2025年2月6日(過去の栽培記録はこちら)にボトムカットから、現在は地植え栽培で約2年半で巨大に育てあげたモンステラスケルトンをご紹介いたしましたが、モンステラスケルトンはもう一株、2022年2月24日(過去の栽培記録はこちら)から約3年間育てているトップカットモンステラスケルトンも育てています。地植え栽培モンステラスケルトンは、躊躇なく爆発的に大きく育てる事を目的に育てていますが、鉢植え栽培で育てているトップカットモンステラスケルトンについては、屋内栽培を意識して有機質の用土でありながらも、肥料を控えめに与えながらコンパクトに育てています。2023年7月8日(過去の栽培記録はこちら)から栽培記録が停滞しておりましたが、約1年7ヵ月ぶりにトップカットから育て上げたモンステラスケルトンの現在の姿をご紹介致します。

トップカットから3年間育てあげたモンステラスケルトンの今の姿(2025年2月10日の様子)

2022年5月10日(過去の栽培記録はこちら)より、ボトムカットから約2年半、現在は地植え栽培で育てているモンステラスケルトンのBefore、Afterの姿は以下の通りとなります。

Before

2022年2月24日(過去の栽培記録はこちら)より、トップカットから約3年、現在は鉢植え栽培で育てているモンステラスケルトンのBefore、Afterの姿は以下の通りとなります。

Before

上記の二株は、もともと同じ一株のモンステラスケルトンボトムカットトップカットに分けた兄弟株になります。ほぼ同時期に栽培を開始した状態でも、育て方次第でここまで差がでます。

どちらの株もそうですが、カット(剪定)は一度もした事がありません。モンステラの株全体を大きく育てる為には、もしくはモンステラのを大きく育てる為には、カット(剪定)した方が大きく成長すると言われている事もあるみたいですが、自然界のモンステラは人手でカット(剪定)される事無く巨大に育っています。モンステラが大きく育つ為には、一枚でも多くので光合成をさせてあげた方が、大きく美しく育ってくれるのでは?と思いながら、モンステラスケルトンに限らず、全てのモンステラをマンションで育てています。そして実際に全ての株が大きく成長してくれています。モンステラを早く美しく大きく育てた実績とポイントは以下のページでまとめています。

地植え栽培モンステラスケルトンは、一枚ののサイズが既に1メートルまで成長していますが、屋内栽培モンステラスケルトンは、一枚ののサイズは60センチです。

真冬ですがそろそろ新しいが出てきそうです。

よく質問される支柱の中の用土は何ですか?の答えは、以下の写真をご覧いただければ確認できる様に100%Amazonで安く購入できるヤシガラのみです。特別な事は何もしていません。支柱透水管・ネトロンパイプ)の設置方法については、以下のページで詳しくまとめています。

生き物の中でも最も飼育が難しい珊瑚(ミドリイシ)を20年も育てていると、生き物を大きく美しく育てるのに環境(観葉植物の場合は特に用土)をいじりすぎる事は最も行ってはいけない事に気が付かされます。海中には地上とは異なり、もの凄い数の元素が含まれているのですが、海と同じ環境を狭い水槽内で作り出す為、ドーシングポンプを接続し、環境の変化に敏感な珊瑚(ミドリイシ)を弱らせない為に、常時不足した元素を正確に水槽内へ送り続けなくてはなりません。これに比べたらモンステラの栽培は、なんて楽なんだろうといつも思います。植物含めた陸上の生き物を上手に育てられる専門家やプロであっても、海の中の生き物は年単位で育てる事は不可能とよく言われています。

そして植木鉢の中の用土も毎度おなじみのAmazonで購入できる観葉植物の土を使っています。私の栽培環境においては、この用土以外使った事がありません。

屋内栽培で育てているモンステラスケルトンを撮影しました。南西よりの環境で育てている為、の午後の長い時間、沢山の明るい太陽光を浴びる事ができます。気温は午前よりも午後の方が高くなります。なので真冬の東よりの場所は、寒くて暗いのでなかなかモンステラは育たない事を過去確認しています。その為、私は西よりの環境でモンステラたちを育てています。以下は真冬の16時に撮影した写真です。とても明るく暖かいです。そしては一度もカット(剪定)していないので生い茂っています。美しく大きく育ったモンステラの美しいを愛でる。これこそ観葉だと思います。

モンステラスケルトン

モンステラスケルトンに新しい葉が開きました。詳細は以下のページにまとめています。

モンステラスケルトンの栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年3月6日

最初から傷が付いたモンステラスケルトンの新しい葉が開くNew!!

2025年2月9日

葉っぱ2枚のトップカットから3年間育てあげたモンステラスケルトンの現在の姿

2023年7月8日

トップカットのモンステラスケルトンに約1ヶ月半ぶりに新しい葉

2023年5月24日

トップカットのモンステラスケルトンに約3ヵ月ぶりに新しい葉が開く

2023年2月15日

トップカットのモンステラスケルトンに約4ヵ月ぶりの新しい葉

2022年10月20日

シャープな葉に成長するモンステラスケルトン

2022年9月2日

穴あき、細葉、鋭い切れ込みがとても魅力的なモンステラスケルトン

2022年8月12日

トップカットから栽培したモンステラスケルトンの新しい葉が大きく開く

2022年8月7日

栽培約5ヵ月でようやく新しい葉が出て来たトップカットのモンステラスケルトン

2022年5月22日

水耕栽培(水挿し)開始3ヵ月目でようやくモンステラスケルトンの根を確認

2022年2月24日

モンステラスケルトンのトップカットを水耕栽培(水挿し)で栽培開始

モンステラデリシオーサスケルトンの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。

モンステラスケルトンとは?

モンステラスケルトンは、シャープな深い切れ込みの葉に復数の穴があくモンステラデリシオーサの仲間です。葉姿はスケルトンの名のごとく肋骨を連想します。成熟株は葉に穴のあくスペースがほとんど無いにも関わらず、無数の穴をあけとても迫力があります。モンステラデリシオーサの仲間だけに、葉は肉厚で丈夫な為、栽培環境が株に合えばとてもよく成長してくれます。私が育てているモンステラスケルトンは、地植え栽培で一枚の葉のサイズが約1メートルまで成長しています。また、モンステラスケルトンは、親木からの分け木のみで実生の株でスケルトンは存在しません。実生でモンステラスケルトンの名で販売されているモンステラは偽物となります。詳細については、以下のページでまとめています。

Types of Monstera

モンステラの種類