやすいです。モンステラオーレアを植木鉢で大きく育てたい場合は、斑が鮮やかで高額なオーレアの購入は避けておいた方が無難だと感じます。緑が多いオーレアの方がとても育てやすいです。「斑が鮮やかなモンステラは環境の変化が大きい一般家庭で美しく大きく育てる事が難しい。」これは、ホワイトタイガー(アルボ)にも同じ事が言えます。
現在栽培しているモンステラオーレア
現在、私が栽培しているモンステラオーレアは、2021年12月1日(過去の栽培記録はこちら)より栽培している黄斑が鮮やかな株と、2023年5月3日(過去の栽培記録はこちら)より栽培している黄斑が少なく緑多めの2株となります。黄斑が鮮やかなモンステラオーレアは、トップ以外の葉が痛みやすく直ぐに枯れてしまう為、緑多めのモンステラオーレアを後に購入しました。斑入りのモンステラは、どうしても斑が鮮やかで高価な株を手に入れたくなってしまいますが、環境の変化が大きい一般家庭においては、鮮やかな斑入りのモンステラの長期維持はとても難しいと感じた為、斑が少ない緑多めのオーレアも育てています。斑が少なくても大きく育ったモンステラはとても魅力的になります。斑が鮮やかで高価だけれども、環境の変化が大きい一般家庭でモンステラオーレアを育てるのであれば、緑多めの株の方が確実に育てやすいと実際に育てていて感じます。
斑が鮮やでとても美しいオーレア
(2022年7月24日に撮影)
2021年12月1日(過去の栽培記録はこちら)より栽培を開始したトップカットのオーレアです。写真は栽培を開始して約7ヶ月後の2022年7月24日(過去の栽培記録はこちら)に撮影しました。
天芽以外の葉が枯れ始めたオーレア
(2023年1月23日に撮影)
斑が鮮やかなオーレアは、葉が痛みやすく枯れてしまいます。トップの葉が開くと、トップから2枚目の葉は必ず枯れてしまい、更に枯れが進行するとトップの葉も枯れてしまい、新芽までも枯れてしまいます。こうなると維持する事は難しく、地植えや切り戻しを行わないと救済する事は難しいです。
緑多め斑少なめのオーレア
(2023年9月11日に撮影)
斑が鮮やかなオーレアは大きく育てる事が難しい事が分かった為、緑多め斑少なめのオーレアを2023年5月3日(過去の栽培記録はこちら)より栽培を開始しました。緑の面積が多いオーレアの方が確実に育てやすく、葉も大きく成長します。
オーレアとイエローマリリンの違い
オーレアに似たモンステラで、イエローマリリンという呼び名のモンステラがいます。オーレアは、モンステラボルシギアナに黄斑が入ったモンステラになります。イエローマリリンは、モンステラデリシオーサに黄斑が入ったモンステラになります。モンステラデリシオーサとモンステラボルシギアナの違いが不明な場合は、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページをご確認下さい。以下は私が栽培しているイエローマリリンになります。
特徴
Features
モンステラオーレアの主な特徴をご紹介致します。
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斑が鮮やかだと痛みやすく枯れやすい
モンステラホワイトタイガー(アルボ)と同じく、斑が鮮やかなオーレアは痛みやすく枯れやすいです。特に環境変化が大きい一般家庭において、斑が鮮やかなモンステラオーレアを大きく育てる事は難しいと感じます。枯れの進行が早くなると、天芽が開く度に古い葉が枯れてしまいます。
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比較的入手し易い種類
モンステラオーレアは比較的入手し易い種類です。同じく黄斑でモンステラデリシオーサの仲間であるイエローマリリンは、希少価値が高く高額でオーレアよりも入手が難しいです。
FQA
モンステラオーレアについて寄せられた質問と回答
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オーレアとイエローマリリンではどちらの方が希少ですか?
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オーレアはよく見かけますが、イエローマリリンはあまり見かけません。イエローマリリンの方が希少だと思います。
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イエローマリリンとオーレアではどちらの方が丈夫ですか?
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モンステラボルシギアナよりもモンステラデリシオーサの方が葉が肉厚で丈夫です。実際に育てているとボルシギアナよりもデリシオーサの方が育てやすです。なのでオーレアよりもイエローマリリンの方が丈夫だと思います。
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オーレアとはモンステラボルシギアナに黄斑が入った株の呼び名なのでしょうか?
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海外のサイトを見ていると"Variegated Monstera Peru Aurea"という様に黄斑が入ったモンステラsp. ペルーが販売されていたり"Variegated aurea Monstera Lechleriana"という様に黄斑が入ったモンステラレクレリアナがオーレアの名が付いた名称で販売されているのを見かける事もあります。しかし一般的には、モンステラボルシギアナに黄斑が入ったモンステラをオーレアと呼ぶ様です。
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オーレアの栽培環境を教えていただく事はできますか?
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私はオーレアをごく一般的なマンションで育てています。栽培環境については、モンステラの栽培環境のページをご確認ください。
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オーレアを育てるのに必要な機材・用品等はありますか?
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特にイエローマリリンの栽培だからと言って特別な機材や用品は使っていません。私は全てネット通販で購入できる栽培用品しか使っていません。特別な肥料や土等を使わなくても、モンステラは立派に大きく成長します。私が普段モンステラを育てる際に使っている栽培用品については、栽培用品のページをご確認ください。
栽培難易度
オーレアを実際に栽培して感じた栽培難易度
オーレアは、入手時の株の状態により栽培難易度が異なります。斑が鮮やかで高額な株は、とても育てるのが難しいです。斑が鮮やかだけど、小ぶりの株は、元々高額で販売する為に暗めの場所で鮮やかな斑を維持する為に育てられている可能性があります。この様な株を高値で入手してしまい大きく育てようと思っても明るい場所に出した途端、斑入り部分が傷んで枯れてしまい大きく育てる事は出来ません。また鮮やかで大きく育っている株でも、ハウスで地植えで育てられた株も注意が必要です。環境の変化が大きい一般家庭の植木鉢では、ハウスの様に大きく育てる事は難しいです。オーレアを状態よく大きく育てたい場合は、緑多めの株を選ぶのがおすすめです。緑多めで黄斑が少なくても、大きく育ったオーレアはとても見応えがあり美しいです。オーレアを状態よく綺麗に大きく育てる秘訣は、一番最初の株選びだと思います。
斑の安定度
販売価格
観葉度
育てやすさ
初心者へのオススメ度
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栽培記録
Growth Record
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以下は私が栽培しているモンステラオーレアの栽培記録です。
※偽物の購入にはご注意ください。