植木鉢ではモンステラを大きく育てる事はできないですとか、モンステラを大きく育てる為には屋外地植えの必要があるなどの情報をよく見かけるのですが、果たして本当にそうなのだろうか?と思う事があります。海外の情報を見ていると植木鉢で巨大に成長するモンステラを見かけるのですが、どのモンステラにも共通しているのが支柱の有無です。支柱を使って育てているモンステラ鉢植えでも大きく成長していそうです。私自身も実際に支柱を使ってから明らかにモンステラの成長が促されたと実感しています。

支柱を登り大きく成長するモンステラ(2022年12月12日の様子)

支柱を登り大きく成長するモンステラです。上に登るにつれてが大きくなり、切れ目や穴の数が増している事が確認できます。

支柱を登り大きく成長するモンステラ

去年の11月3日(過去の栽培記録はこちら)時点では、まだ以下の写真の通りっぱ2枚だけの小さな苗だったので、この一年でだいぶ成長しました。

爽やかなライムグリーンが美しい斑入りモンステラボルシギアナ

上記の状態から現在の状態まで成長したので、地植えで無くとも植木鉢支柱を使えばモンステラを大きく育てる事ができます。

一番トップのは切れ込みの数も増え、穴の数も増えてきました。

支柱を登り大きく成長するモンステラ

こちらのモンステラ斑入り部分が少ないので、枯れる事無く綺麗に育てやすいです。

支柱を登り大きく成長するモンステラ

の汚れが目立ちますが、点々とわずかに入るが個人的には好きです。

支柱を登り大きく成長するモンステラ

もかなり太く成長してきました。モンステラのは、株元付近は細く、気根支柱をよじ登るにつれ太くなります。そして、支柱の中に入った気根から、新しいを伸ばしながらのサイズも大きく成長させていきます。なのでが伸ばせる支柱があれば、植木鉢のサイズは小さくても問題無しとなります。

支柱を登り大きく成長するモンステラ

葉柄部分が膨らみ始めたので次のが出て来るのも近そうです。

支柱を登り大きく成長するモンステラ

モンステラボルシギアナに更に新しいが開きました。詳細は以下のページにアップしました。

モンステラボルシギアナ(ホワイトタイガー)の栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラボルシギアナの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2023年5月1日

2メートルの支柱に切り替えた後のモンステラ

2023年4月30日

モンステラを2メートルの支柱に切り替える前の様子

2023年4月6日

モンステラボルシギアナが1メートルの支柱を登りきる

2023年1月4日

モンステラボルシギアナの葉を大きく成長させる方法

2022年12月12日

モンステラを大きく育てるのに支柱はかかせない

2022年11月23日

新しく開いた穴のあいたモンステラボルシギアナの葉

2022年10月16日

一年でどこまで成長する?緑多目の斑入りモンステラの栽培記録

2022年9月9日

緑が多目の斑入りモンステラ

2022年3月25日

トップカットの斑入りモンステラボルシギアナに2枚目の新しい葉が開く

2021年12月26日

水平に気根を伸ばす斑入りモンステラボルシギアナ

2021年12月14日

どんどん成長する斑入りモンステラボルシギアナの気根

2021年11月21日

斑入りモンステラボルシギアナの新しい葉っぱが開く

2021年11月11日

新芽を伸ばす斑入りモンステラボルシギアナ

2021年11月3日

爽やかなライムグリーンが美しい斑入りモンステラボルシギアナのトップカット

モンステラボルシギアナの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。

モンステラ ホワイトタイガー(アルボ)とは?

ホワイトタイガーは、モンステラボルシギアナで見かける霜降りの様な細かいが入るモンステラです。ハーフムーンの株も見かける事があります。海外ではアルボの名称で呼ばれているのを見かける事があります。上品な印象を受ける斑入りのモンステラの為、女性ファンが多いモンステラに感じます。綺麗な斑入りであるほど価格が高くなる傾向がありますが、ホワイトタイガーの白斑はとても傷みやすく枯れやすいです。生産者が育てる様な環境に変化が生じ辛い温室で地植えにて育てれば綺麗に大きく成長すると思いますが、日本の四季の変化をダイレクトに受け、冷暖房等による環境が変動しやすい一般家庭での栽培においては、綺麗に大きく年単位で長期栽培する事は難しいと感じるモンステラの種類です。一時期、白勝ちとの呼び名で白斑が強いホワイトタイガーが販売されているのをよく見かけましたが、白斑が強く出る株ほど年単位で綺麗な葉姿を維持しながら育てる事はとても困難です。ホワイトタイガーの白斑は、いずれ傷んでしまう認識の為、現在は全ての株を地植えにて栽培しています。以下のページでは、私が栽培するモンステラボルシギアナのホワイトタイガー個体をご紹介しています。