2021年10月3日(過去記事はこちら)より水苔で栽培してきたモンステラオブリクアですが、子株がだいぶ成長してきたので、更なる成長を促す為、鉢植えに変更しようと思い水苔から掘り起こしてみました。

モンステラオブリクアの株分け(2022年7月19日の様子)

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

掘り起こした状態が以下の写真です。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

向かって左側が2021年10月3日(過去記事はこちら)より栽培している親株、向かって右側が2022年5月16日(過去記事はこちら)より成長が始まった子株です。

以下が2021年10月3日(過去記事はこちら)に親株を購入した時に撮影した写真です。非常に残念な事に、めちゃくちゃお高い値段で買ってしまいました。

高価なモンステラオブリクアを購入

2021年10月3日(過去記事はこちら)から、2022年5月16日(過去記事はこちら)までの約7ヵ月間は、以下のランナー(ツル)だけがひたすら伸びている状態でした。

モンステラオブリクアのランナー(ツル)が伸びる

モンステラオブリクアは、高温多湿を好み、好みの栽培環境ではに大きな穴を空けながらを成長させ、好みでは無い栽培環境では、ツルを伸ばして適切な栽培環境を捜すという話を以前聞いた事があります。

恐らくランナー(ツル)だけを伸ばしていた10月11月12月1月2月3月4月までの期間は自ら成長にあった環境を捜す為、ひたすらランナー(ツル)を伸ばしていたんだと思いますが、5月に入り気温湿度が一気に上昇し、モンステラオブリクアの成長にあった環境が整ってきた為、2022年5月16日(過去記事はこちら)にランナー(ツル)の先端から新を出したのだと思われます。

水苔から鉢植えに切り替える際には、に付いた水苔を出来るだけ丁寧に取り除きます。過去の経験上、モンステラ栽培の失敗事例のページに掲載しているのですが、水苔が付いた状態でへと植え替えを行ってしまうとモンステラが成長不良になってしまう事が多かったです。

恐らく、水苔よりも保水性が高く、通気性が良いですが、水苔と比較すると保水性が低く、通気性が悪い為、モンステラ水苔がふんだんに付着している状態でへ植え替えしてしまうと、は保水性が高く、通気性が悪い鉢の中で成長しなくてはならなくなってしまう為、の成長が鉢中の水苔を越えるまで、成長不良が続くのではないか?と個人的には感じています。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

7ヵ月間で伸びた親株のランナー(ツル)は子株へとつながります。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

こちらは親株のです。色が落ち、少し枯れも確認できる古いです。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

こちらは親株から伸びた子株のです。写真だと分り辛いですが、親株のと比較するとみずみずしさがあります。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

以下は子株のです。親株のと比較するとまだまだがあまりありません。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

以下は親株と子株の間をつなぐランナー(ツル)から伸びたです。子株直下のと比較すると、こちらの方がが成長しています。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

子株からは新しいがクルクルと出て来ている事が確認できます。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

本当はもう一枚があるはずだったのですが、2022年6月16日(過去記事はこちら)に害虫の被害にあってしまった為、一枚丸々食べられてしまいました。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

では株分です。親株と子株を以下の写真の通りハサミで剪定しました。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

鉢植えにした写真が以下になります。向かって左側が親株で右側が子株です。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

親株のです。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

子株のです。

モンステラオブリクアを株分けして鉢植えに変更

このの成長が楽しみです。

水苔から鉢植えに変えてから、モンステラオブリクアの成長が明らかに加速してきました。詳細は以下のページにアップしました。

次の栽培記録:水苔から鉢植えに切り替えてから明らかに成長速度が上がったモンステラオブリクア

本ページで紹介しているモンステラオブリクアの栽培記録一覧

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラオブリクアの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

モンステラオブリクアの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。

関連記事:モンステラオブリクアの栽培記録


モンステラオブリクア

モンステラオブリクア(Monstera obliqua)は、モンステラアダンソニー(マドカズラ)モンステラアクミナータモンステラエスケレートと比較するとその違いは一目瞭然で、縦長に伸びる葉に、大きく開いた穴。葉には凸凹した波の様な形状が入ります。私はこの不思議な形状の葉を眺めていると、ドクロにも見えてきてしまいます。モンステラを代表するデリシオーサボルシギアナ、他のモンステラの種類と比較しても、モンスター(オバケ)な雰囲気をとても感じてしまいます。実際に栽培しているとなんとなく爬虫類を栽培しているような感覚にもなってくる不思議な観葉植物です。オブリクアは、栽培環境の条件(温度湿度等)が良いと葉を立ち上げ、大きく穴を広げながら成長します。逆に適さない栽培環境だと、ランナー(ツル)を適した栽培環境まで伸ばし、そこで新芽を出して成長するという話を聞いた事があります。

関連記事:モンステラオブリクア

私のモンステラ

私が栽培しているモンステラの種類モンステラの栽培環境モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。

モンステラの種類

モンステラの種類

私が栽培しているモンステラの種類をご紹介します。モンステラの名称は全て購入時の名称になります。

モンステラの種類

モンステラの栽培環境

モンステラの栽培環境

私がモンステラを栽培しているマンションの栽培環境を以下のページでご紹介しています。

モンステラの栽培環境

モンステラの栽培用品

モンステラの栽培用品

私がマンションでモンステラを栽培する際、利用している栽培用品を以下のページでご紹介しています。

モンステラの栽培用品