モンステラの葉と茎をつなぐ部分を葉柄と呼びます。モンステラの中でも人気種であるモンステラデリシオーサとモンステラボルシギアナの葉柄は観葉植物の中でも特に長いのが特徴的です。また葉と葉柄の付け根部分にシワ(フリル)が有るか無いかで、モンステラデリシオーサなのか?モンステラボルシギアナなのか?を判別する事ができます。全ての葉に斑が入る斑入りモンステラの場合、葉柄や茎まで強い斑が入ります。私が栽培している様々なモンステラの種類から、特に個性的な葉柄をご紹介致します。
目次
モンステラの葉柄
モンステラの葉柄を斑が入っていない株と斑が入る株に分けてご紹介いたします。
斑が入っていないモンステラの葉柄
モンステラデリシオーサの葉柄
モンステラデリシオーサの葉柄です。大きく成長したデリシオーサは、葉と葉柄の付け根部分がクネクネと波状となります。大きく成長したモンステラデリシオーサだけに現れる特徴で、成熟しきっていないモンステラデリシオーサには現れません。
モンステラデリシオーサの詳細については、以下のページでまとめています。
マクロコズムの葉柄
マクロコズムとして購入したモンステラの葉柄です。まだ小さい株なので、葉と葉柄の付け根部分が波状になっていません。根本部分に株分前のマクロコズムの巨大な茎が付いています。この株が元株の様な大きな茎へと成長していく過程において、どのような葉柄が変化するのか楽しみです。
モンステラデリシオーサマクロコズムの詳細については、以下のページでまとめています。
斑が入るモンステラの葉柄
イエローモンスターの葉柄
写真1は大きく巨大に成長したイエローモンスターの葉柄です。葉と葉柄の付け根部分が、成熟したモンステラデリシオーサの特徴でもある波状となっています。写真2は茎伏せから初めて出たイエローモンスターの葉柄です。まだ成熟していない為、葉と葉柄の付け根部分が波状となっていません。共に散斑が入るイエローモンスターの為、葉柄部分に斑が入っている事が確認できます。
特に大きく成熟した斑が強く入るイエローモンスターの葉柄には、以下の通り鮮明な黄斑が入ります。
イエローモンスターの詳細については、以下のページでまとめています。
タイコンステレーションの葉柄
写真3は、綺麗な散斑が入るタイコンステレーション散り斑変異株の葉柄です。こちらも全ての葉に綺麗な斑が入るモンステラデリシオーサ(タイコンステレーション)である事から、葉柄にも斑が入っています。写真4は、タイコンステレーションの茎と葉柄の付け根部分になります。綺麗な斑が入るタイコンステレーションの為、葉柄だけでなく茎にも斑が入っている事が確認できます。
タイコンステレーションの詳細については、以下のページでまとめています。
デリシオーサ実生苗の葉柄
写真5は、葉に綺麗な黄斑が入るモンステラデリシオーサの実生苗の葉柄です。上から下まで伸びる一直線の綺麗な斑が入っている事が確認できます。写真6は、全ての葉に白斑が入るモンステラデリシオーサの実生苗の葉柄です。全ての葉柄に斑が入っているのと、茎にまで斑が入っています。
モンステラデリシオーサ実生苗の詳細については、以下のページでまとめています。
モンステラボルシギアナの葉柄
斑入りモンステラボルシギアナの葉柄です。モンステラボルシギアナは、モンステラデリシオーサと違い大きく成熟した株でも、葉と葉柄の付け根部分が波状にはなりません。写真7、8とも斑入りモンステラボルシギアナの為、葉柄部分まで斑が入っている事が確認できます。
モンステラボルシギアナの詳細については、以下のページでまとめています。
羅紗葉モンステラの葉柄
斑入りの葉が安定したモンステラの葉柄には斑が入る様に、羅紗葉が安定したモンステラの葉柄は、ゴツゴツとしたシワが入ります。以下は羅紗葉が安定したモンステラの葉柄です。葉と同じ様に凸凹としたシワが入っている事が確認できます。
羅紗葉のモンステラの詳細については、以下のページでまとめています。
モンステラの各部の名称
モンステラの各部の名称は、主に葉、葉柄、茎、節、成長点、気根、根となります。モンステラを水耕栽培(水挿し)、挿し木、茎伏せで増やす際、各部の名称を知っておく必要があります。
モンステラの各部の名称